ブルマ_(ドラゴンボール)
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「女の子だからといって可愛い名前は嫌なので馬鹿馬鹿しく、それで女性とわかるようにした」と鳥山は名付けた理由を語っている[1]。ブルマはこの名前を気にしており、悟空から「変な名前」と笑われた時にはそのことに腹を立てているシーンが描かれた。また、初期にはクリリンから「パンツさん」と間違えられて怒りながら訂正するシーンがある。

物語のメインヒロインである立場上、特に連載初期には露出の多い服装(フライパン山時に至ってはバニーガールの衣装を文句を言いながらも着ていた)、ヌードやパンチラといったいわゆる「サービスカット」を担当することが多かった。特にアニメでは亀仙人から何度も痴漢に遭い、そのたびに手痛い突っ込みを入れている。ブウ編では40代になっていたが、悟空が老界王神に頼みごとを承諾させる際、交換条件としてブルマの体を触らせることを提示、アニメなどでは相変わらず亀仙人からの痴漢に何度もあっており、最後までお色気の担当を担った。

なお、編集の鳥嶋和彦はブルマと悟空を恋仲にしてラブコメ路線にすることも考えており、鳥山明は困惑したと語る[34]。作中、美男で強い男に成長した悟空を見て、モーションをかけなかったことを少し後悔する場面がある[注 34]。レッドリボン軍編にて悟空がブルマの自宅に訪れた際、ブリーフ博士が悟空とブルマに「お前らキスぐらいはいったのか?」との質問に対してブルマが激怒していたこともあった。また、未来の世界では「悟空はそれほど強い人だったのか」というトランクスの質問に、「強いこともあるけれど、どんなとんでもないことが起きても必ずなんとかしてくれそうな、そんな不思議な気もちにさせてくれる人」であると答えている。

鳥山明はブルマについて「ブルマみたいに我侭できつい女の子は好きじゃない」、「不思議に女の子のファンがいるのは性格が男っぽいせいかも」などと語っている[35]。後年、鳥山は、作中で「友達になりたいキャラクター」に、クリリン、デンデ、亀仙人、孫悟飯と共にブルマの名を挙げており[36]、「親にしたいキャラクター」にもブルマの名を挙げている[15]

鳥山明は「キャラクターの中で一番ファッショナブルなのは?」という質問に「ブルマかと思ったけど、オバサンになってダサイの着てるし」と答えている[37]

アニメではカエルの姿になったギニューと出会い、彼女はただのカエルだと思ってプリンやチョコレートを食べさせ、さらに翻訳機を付けたせいでギニューのチェンジを受けてしまい、体を取り換えられるというハプニングに見舞われた。その他、アニメにおいてチチの悟飯に対する教育ママぶりと過保護ぶりに呆れていたが、ブルマ自身も母親になってからは良き友人になっているようである。ただし、劇場版第12作目『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』や第25回天下一武道会のように、お互いの夫や息子同士の対戦になると「どちらが強いか」を言い争っている。

ナメック星編の時期に行われた鳥山明の漫画全般を対象にしたキャラクター人気投票では第10位[38]。連載中に行われた『週刊少年ジャンプ』誌上での「ドラゴンボールキャラクター人気投票」では第9位にランクインした[39]。また、1992年の『アニメージュ』主催の人気投票によるアニメグランプリの女性キャラクター部門では、『ドラゴンボール』の女性キャラクターとして唯一ランクインした[要出典]。
テーマソング
トラブル・サーフィン
歌:
橋本潮 / 作詞:森雪之丞 / 作曲:池毅 / 編曲:山本健司悟空らと関わって巻き込まれるトラブルに辟易しつつ「刺激がクセになっちゃう」と順応していくブルマの心境を歌う。
Bad Boy
歌:橋本潮 / 作詞:岩室先子 / 作曲:清岡千穂 / 編曲:山本健司劇中で悟飯、クリリンとナメック星へ向かうとき、マイペースな2人の行動に怒るブルマの歌。
女の子は罪作り
歌:鶴ひろみ(ブルマ) / 作詞:佐藤大 / 作曲・編曲:藤原いくろうブルマの恋愛観の一端がうかがえる歌。
CAPSULE CORP.
歌:鶴ひろみ(ブルマ) / 作詞:岩室先子 / 作曲・編曲:岩崎文紀インストゥルメンタルで、ブルマの台詞が挿入されている。
恋のNAZONAZO (dedicated to BULMA & VEGETA)
歌:KUKO&トリッキー白井 / 作詞:岩室先子 / 作曲:清岡千穂 / 編曲:山本健司ブルマとベジータのテーマソング。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 原作では個人名が設定されておらず、原作者の鳥山明は「名付けるならパンチーにしただろう」と語っていた[1]。後に、『ドラゴンボール』を原作としたオオイシナホによる漫画『ドラゴンボールSD』ではこの発言を受けて「パンチー」と名付けられている[2]。ただし、ゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』のサブクエスト「博士とドジと発明」では「ビキニ」という別の名前が設定されている。
^ ゲーム『ドラゴンボールファイターズ』(2018年2月1日発売)では鶴の生前に収録された音声が使用された。
^ 原作では初期に水色と紫が混在、後期は紫に統一されている。ゲームによっては水色、緑、紫など色が異なるが、後に水色で統一される。劇場版第17作目『最強への道』では紫。劇場版第18作目『神と神』では鳥山明のデザインの段階で水色。
^ このとき出会った仲間たちは亀仙人に弟子入りする悟空以外、カプセルコーポレーションに身を寄せることとなる


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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