ルターは、ギリシア語のプシュケーをつねに「いのち」と訳していたという[10]。
脚注
注釈^ なお、息という意味から《生きること》や《いのち》までも派生するようになったのは何も古代ギリシャ語に限らない。日本語でも、「いき(息)」という言葉が活用(語形変化)して「いき-る(生きる)」という言葉が成立したのである[2][3]。また「いのち」という言葉の語源に関する説は(説がひとつに定まっているわけではなく確定的な説は無いものの)「い(息)のうち」という意味・表現から生じたという説[4]、あるいは「息のち(力)」から生じた、とする説[5]が主たるもので、いずれにせよ日本語でも一般的に「いのち」は「息」から派生した言葉だと判断されているのである。
出典^ a b 『ブリタニカ国際大百科事典』第11巻、【生物学】p.220
^ 『日本語語源大辞典』2005
^ 『大言海』1932年
^ 大言海、日本語源辞典
^ 語源由来辞典
典拠管理データベース: 国立図書館
ドイツ