2014年5月、トム・ハンクスがジェームズ・ドノヴァン役を務め、またマーク・ライランスが共演することが発表された。この他にエイミー・ライアン、アラン・アルダ、ビリー・マグヌッセン、イヴ・ヒューソンの出演も報じられた[17][18]。
撮影ブルックリン・ハイツでのライトとスプリンクラーを使っての撮影
主要撮影は2014年9月8日よりニューヨーク市ブルックリン区で始まった[19]。9月14日、撮影はダンボで行われ、スタッフは1960年代のアンカレッジ・プレイスに見立てた[20][21]。9月15日、撮影はアストリア地区
(英語版)のアストリア・パーク(英語版)とディトマーズ・ブールバード(英語版)の間で行われた。撮影は18番ストリートと26番アベニューでも行われた[22][23][24]。ドノヴァンの法律事務所として、マンハッタンの44番ストリートにあるニューヨーク州弁護士会の建物で撮影が行われた[25]。9月27日、エキストラと共に1960年代の衣裳を着てウォール街の場面を撮られるハンクスが報じられた[12]。9月28日、ヘンリー・ストリート(英語版)とブルックリン・ハイツ(英語版)のラヴ・レーンで撮影が行われた[26]。9月29日、ヒックス・ストリート(英語版)とパイナップル・ストリートで撮影が行われた[27]。10月6日、ヒックス・ストリートでのハンクスとスタッフの姿が報じられた[28]。10月初頭、ニューヨークでの撮影が終了すると制作陣はドイツのベルリンのバーベスベルグ・スタジオ(英語版)とポツダムでの撮影を始めた[29][30]。ベルリンでの撮影は実際にドノバンが降りた旧テンペルホーフ国際空港で始まった[31]。捕虜交換(英語版)の場面は1962年に実際に行われたグリーニッケ橋で撮影され[32][33]、その際には交通封鎖も行われた[34][35]。