ブラッド・ピット
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

また同年、フォックスの全6話の短期ドラマ『グローリー・デイズ』[12]HBOのテレビ映画『ザ・イメージ』に出演した[21]。翌1991年の映画『傷だらけのランナー』ではリック・シュローダー演じる犯罪者の兄弟で、高校生ランナーのジョー・マロニーを演じた[22]

映画やテレビへのゲスト出演を繰り返した数年後、1991年のロードムービー『テルマ&ルイーズ』でテルマ(ジーナ・デイヴィス)のボーイフレンドのJ.D.を演じ、知名度を上げた[21]。この作品でのデイヴィスとのラブシーンは、ピットをセックスシンボルにした出来事として挙げられている[15][23]。『テルマ&ルイーズ』の後に出演した映画『ジョニー・スエード』(1991年)[24]と『クールワールド[15]は、批評的にも興行的にも失敗した[25][26]

1992年、ロバート・レッドフォード監督による伝記映画『リバー・ランズ・スルー・イット』で主役の弟ポール・マクリーンを演じた[27]。この作品でのピットの演技はキャリアを築き上げたと評価された[28]

1993年、ロードムービー『カリフォルニア』でジュリエット・ルイスと再共演。連続殺人鬼のアーリー・グレイスを演じた。また、犯罪映画『トゥルー・ロマンス』ではフロイドを演じた[29]。その年彼はShoWest賞の明日の男性スター賞を受賞した[30]

1995年、ピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男性」に選ばれる。
批評的成功

1994年はピットのキャリアの大きなターニングポイントとなった。映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』では吸血鬼のルイス・デ・ポアント・ドゥ・ラック(英語版)を演じ[31]トム・クルーズキルスティン・ダンストクリスチャン・スレーターアントニオ・バンデラスと共にアンサンブルキャストの一人を務めた[31]。演技はあまり評価されなかったものの、同作によりMTVムービー・アワードで2部門を受賞した[32]ピットは1995年と2000年に『ピープル』の「セクシーな男」に選ばれた。

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の後は『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(1994年)に主演し[33]、移民のウィリアム・ラドロー大佐(アンソニー・ホプキンス)の息子のトリスタン・ラドローを演じた[34]。この作品により初めてゴールデングローブ賞主演男優賞候補に挙がった[35]。映画自体のレビューは賛否あったものの[36]、ピットの演技は好評を得た[37]

1995年、犯罪スリラー映画『セブン』で連続殺人鬼(ケヴィン・スペイシー)を追う刑事を演じ、モーガン・フリーマングウィネス・パルトローと共演した[38]。ピットは同作をすばらしい映画と言い、自分の演技の幅が広がったと語った[39]。この作品は批評家からも評価され、『バラエティ』は彼の演技をベストとし、ピットが「ねばり強く精力的な刑事」を体現したことを好評した[40]。『セブン』は全世界で3億2700万ドルを売り上げた[25]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:298 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef