プリズムコート
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声 - 山崎和佳奈同高校バレー部のエースで、中学時代から都大会の有名人。パワーよりもテクニックで勝負するタイプで得意技は変化球サーブ。中学時代からノーコンで有名だったナツキとは当時からの知り合い。
横浜・セント=レミー学園
横浜のカソリック系女学院で全国大会常連校。ユニフォームはエメラルドグリーンのシャツに白線入りの深緑のブルマー。
司有紀(YUKI TUKASA)
声 - 皆口裕子同学園バレー部のエースにして四天王の一人。一見明るいがどこか影のある美少女。
大阪・通天閣商業高校
関西にある全国大会常連校。ユニフォームはオレンジと黄色のシャツにオレンジ色のブルマー。
斉藤栄江(SAKAE SAITOU)
声 - 永島由子185cmと大会選手中ナンバー1の身長を誇る大阪代表。心は広くて優しいが、勝負には厳しい。四天王の一人。
今津留高校
九州の共学校で全国大会常連校。ユニフォームは水色のシャツに白線入りの青いブルマー。
歌野晶(AKIRA UTANO)
声 - 手塚ちはるボーイッシュな外見のパワー選手。パワーは大会選手中No.1と評される四天王の一人。
神戸・竜ケ崎女学院
神戸のお嬢様校で全国大会準優勝校。ユニフォームは黒地に黄色いラインが入ったシャツとブルマー。
二階堂麗奈(RENA NIKAIDOU)
声 - 天野由梨エースにしてプライドが高く、口の悪い高飛車なお嬢様。その高圧的な態度は実力に裏付けられたものであり、自他共に認める四天王最強の少女。
北海道・富士見ヶ丘高校
北海道代表の全国大会優勝校。ユニフォームは赤と白のシャツに太い白線が入った青いスパッツ。
鮎川こずえ
声 - 篠原恵美「女子校バレー界の女王」と呼ばれる天才少女。一年の夏にインターハイを制してからは全国の目標にされる。ひょうひょうとした性格が持ち味。
ストーリー

大学バレーの名選手だった主人公は、試合中に怪我を負ってしまいバレーを続けることができなくなってしまう。その後、主人公は朝霧高校の教師となり平凡な生活を過ごしていた。ある日、同僚の中西先生に強引に頼まれ、バレー部のコーチを引き受けることになる。

基本的に、最後の夏の全国大会で優勝すればグッドエンド、優勝できないとバッドエンドになる。また、2年生の春高バレー大会で優勝をすると、最も優先度の高いV2達成を目指すシナリオになってしまい、ヒロイン個別のシナリオは強制的に終了となってしまう。
ナツキルート

全国大会で活躍したナツキの前に全日本チームの金田コーチが現れ、今すぐ全日本代表チームの練習に加わって欲しいとスカウトする。全日本への参加はナツキの夢だったが、人数が足りなくなれば朝霧高校バレーボール部は試合ができなくなってしまう。仲間を思ってナツキは金田の申し出を断るが、金田は甘いと一喝して口論となる。全国大会で優勝することを条件に提示され、ナツキは負けられない試合に挑むことになるが、全国大会には北海道の天才少女・鮎川こずえがライバルとして立ちふさがる。
真琴ルート

夏合宿で怪我をしたときに助けられて以来、監督にすっかり惚れ込んでしまうが、恥じらう乙女の真琴はなかなか告白できないでいた。意を決して告白しようとする度に運悪く邪魔が入ってしまう。そこで、全国大会で優勝したら告白しようと一大決心する。だが、全国大会では女子にモテる苦労を知る友人にしてライバルとなった怪力少女・歌野晶を打ち破らなければならない。
香純ルート

一流のバイオリニストを目指す香純は、情操を豊かにするために初めて部活動というものに参加した。他の部員に隠れてバイオリンの練習もしていたが、そのために日曜日は部活動に参加できなかった。人数割れしたバレー部は練習試合が組めず、香純に対する部員たちの不満が爆発する。どうにか和解させチームの一体感が出てきた朝霧バレー部であったが、今度は香純の父が訪れて香純を退部させると言い出す。
あかりルート

ナツキに身長と腕力で劣るあかりは、憧れと嫉妬が混在する複雑な気持ちを抱えていた。どうしてもナツキを見返したいあかりは、監督に頼み込んで必殺技を習得して全国大会に臨む。必殺技があるからと思い上がるあかりに対し、兵庫代表の二階堂麗奈は、あかりの技をやすやすと破った挙句、おチビちゃんに全国大会の舞台を踏む資格なしと罵倒する。すっかり落ち込んだあかりだったが、ナツキとの関係を修復し、二人で協力する必殺技 ジェット・スクランダー を考案する。新必殺技を引っさげ、あかりは再び麗奈に立ち向かう。
早苗ルート

バレーボールの経験も才能もあるが、心臓に病を抱えていて激しい運動ができない早苗。手術をすれば治る代わりにバレーボールは出来なくなってしまう。仲間のためと手術を先延ばしにして全国大会まで勝ち進んだ早苗だったが、例年以上の猛暑に加え激闘続きという最悪のコンディションの中、早苗の体調は遂に限界の一歩手前にまで達してしまう。早苗の危機を悟ったライバルの斉藤栄江は、一刻も早く朝霧高校を敗退させるため、心を鬼にして朝霧の弱点となった早苗に全力で打ち込んでくる。
理央ルート

バレーボール経験者に見えるも、己の過去については口を噤み、チームとの協調性を欠く言動を取り続ける理央。頻繁に練習を無断欠席するために他の部員(特に香純)との関係も悪化。そんな中、かつての理央を知る司有紀が主人公の元に訪れ、理央の悲しい過去を打ち明ける。かつて所属していた強豪チームでエースだった理央は、彼女の技量と才能を妬んだチームメンバーたちに嫌がらせを受けて孤立、自主退部に追い込まれていた。以来、チームというものを信じられず一人で戦う理央の実情を知った主人公は一計を案じ、チームの良き女房役である早苗に声をかけるのだった。
主なスタッフ

エグゼクティブプロデューサー - 市原敬雄、菅原泉、上田順

プロデューサー - 河又敏哉

ディレクター - 成沢正之

企画・脚本 - 神無月

キャラクターデザイン -
中嶋敦子

作画監督 - 岡達也

製作・販売 - 株式会社富士通パソコンシステムズ

ノベライズ

『プリズムコート:きらめきの乙女たち』山田健一・著、山本まるみ・挿画(Zノベルズシリーズ、株式会社ゼスト、1998年3月30日)
ISBN 4-88377-008-7

脚注[脚注の使い方]^ 電撃PlayStation Vol.62. 主婦の友社. (1997年12月26日). p. 22 
^ 電撃PlayStation Vol.54. 主婦の友社. (1997年9月12日). p. 14,15 
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