ブルマ_(ドラゴンボール)
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魔人ブウとの闘いが終わり、数年後に悟飯とビーデルが結婚した頃に、トランクスと共にベジータに家族旅行に連れて行ってもらい[注 29]、旅行先で豪華客船を見て自分の誕生日パーティーを豪華客船を貸し切って行なうことを思いつく。豪華客船「プリンセス・ブルマ号[27]」に仲間たちを招待して自分の誕生日パーティーを開き、ビンゴ大会の特等の景品にするためにドラゴンボールを7個全て集めて厳重に保管していた。

ビルスが地球を去った後、ウイスが何度も地球に来訪して友達になり、その度に美味しい物をご馳走しており、見返りとしてビルスが地球を破壊しに来たらブルマとトランクスだけは助けるように頼むことをお願いしている(ただし、ウイスには「それはどうでしょう」とはぐらかされている)。週に一度はカップ麺を食べずにはいられない。

怒らせると怖い面も多く、悟空やベジータほどの戦闘力ではないが、連絡が取れないウイスの居処についてしつこく尋ねる悟空に対し堪忍袋の緒が切れたようにパンチを食らわせたり、自分に対する陰口や愚痴をこぼすジャコにも殴りつけることもある。特にジャコを殴り飛ばした際、側で見ていたベジータやピッコロも驚いていた。ジャコやビルスとは口論になることもあるが、それぞれの弱みを握っており、頭の上がらない人物となっている。ただし、ビルスに関しては本気で怒らせると地球を破壊しかねないため、殴ろうとした際にはベジータに止められている。

他人のネーミングセンスには辛辣で、「ゴクウブラック」「超サイヤ人・ロゼ」と言った名前を「ベタなネーミング」「なんてネーミングセンス」と酷評しているが、「ゴクウブラック」と名付けたのが他ならぬ未来の自分自身だと知らされると、慌てて「未来の私であって今の私じゃない」と弁解している。

“未来”トランクス編ではタイムマシンの研究をしている他、漫画版では美容の研究もしていると語っている。年齢を感じさせない若々しさを保っているが、その理由について鳥山は「自身で開発した特殊溶液を使ったのではないでしょうか」と答えている[28]。『ブロリー』では「5歳ぐらい[注 30]若返りたい」という理由でドラゴンボールを集めており、悟空に「ちょくちょくドラゴンボールを使ってる」と疑われている[注 31]。『スーパーヒーロー』ではデンデ曰く数年前から悪用されないようにとドラゴンボールを集めては小さな願いを叶えたらしいが、その願いとは「自分のスタイルを維持すること」であり、本当にドラゴンボールで若作りをしていた事が判明した[注 32]。この頃になっても未だ色仕掛けを行うこともあるが、ジャコには「そういうことが通用する歳か」、ズノーには「お前は女だが中年だしタイプではない」などと容赦なく言われている。

人造人間・セル編で研究のために調べたいという理由で未来トランクスからセルが乗ってきた壊れたタイムマシンを預かっていたことが判明し、悟空、ベジータ、トランクスと共に修理したタイムマシンで未来に行きザマスとの戦いのサポートを行う。漫画版ではセルのタイムマシンは登場せず、未来にも行っていない。

未来世界のブルマは1年懸けてタイムマシン用のエネルギーを精製することに成功し、トランクスにエネルギーを託したが、その直後にゴクウブラックに襲われて死亡している。

本作では髪型は終始ショートで色は水色。髪型は『神と神編』では前髪パッツンで、『復活のF編』以降は七三分けとなっている。

一方の未来世界はロングヘアで結っている。色は現代世界や息子・トランクスと同じ水色。

服装は主に「半袖Tシャツ+Gパン+赤色のスカーフ」で『“未来”トランクス』編以降は「上着に白衣を纏った」服装。
ドラゴンボールGTでのブルマ

第2話初登場。カプセルコーポレーションの会長に就任。かつての怒りっぽい性格は消え失せ、子供の姿になった悟空を懐かしがり、あっさりと受け入れるなどの寛容さを見せていた。悟空たちのドラゴンボール探しのために宇宙船を設計する。

その9ヵ月後、第29話で地球に襲来したベビーに卵を産み付けられて洗脳される。他の洗脳された地球人たちと比べ、眼の周りが黒い縁取りで覆われ、邪悪な表情を見せることも特に多かった。また、性格も極めて残忍になっており、サイヤ人を抹殺するためならばベビーをも利用するなど手段は選ばなかった[注 33]。ベビーに対しては常に敬語で深くお辞儀する場面もあるなど、誰よりも従順な態度を示していた。

頭脳明晰で有能な面も健在だった。実際第30話でツフル星移住のための超大型宇宙船や超ブルーツ波発生装置などを発明したり、独断でベビーを大猿に変化させたりベビーのダメージを回復させたりした。また「全宇宙ツフル化計画」の副官も任され、ベビーの腕に抱かれている場面もあるなど、ベビーから公私にわたって信頼されていた模様。しかし、ベジータから抜け出したベビーに邪魔者扱いされてしまい、その後に超神水を飲まされてベビーの洗脳から解放された。

邪悪龍編ではドラゴンレーダーを作ったために老界王神に邪悪龍を呼び起こした張本人にされ、「孫悟空がいなければ16歳の少女1人だけで7つのドラゴンボールを全部集めるのは無理」と悟空に責任転嫁する。その後、戦いで満足に活躍できない自分に苛立ちを覚えるベジータのために、超ブルーツ波発生装置を開発し、ベジータの超サイヤ人4化に貢献した。また、超ブルーツ波発生装置を破壊された際に一星龍の攻撃を食らったにもかかわらず、黒こげになるだけで済んだ。

超ブルーツ波発生装置の製作エピソードなど、ベジータとの夫婦愛や信頼関係が散見されるシーンが多く描かれた。最終回では、原作、アニメ『ドラゴンボール』第1話での悟空との出会いを感慨深げに回顧した発言の後、家に帰っていく場面を最後に出番を終える。

100年後の世界では彼女の子孫である人物(声・容姿も同じ)が老婆となったパンの前に現れており、息子のベジータJr.の試合を観戦している。
他作品でのブルマ

CROSS EPOCH』では宇宙を巡る強盗団の頭として登場。相棒ナミとのコンビネーションは抜群で、ナミからは「姉さん」と呼ばれている。本作ではやや若い容姿で登場しており、やんちゃな姿を見せる。

実写劇場版『DRAGONBALL EVOLUTION』では『ブルマ・ブリーフ』というフルネームが設定されている。また、同作品『DRAGONBALL EVOLUTION』の小説版、ゲーム版では『ブルマ・ブリーフ』ではなく、『ブルマ・エンチャント』[29][30]というフルネームになっている。

銀河パトロール ジャコ』では最終話に5歳の頃の姿で登場。該当作が『ドラゴンボール』本編より以前の悟空が地球に来た年に起きた出来事となっている。この頃からすでに機械知識は相当なもので、強力な光線銃を開発して使用したり、ジャコの宇宙船の故障原因や反重力装置の仕組みを正確に把握したり、壊れたアンテナを修理したりしていた。この作品ではドラゴンボールを探す旅に出た時点のブルマも登場しており、『ドラゴンボール』で学校の夏休みを利用して旅をしていることについて、超天才なのでとっくに大学を卒業しており、特別講師をしている大学の夏休みであると語られた。また、作品のヒロインであるタイツは10歳以上年の離れた姉である。既に天才ぶりを発揮していた幼少期について、当時はタイツに「自分はなんでもできると思ってる、怖いもの知らず」と評されており、ジャコはその度胸と操縦センスを「銀河パトロールの隊員になれるかと思った」と回顧しているが、現在のブルマは「ベジータの妻でトランクスのママ。


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