金融業もさかんである。また、ガルダ湖やイゼーオ湖、アルプス山脈に向かう観光客を相手にした産業でも潤っている。
文化・観光
観光地カピトリウム神殿の遺跡ローマ時代の劇場遺跡
フォロ広場 (it:Piazza del Foro) は、ローマ時代のフォルムの跡である。広場の北側、 Colle Cidneo の丘には、カピトリウム (it:Capitolium (Brescia)) と呼ばれるコリント式の神殿がある(1823年に再発見された)。この神殿の複合体のうち、小さいものは共和政時代にさかのぼり、大きなものはウェスパシアヌス帝によって西暦73年に建設されたと考えられている。1826年の発掘で、カピトリウム内からニケの素晴らしい銅像が発見された。古代後期、この都市を見舞った様々な災厄から守るために隠されていたものと考えられている。
カピトリウムは、ブレシア・ローマン博物館として使用されていたが、博物館はサンタ・ジュリア女子修道院の近くに移転している。サンタ・ジュリア女子修道院 (it:Monastero di Santa Giulia) はかつて有力な女子修道院であり、ロンバルディア王国の時代にはデシデリウス王 (Desiderius) の王女であるアンセルペルガ (Anselperga) が修道院を率いていた。「サン・サルヴァトーレとサンタ・ジュリアの修道院建造物群を含む記念建造物地域」は、ユネスコの世界遺産「イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年)」の一部を構成している。
カピトリウムの東にはローマ劇場の遺跡がある。ルネサンス期に Colle Cidneo の丘の斜面に宮殿が建設されたために、劇場の遺跡で残っているのは一部だけである。
中世の代表的な建築物としては、ブレシア城 (it:Castello di Brescia) がある。 プロサッカークラブチームとして、ブレシア・カルチョが本拠を置く。ホームスタジアムはスタディオ・マリオ・リガモンティ。 レーシングチームBMSスクーデリア・イタリアの本拠・ファクトリーがある[14]。1988年から1993年の6シーズンはフォーミュラ1に参戦した。 郊外のモンティキアーリにブレシア空港 「※」印を付したものは翻訳元に挙げられていた出典であり、訳出に際し直接参照してはおりません。^ 国立統計研究所(ISTAT). “ ⇒Resident population on 1st January : Lombardia” (英語). 2021年5月10日閲覧。左側メニューのPopulation and Households > Population > Resident population on 1st January > Regions and municipalities より州を選択
スポーツ
サッカー
モータースポーツ
姉妹都市
ベツレヘム (パレスチナ)
ダルムシュタット (ドイツ)
ログローニョ (スペイン)
深?市 (中国)
交通
道路
高速道路
アウトストラーダ A4
アウトストラーダ A21
国道
SS11 (it:Strada statale 11 Padana Superiore
SS45bis (it:Strada statale 45 bis Gardesana Occidentale
SS235 (it:Strada statale 235 di Orzinuovi)
SS345 (it:Strada statale 345 delle Tre Valli)
SS510 (it:Strada statale 510 Sebina Orientale)
鉄道ブレシア駅
ブレシア地下鉄
ミラノ=ヴェネツィア線 (it:Ferrovia Milano-Venezia)
ブレシア駅 (it:Stazione di Brescia)
ベルガモ=ブレシア線 (it:Ferrovia Bergamo-Brescia)
パルマ=ブレシア線 (it:Ferrovia Parma-Brescia)
ブレシア=クレモナ線 (it:Ferrovia Brescia-Cremona)
ブレシア=イゼーオ=エードロ線 (it:Ferrovia Brescia-Iseo-Edolo)
空港
人物
著名な出身者「Category:ブレシア出身の人物」も参照
ニコロ・フォンタナ・タルタリア - 16世紀の数学者・工学者。
ビアージョ・マリーニ - 17世紀、バロック音楽初期の作曲家。
フランチェスコ・ラナ・デ・テルツィ - 17世紀の聖職者、発明家。
ジュゼッペ・ザナルデッリ - 19-20世紀初頭の政治家、イタリア王国首相。
フランチェスコ・フィリピーニ - 画家。
マリオ・チェッキ・ゴーリ - 映画プロデューサー。
エツィオ・ガンバ - 柔道選手・指導者。
脚注
^ 国立統計研究所(ISTAT). “ ⇒Tavola: Popolazione residente - Brescia (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月26日閲覧。
^ 国立統計研究所(ISTAT). “ ⇒Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Brescia (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月26日閲覧。
^ “ ⇒DiPI Online - Dizionario di Pronuncia Italiana”. 2013年3月30日閲覧。
^ a b 萩原愛一. “ブレシア
^ a b c “ブレシア”. デジタル大辞泉. コトバンク. 2013年3月30日閲覧。
^ “google map”. 2013年3月30日閲覧。
^ “ ⇒芸術都市 ブレーシャ県Brescia”. ロンバルディア州政府公式ページ. 2012年3月30日閲覧。
^ “ ⇒イタリア北部ユネスコ世界遺産”. イタリア政府観光局. 2012年4月20日閲覧。
^ AA.VV. (1996). Dizionario di toponomastica. Storia e significato dei nomi geografici italiani. Milano: GARZANTI. p. 180 ※
^ “ ⇒地図上で2地点の方角・方位、距離を調べる”. 2016年2月19日閲覧。