1985年(昭和60年)4月1日から『おかあさんといっしょ』の再放送チャンネルが教育テレビに移動し[13]、その時に放送中だった次作『にこにこ、ぷん』は本放送は総合テレビ[14]、再放送は教育テレビで放送されることとなった。そのため本作は全話、総合テレビでのみおよび元号が昭和の内に放送された最後の人形劇である[7]。 ブンブン、つね吉、ごじゃえもん(放送開始当初はおしらせどり)の3匹(正確には2匹と1羽)が繰り広げる楽しい話。 毎回つね吉は、ブンブンとごじゃえもんをうまく口車に乗せて、自分だけいい目を見ようとするが[要説明]、いつも最後はごじゃえもんの反撃を受ける。 本作放送開始と同時に輪島直幸と瀬戸口清文以外の出演者が全員交代。3年間の放送期間のうち、メンバー変更は1981年(昭和56年)の1回のみで、初代身体表現のおねえさんの馮智英が加入した。なお、本作放送中一切変動が無いメンバーは、1974年(昭和49年)から参加している8代目たいそうのおにいさんの瀬戸口清文の1人である。 後述のブンブンホイを含め全曲、作詞・舟崎克彦、作曲・越部信義 公演タイトル出演者(一部を除く)
あらすじ
キャスト
ブンブン・イザトナルトブン
声 - 小原乃梨子[15]主人公。レッサーパンダの男の子。4歳。一人称は「僕」で、立ち位置は中央。素直でおっとりとしていて極度のマイペース。その名の通り、いざとなると「ブン」と呼ばれる。各キャラクター共、絵描き歌があった。マイペースだが、努力家でもある。
いなりやま・つね吉[注釈 3]
声 - 山田康雄[15]キツネの男の子。5歳。語尾に「ワイワイ」とつけて喋る。疑問文の語尾には「そらむし」をつける。口癖は「だってばさってば」「あたりき」「この世の中でタダなものは空気だけなのよね」。一人称は基本「あたし」だが、まれに「俺様」を使うこともある。立ち位置は左。物知りでちょっとずる賢い。面倒くさがり屋で、しっぽを箒代わりにして掃除をする。いじめっ子だが義理と人情には厚い。また、食いしん坊で、トカゲの死体を乾燥バナナと勘違いして食べたこともある。つね吉が何かを提案したとき、ごじゃえもんがぼけたことを言って、つね吉に「頭悪い」とつっこまれ、ブンブンが正解を言って、つね吉に「頭良い」と褒められるのが落ちである。当時、番組内で「コンコンクシャンのうた」が歌われた時には彼のことも歌詞に含まれ、客演してオーバーアクションを演じていた。
ごじゃえもん
声 - 肝付兼太[15]おしらせどりの男の子。3歳。語尾に「ごじゃる」や「ごじゃえもん」とつけて喋る。一人称は「あたい」で、立ち位置は右。おしらせどりはくちばしが拡声器の形をしていて、背中にゼンマイの螺巻があり、ゼンマイがきれると動きが鈍くなる。事件が起こると「大変でごじゃる、大変でごじゃる」と騒ぐ。ゼンマイを逆に巻くと「てけすた。てけすた。」(てけすたは助けての逆読み)と言いながら後ずさりする。当初はおしらせどりの名で呼ばれていたが、一般公募でごじゃえもんの名で呼ばれるようになる。
共演者
輪島直幸(司会のおにいさん、1979年4月2日 - 1981年4月3日)
瀬戸口清文(8代目たいそうのおにいさん、1979年4月2日 - 1982年3月)
宮内良(4代目うたのおにいさん、1979年4月2日 - 1981年4月3日)
奈々瀬ひとみ(13代目うたのおねえさん、1979年4月2日 - 1981年4月3日)
かしわ哲(5代目うたのおにいさん、1981年4月5日 - 1982年3月)
林アキラ(5代目うたのおにいさん、1981年4月5日 - 1982年3月)
しゅうさえこ(14代目うたのおねえさん、1981年4月5日 - 1982年3月)
馮智英(初代身体表現のおねえさん、1981年4月5日 - 1982年3月)
スタッフ
企画 - NHKエデュケーショナル
原作 - 舟崎克彦
人形製作 - 岡部久義
小道具 - 上田順一
音楽 - 越部信義
振付 - 坂上道之助、城戸政道
制作・著作 - NHK
音楽
オープニングテーマ
「ブンブンたいむ」[16]
作詞:舟崎克彦 / 作曲:越部信義 / 歌:ブンブン、コロンビアゆりかご会この歌が発表された正確な時期は不明だが、歌詞の内容からおしらせどりがごじゃえもんと名付けられた後になるため、放送開始当初はオープニングがなかった。
挿入歌
「ブンブンマーチ」
歌:ブンブン
「つねんぱNo.1」
歌:つね吉
「ごじゃえもんロック」
歌:ごじゃえもん
ファミリーコンサート
1989年おかあさんといっしょ30年坂田おさむ、神崎ゆう子、馮智英、天野勝弘
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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