プリンストン大学
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概要

1746年にニュージャージー大学として設立され、1896年に現在の名称となった。かつては男子校であったが、1969年からは男女共学となった。

ハーバード大学やイェール大学がプロテスタント清教徒会衆派にその設立がさかのぼるのに対して、プリンストン大学はプロテスタント長老派にさかのぼり、隣接する牧師養成機関であるプリンストン神学校と創立の起源を同じくしている[要出典]。

高い教育・学術水準で知られ、教壇に立った研究者には、「フェルマーの定理」を証明したことで知られるアンドリュー・ワイルズノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンノーベル文学賞を受賞したトニ・モリスンなどがいる。また国外の芸術関係者の招聘にも熱心で、日本からは作家の村上春樹が1991年から2年間滞在している[12]。(そのほか著名な関係者は後述の「出身者」項を参照)
大学ランキング

THE世界大学ランキング ─ 第6位(2024年)
[13]

THE米国内学部ランキング ─ 第8位(2024)[13]

USニュース米国内大学ランキング ─ 第1位(2024)[14]

USニューズ&ワールド・レポートが毎年行っている米国大学ランキングでは、2001年度以降20年間で18回「1位」にランキングされ、2020年度も単独で9年連続となる1位であった。

THE世界大学ランキングでも常に最上位にランクされている(2009年度と2011年度で2位となったが、それ以外の年度は1位)[15][16][17]。2020年度も単独で9年連続となる1位であった(2位ハーバード、3位イエール・MIT・コロンビア)[18]

THE世界大学ランキングの分野別では、物理科学分野で第1位を最多で獲得しており、2020年度も3年連続で単独の世界ランキング1位[19]
学生像

人種構成(2023年)[20]

白人:50.4%

アジア系:28.4%

混血:10.9%

黒人:8.9%

アメリカンインディアン/アラスカ先住民:0.9%

ジェンダー(2023年)[21]

女性:52.9%

男性:45.2%

ノンバイナリー:1.4%

批判・不祥事ウッドロー・ウィルソンスクール(SPIA, 旧WWS)

2010年代、労働省から男女間の賃金格差が生じていることを訴えられている。2012年から2014年にかけフルタイムの教授職にあった女性106人が受け取った給与が、男性教授の給与と比べて少なかったことが根拠となった。2020年、大学は女性教授に未払い分の賃金を支払うことで和解。和解は訴訟が長期にわたることによるリスクを回避するもので、和解に当たり大学が法の精神を順守していたというスタンスを変更することはなく、男女格差の責任を認めることもなかった[22]

エピソード

黒い
リスがキャンパスを駆け回っているなど、構内と周辺の自然環境が保たれており、近くの森に生息する周期ゼミが17年に一度大量発生すると、キャンパス中がセミの声に包まれるという[注釈 1]

出身者「Category:プリンストン大学出身の人物」も参照
政治家・政府関係者

ジョン・F・ケネディ-第35代アメリカ合衆国大統領(健康上の理由から中途退学しハーバード大学へ転校)

ジェイムズ・ベイカー - 第61代アメリカ合衆国国務長官


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