プラド美術館
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

フランドル絵画については、その写実主義がカール5世以降のスペイン歴代の王の好みに合ったことに加え、スペイン王室がフランドルを領有しており、16世紀から17世紀にわたる代表的な画家の傑作を多数、集めた[26][注釈 6]。中でもフェリペ4世が収集した90点を超すルーベンスの作品は『三美神』など代表的な作品が揃い、世界随一である。またフェリペ2世が愛好したヒエロニムス・ボスの『快楽の園』は、プラド美術館のみならず西洋絵画史上の代表作の一つである。

重要作

ロベルト・カンピン:『聖母の結婚』、『ウェルル祭壇画

ヤン・ファン・エイク工房: 『生命の泉

ロヒール・ファン・デル・ウェイデン:『十字架降下』、『デュランの聖母

ディルク・ボウツ:『聖母の生涯の三連祭壇画

ハンス・メムリンク:『東方三博士の礼拝』、『聖母子と天使』

ヒエロニムス・ボス:『快楽の園』、『七つの大罪と四終』、『乾草車』、『東方三博士の礼拝』、『聖アントニウスの誘惑』、『愚者の石の切除

ヘラルト・ダヴィト:『エジプトへの逃避途上の休息

クエンティン・マサイス:『エッケ・ホモ』

ヨアヒム・パティニール:『ステュクス川を渡るカロンのいる風景』、『聖ヒエロニムスのいる風景』、『聖アントニウスの誘惑

ピーテル・ブリューゲル:『死の勝利』、『聖マルティンのワイン祭り


アントニス・モル:『メアリー1世の肖像

ヤン・ブリューゲル (父):『五感の寓意』連作

ピーテル・パウル・ルーベンス:『聖ゲオルギウスと竜』、『レルマ公騎馬像』、『東方三博士の礼拝』、『三美神』、『天の川の誕生』、『オルペウスとエウリュディケ』、『パリスの審判』、『愛の園』、『神話の人物と農民の踊り』


アンソニー・ヴァン・ダイク:『荊冠のキリスト』、『キリストの捕縛』、『サテュロスに驚くディアナとニンフ』、『エンディミオン・ポーター卿と画家』

ヤーコブ・ヨルダーンス:『画家の家族』

ダーフィット・テニールス (子):『ブリュッセルの画廊における大公レオポルト・ヴィルヘルム

ギャラリー

著名な絵画[24]

ロベルト・カンピンウェルル祭壇画』(1435-1438年頃)

ハンス・メムリンク東方三博士の礼拝』(1479-1480年頃)

ヘラルト・ダヴィトエジプト逃避途上の休息』 (1515年頃)

ヨアヒム・パティニールステュクス川を渡るカロンのいる風景』(1520-1524年)

ピーテル・ブリューゲル聖マルティンのワイン祭り』 (1566-1567年)

ヤン・ブリューゲル (父)ピーテル・パウル・ルーベンス『視覚の寓意』(1617年)

アンソニー・ヴァン・ダイクキリストの捕縛』(1618-1620年)

ヤーコブ・ヨルダーンス『画家の家族』(1621-1622年)

ピーテル・パウル・ルーベンス三美神』(1635年頃)

イタリア絵画フラ・アンジェリコ受胎告知』(1425年頃)ラファエロ・サンティ枢機卿の肖像』(1510-1511年)ティツィアーノ・ヴェチェッリオカール5世騎馬像』(1548年)ティントレット弟子の足を洗うキリスト』(1548-1549年)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:113 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef