ブルマ_(ドラゴンボール)
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アニメでの声優は、開始当時から『ドラゴンボール超』までは鶴ひろみ、それ以降は久川綾[注 2][3]
概要

西の都にあるカプセルコーポレーションの社長「ブリーフ博士」の娘であり、お金持ちで頭脳明晰なお嬢様。数々の発明品を生み出す才能とアグレッシブな行動力をもって活躍し、お色気方面も担当する「ピチピチギャル」である。男勝りで強い性格のため、誰も頭が上がらない。

16歳の時、自宅の倉で偶然ドラゴンボール(二星球)を見つけて興味を持ち、世界各地に散らばっているドラゴンボールの位置を探知する「ドラゴンレーダー」を発明。神龍に「素敵な恋人」を頼むべく、ドラゴンボール探しの旅に出る。その旅の途中で孫悟空と出会い、ここからすべての物語が始まることになる。

悟空が育ての親・孫悟飯以外で初めて見た地球人(の女性)であり、悟空とは最も古い付き合い。

髪の色は水色または紫色。アニメでは劇場版第17作目『最強への道』を除いて全て水色で統一されている[注 3]。鳥山明いわく髪型にモデルはないが、意識して節目ごとに髪型を変えるようにしていた[4]。「ブルマの髪型が気に入らなくて、ナメック星編でガラッと変えた」とも語っている[5]。20歳頃の髪型(ショートヘア)は鳥山明自身の好みを反映したもの[6]で、28歳頃の髪型もこれに似る。後年の劇場版『神と神』公開時のインタビューによると鳥山明は髪型や髪の色にはこだわりがなく、地毛の色も分からないと発言し、インタビュアーを驚かせている[7]

悟空への基本的な呼称は「孫くん」。原作では作品前期にはしばしば「悟空」と呼ぶこともあったが、アニメではほぼ「孫くん」に統一されている。一人称は「わたし」「あたし」で、二人称では「あんた」を使うことが多い。
来歴

ドラゴンボールを集める冒険の最中、悟空やウーロンを仲間にして、ヤムチャの襲撃や牛魔王との遭遇、ウサギ団との戦いを越えていく。神龍に恋人を頼むことはできなかったが、ヤムチャとの交際が成立したことで結果的に目的を果たし、ドラゴンボール探しの冒険を終える[注 4]

ヤムチャと喧嘩状態になることもあり、喧嘩の主な原因についてはヤムチャが女性にもてることだと語られた[8]。ヤムチャと出会った当初は積極的に接近していたものの、交際以降は冷たい態度も見せるようになり、敗戦したヤムチャにきつい対応をする場面もあった[注 5]サイヤ人編ではヤムチャの死亡を知ると泣き続け、サイヤ人戦で死んだ仲間たちを生き返らせるために孫悟飯クリリンと共にナメック星へ向かう。ナメック星に到着早々、フリーザの手下に宇宙船を破壊され、その後、戦況の深刻化によってクリリンたちが戻らなくなり、一人で生活する。色々な事情を経て地球に帰還し、ナメック星のドラゴンボールでヤムチャを蘇生させた後は再び恋仲として過ごす。

こうして長年付き合った結果、ヤムチャの浮気性が原因[注 6]となってブルマはヤムチャと別れる[9]。破局後、ベジータとの間に息子・トランクスが誕生する。「さみしそうな姿を見て、ついなんとなく」ベジータと結ばれたということをトランクスが作中で明かしている[注 7]セル編で悟空が死亡し、その7年後となる魔人ブウ編、ブルマは仲間たちと一緒に天下一武道会で悟空と再会し、涙を浮かべる。その後魔導師バビディに洗脳されたベジータが武道会場の観客を殺したため、ドラゴンボールを集めて神龍に殺された人々の蘇生を頼んだ。その後魔人ブウによって殺されるがナメック星のドラゴンボールで復活し、ブウとの戦いから戻ったベジータや仲間たちと再会する。終盤には娘のブラをもうける。

原作者の鳥山明いわく、ブルマとベジータの恋愛劇も頭の中には出来上がっているが「恥ずかしい」という理由で描かなかったとのこと[10]。アニメでは人造人間来襲前、重力室で過酷な修行を続けていたベジータが大ケガを負った際、ブルマの手厚い看護を受けるオリジナルストーリーが挟まれた。また、野沢雅子は、ベジータに遠慮なく物事を言える人物は我が儘で言いたいことをはっきりと言う性格のブルマだけだったため二人を結婚させたと鳥山明が語っていたことを明かしている[11]

ヒロインという立ち位置だが、戦わない女性キャラクターであるため、作中でバトルが激化していくにつれて登場機会は減っていく。しかし、科学者として地球や仲間たちの運命を左右する物の発明・改造に大きく関わっており、間接的に仲間や家族をサポートする立場、重要キャラクターであるベジータとトランクスの家族としての立場で、物語に長く関わり続けた。
人物像

この節に雑多な内容が羅列されています。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2013年8月)

活発で行動的かつ非常に表情豊かだが、自分で「可愛い」「天才」と何の躊躇もなく言う自信家であり、喜怒哀楽が激しい強気なじゃじゃ馬娘。性格的にきつい一面があり、相手が誰であっても一切敬語を使わず、遠慮なくずけずけと文句を言う上[注 8]、場合によっては脅迫もするため、ウーロンには「体はいいが性格は悪い」という印象を持たれている[注 9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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