ブレードランナー_2049
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スコットは、この映画を「続編になる可能性がある」と述べたが、以前のキャストなしには「脚本家は完成させることはできなかっただろう」とも述べた[22]。2012年2月6日、コソーヴは次のように述べた。「フォードが続編に参加するかどうか議論があったことは間違いありません。断っておくが、我々がリドリーとやろうとしていることは、ストーリーの背骨を壊そうとする苦労の多いプロセスなのです。この映画の配役は現時点では全く考えていません」[23]。2012年10月、スコットは続編の可能性について質問されたとき、「それはうわさではない。今起きていることなのだ。フォードと?まだわからない。彼は年を取りすぎたか?そうだね、彼はネクサス6型だったので、あとどれくらい生きられるかは不明だ。今の段階で言えるのはそれだけだ。」と冗談交じりに答えた[24]

2014年11月、スコットは製作総指揮に回る事を発表した。撮影は同年後半から2015年に始まり、フォードは続編の「第3幕」にしか現れないだろうと述べた[25]。2015年2月26日、監督にドゥニ・ヴィルヌーヴを起用すること、脚本・原案としてハンプトン・ファンチャーが再び参加、フォードも再演することが発表された[26]。8月18日、制作のヨーキンが死去、代役として妻のシンシア・サイクス(英語版)が就任した。
プリプロダクション

2015年4月16日、 ライアン・ゴズリングと出演の交渉を開始した[27]。彼は2015年11月、ヴィルヌーヴと撮影監督ロジャー・ディーキンスの参加を条件に、出演を受けることを発表した[28]。ディーキンスは2016年5月20日に撮影監督として雇われた[29]。主な撮影は7月に開始され、 アメリカ国内での配給をワーナー・ブラザースが、 海外での配給をソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが行うことが決まった[30]。2016年2月18日、公開日が2018年1月12日と発表された[31]

2016年3月31日、ロビン・ライトが出演について最終的な交渉に入った[32]。4月2日、デイヴ・バウティスタは自身のツイッターにて、ユニコーンの折り紙を持った写真を掲載し、映画への出演を示唆した[33]。バウティスタとライトは4月4日にキャストに決定し、7月の撮影開始が確定した[34]。2016年4月下旬、公開日が2017年10月6日に繰り上がり[35]アナ・デ・アルマスシルヴィア・フークスがキャストに加わった[36][37]。2016年5月、カーラ・ジュリの出演が決まった[38]。6月、マッケンジー・デイヴィスバーカッド・アブディの出演が決まった[39][40]。7月、デヴィッド・ダストマルチャンヒアム・アッバスレニー・ジェームズがキャストに加わった[41][42]。8月、ジャレッド・レトの出演が決まった。ヴィルヌーヴはデヴィッド・ボウイも出演させようと考えていたが、制作が始まる前に死去したため、断念された[43][44]。2017年3月、エドワード・ジェームズ・オルモスは、ガフとして再び出演したことを認めた[45]

2015年のトロント国際映画祭でインタビューを受けたヴィルヌーヴは、デッカードが人間であるかレプリカントであるかという疑問について、プロット上はあいまいだと述べていた[46]。ヴィルヌーヴは、この映画は前作から数十年後の設定で、「ロサンゼルスが再び舞台となり、地球の雰囲気は異なるだろう。気候は過酷で、海、雨、雪はすべて有毒になる」と述べた[47]
撮影

主要撮影は、ハンガリーブダペストで2016年7月から11月にかけて行われた[48][49][50]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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