プライマル・スクリーム
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キリング・ジョークのユースをプロデューサーに迎えたアルバムは、原曲を書くのに4、5ヶ月、リハーサルに2、3ヶ月、レコーディングに2ヶ月弱という短期間で完成に至った[57]。ギレスピーは「基本的なパートは4、5日で15曲録り終えた」と話した。作中「ウェン・ザ・ボム・ドロップス」では、エコー&ザ・バニーメンのウィル・サージェントが個性的なギターを披露している[57]。先行シングル「カントリー・ガール」は2005年のフジ・ロック・フェスティバルで初披露され[57]、チャート5位を記録するヒットシングルとなった。アルバム発売前、ヤングは健康上の問題からバンドを離れ、リトル・バーリーのバーリー・カドガンが代役に納まった。

2008年7月、Bユニークへのレーベル移籍後第1弾となるアルバム『ビューティフル・フューチャー』を発表。同年のフジロック・フェスティバルでは忌野清志郎が癌の再発の為に急遽出演をキャンセルしたため、出演が予定されていた2日目に続き3日目にはヘッドライナーとして代役を務めた[58]

2011年は『スクリーマデリカ』のオリジナル盤発売から20周年となり、リマスター音源やボックスセットが発売された[59]。一連のリリースに伴い、2010年末から2011年初頭にかけ、イギリス、オセアニアを回る記念ツアーが開催された[60]。同年、マニがザ・ストーン・ローゼズ再結成のため脱退したのに伴い、デビー・グッギ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)がサポート・ベーシストを務めた後、2012年に無名の新人シモーヌ・バトラーが加入した[61]
モア・ライト

2013年、イグニッション・レコードから5年ぶりのスタジオ・アルバム『モア・ライト』がリリースされた。同アルバムではジェイソン・フォークナー(元ジェリーフィッシュ)が大部分の曲でベースを弾いた[62]
カオスモシス

2016年、3年ぶりとなるスタジオ・アルバム『カオスモシス』がリリースされた。前作に続き、ジェイソン・フォークナーが参加している他、ハイムスカイ・フェレイラなどがゲスト参加している。[63]
ディスコグラフィー詳細は「プライマル・スクリームの作品」を参照

ソニック・フラワー・グルーヴ - Sonic Flower Groove (1987年)

プライマル・スクリーム - Primal Scream (1989年)

スクリーマデリカ - Screamadelica (1991年)

ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ - Give Out But Don't Give Up (1994年)

バニシング・ポイント - Vanishing Point (1997年)

エコー・デック - Echo Dek (1997年)

XTRMNTR (2000年)

イーヴル・ヒート - Evil Heat (2002年)

ライオット・シティ・ブルース - Riot City Blues (2006年)

ビューティフル・フューチャー - Beautiful Future (2008年)

モア・ライト - More Light (2013年)

カオスモシス - Chaosmosis (2016年)

メンバー

年アルバム人名
1984
[64]

ア・ブルー・アルバム


ボビー・ギレスピー(Bobby Gillespie、ボーカル、1962年6月22日 - )

ジム・ビーティ(Jim Beatie、ギター)

1984-1986
[64]

オール・フォール・ダウン*

クリスタル・クレッセント*


ボビー・ギレスピー

ジム・ビーティ

ロバート・ヤング(Robert Young、ベース)

ポール・ハート(Paul Harte、ギター、1985-86)

マーティン・セイント=ジョン(Mrtin St.John、タンバリン)

トム・マクガーク(Tom McGurk、ドラム)

1986-1987
[64]

ソニック・フラワー・グルーヴ


ボビー・ギレスピー

ジム・ビーティ

アンドリュー・イネス(Andrew Innes、ギター、1987-、1962年5月16日 - )

ロバート・ヤング

スチュアート・レイ(Stuart Ray、ギター)

マーティン・セイント=ジョン


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