メディアはカートリッジ付きのみ。記録速度は1倍速のみ。
メディアの記憶容量は、23.3GBまたは25GB(Single Layer) / 50GB(Dual Layer)
ファイルシステムはBDFS。
アプリケーション規格はデジタル放送録画用のBDAV規格。
著作権保護技術はBD-CPSを使用。 ハードコート技術を前提とした表面の強度の規定が追加されたため、ベアディスクが基本となる[注 13]。 記録速度は1 - 2倍速に対応。 ファイルシステムはUDF 2.5に変更。 アプリ規格はVer.1.0と同じBDAV規格。 著作権保護技術はAACSに変更。 物理規格、ファイルシステム、著作権保護技術はVer.2.0と同じ。 アプリ規格はVer.2.0と同じBDAV規格に、録画時間を延長するためMPEG-4 AVC High Profileのビデオ圧縮技術が追加されたもの。 物理規格、ファイルシステム、著作権保護技術はVer.2.0と同じ。 アプリ規格はBD-ROMのアプリ規格であるBDMVを使用して、PCで編集したコンテンツやカムコーダで録画したコンテンツを格納することが可能。 BD-RE Ver. 3.0対応のBlu-ray DiscプレーヤではBlu-rayカムコーダで録画したBlu-ray Discの再生が可能。 BD-ROM(Blu-ray Disc Read Only Memory)は、読み出し専用ディスクである。 物理規格はベアディスクが基本。再生速度は1.5倍速。 ファイルシステムは、UDF 2.5。 アプリ規格は映画コンテンツを格納するためのBDMV規格。 著作権保護技術にはAACSを使用。 2006年3月に失効した。 RPC(Region Playback Control)を採用。 アプリ規格はBDMVに加え、BD-J規格がともに採用される。 ファイルシステムは引き続きUDF 2.5である。 BD・DVDコンビネーションROMディスクとは、日本ビクターが開発した、BD1層+DVD2層の計3層構造のディスク[発表 12]。BDドライブ、DVDドライブどちらでも読み込みが可能。 日本ビクターの技術をもとに、共同テレビジョンとインフィニティ・ストレージ・メディアが開発した、BD1層・DVD2層ディスクが、2009年2月に製品化される[12]。光の波長によって透過率が異なる半透明の金属膜を使用し、BDドライブで再生するとDVD層は認識されない。このため、既存のBD機器で特別な対処をすることなく再生できるとしている。 AVCRECは、BDAVを応用してDVDにハイビジョン規格映像を記録する技術規格。直接にはBD9とはまったく無関係だが、技術的なコンセプトやアプローチは、BD9と同じ軸上にある。関連する規格としてAVCHDも存在する。 Blu-ray 3Dは、2009年12月に発表された、3D映像をBDに収録するためのハードウェアとソフトウェアの双方の規格である。Blu-ray Disc Associationにより策定された[発表 13]。 規格としてH.264/MVC(マルチビュー符号化)を採用する。従来のサイド・バイ・サイド方式などとの互換性がないため、Blu-ray 3D 方式に対応したプレーヤー/レコーダーが必要である。テレビとの間はフレームパッキング 2010年4月23日にはパナソニックから対応BDレコーダー(DMR-BWT1000・2000・3000)[13]、BDプレーヤー(DMP-BDT900)[発表 14]が発売された。 他社もこれに追従し、シャープは2010年7月30日にBD-HDW70/700を発売し[14]、ソニーは2010年9月25日(BDZ-AX2000のみで、ほかのモデルは10月22日)にBDZ-AX1000/2000、BDZ-AT300S/500/700/900を発売した[15](ソニーは全モデル3D対応)。東芝からは2010年8月下旬にBDプレーヤーのSD-BDT1、2010年11月下旬にレコーダーのRD-X10(RD-BR600・BZ700・BZ800はバージョンアップで対応)が発売された[16]。 ブルーレイ録画、再生、Blu-ray 3D対応テレビでは、2010年8月27日にパナソニックがTH-P42/46RT2Bを発売した[17]。三菱電機はLCD-40/46/55MDR1を2010年10月21日に発売した[18]。ソニーはKDL-40/46/55HX80Rを2010年12月5日に発売した[19]。 ソニー・コンピュータエンタテインメントは2010年9月21日にPlayStation 3をシステムソフトウェアの更新にてBlu-ray 3Dに対応させた[注 14]。 2017年、販売の低迷から3Dモニターおよび3Dテレビの新規製造を各社中止[20][21]。2018年現在販売されている3D対応機種は在庫品のみ。また、そのほとんどが4K対応テレビであり20万円から100万円という実売価格である。そのため、新規にBlu-ray 3D視聴環境を整える事が困難となっている。なお、Oculus Rift、HTC Vive、Windows Mixed Realityに代表されるバーチャルリアリティ用ヘッドマウントディスプレイではBlu-ray 3Dの映像を直接視聴することができない。 2019年現在、もっとも安価なBlu-ray 3D視聴環境は、3Dプロジェクター、もしくはPlaystation 4[注 15]とPlaystation VRの組み合わせだけである。前者は映像を投影する壁やスクリーンが必要であり、後者はヘッドマウントディスプレイをかぶることにより複数人で視聴できないというデメリットがある。
BD-RE Ver.2.0
BD-RE Ver.2.1
BD-RE Ver. 3.0
BD-ROM
BD-ROM Ver.1.0
BD-ROM Ver.2.0
派生規格
BD・DVDコンビネーションROMディスク
AVCREC詳細は「AVCREC」を参照
Blu-ray 3D
Size:152 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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