制服の場合、所属組織のエンブレムが付けられている例が多く見られる。 シャンクボタンは金属製で金、銀などのメッキが施される場合が多いが、中にはプラスチック製のものもある。 ボタンの数は2つか3つが一般的である。3つボタンの場合は中ひとつ掛け、2つボタンの場合は上ひとつ掛けが多い。リーファージャケットの場合は3段又は4段が一般的である。 通常は襟があるが、聖光学院のように襟が無いスタイルのものごく一部ながら存在する。 リーファージャケットは濃紺又は黒のものが殆どだが、スポーツクラブの制服やカジュアルなものには様々な色やストライプ等の柄物がある。制服として組織のスタイルを統一するためにも用いられる場合、用いられる色は非常に重要である。ブレザーの配色にはナショナル・カラー ブレザーはユニフォームとして用いられる場合には、これに合わせるボトムスも統一されたものとなることが多い。大抵の場合スラックスである場合が多いが、チノ・パンツ、半ズボンやハーフパンツで合わせる場合もある。女性においてはスカートで合わせる場合もある。 制服として用いられるのは通常ワイシャツやブラウスだが、ポロシャツを採用する制服も存在する。海外のパーティではネクタイやリボン以外にも蝶ネクタイやクロスタイ、アスコットタイ。靴もローファーなどの革靴をはじめブーツ、スニーカーなど多数の組み合わせを用いている。 アメリカのメジャーリーグや日本のプロ野球、アマチュア野球の審判員が着用するブレザーは現在は色が濃紺でサイドベンツ、ズボンはグレーが一般的。左胸のパッチポケットにリーグのエンブレムが付く。メジャーリーグでは1970年代にワインレッドのブレザーとパンツが着用され、日本のプロ野球でもパ・リーグが1978年シーズン途中から1992年までは青のブレザーとズボンを着用したことがあった。 そのほかの機能としては、両肩がノーフォーク仕様で両ポケットがボール袋を兼ねて大型に設計されていることである。以前は背バンドが入っていたが、現在は入っていないのが主流である。また、ブレザー全体に撥水加工が施された物もある。 しかし、現在の野球試合ではブレザーを着用して裁くことは少なくなり、専ら塁審、外審はブルゾン(ジャンパー)を着用しての審判で、球審だけ半袖シャツかブレザーというのが主流である。詳細は「審判ブレザー」を参照
ボタン
襟
色
ボトムスやトップスとのあわせ方スカートと合わせられた様々なブレザー(2024年撮影)
審判ブレザー
ブレザーの一覧
蝶ネクタイを合わせた例画像
色柄物のブレザー
ストライプのブレザー
色柄物のブレザー
ダブルの6ボタンブレザー
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 膝丈で前合わせがダブルの上着。プロイセン軍の軍服であった頃は立襟だったが、やがて開襟のものも現われた。
^ 帆を畳む者の意味。転じて士官候補生を意味するようになった。
出典^ a b 辻元 p113
^ a b エイミスp34-36
^ 辻元2012p94-95
^ a b c ⇒Blazer History A savvy row buying guide.savvy row
^ 辻元 p113-115
^ a b エイミスp35
^ ⇒64年東京五輪「日の丸カラー」の公式服装をデザインしたのは誰か安城寿子、Yahoo, 2016年9月6日
^ a b c d ⇒How the Blazer Got Its NameTown&Country, Jun 17,