採掘場にたどり着くと、アーチャーはコッツィー大佐の部隊に明朝の空爆を依頼する。しかしその夜、ソロモンが抜け出して採掘場に忍び込みディアを探しだすが、すっかり洗脳されたディアは父を「敵だ」と言い、彼は拘束される。翌朝、ポイズン大尉はディアを人質に、ソロモンにピンクダイヤを掘り出すよう迫るが、その時大佐の攻撃ヘリコプターによる空爆が始まる。ソロモンは混乱の最中にディアを助けるため、ポイズン大尉に襲いかかり撲殺、潜んでいたアーチャーは、はぐれたディアを助けようとするが失敗、大佐の部隊が攻め寄せ採掘場は制圧される。アーチャーはソロモンからピンクダイヤを埋めた場所を聞き出そうとするが応じなかったため、大佐はディアを人質にして、無理矢理掘り起こさせようとした。しかし、一瞬の隙を突いてアーチャーが大佐と傭兵達を倒す。ピンクダイヤを掘り出したソロモンとディアを連れて、アーチャーは大佐の追手から逃走する。しかし大佐らを倒した際に被弾しており、衰弱して動けなくなる。覚悟を決めた彼はダイヤをソロモンに渡し、囮となって追手に銃を向ける。
アーチャーは最後に雄大な自然を見ながら衛星電話でマディーに連絡し、ソロモンを助けて欲しいこと、そして別れを告げて息絶える。 ※括弧内は日本語吹替
キャスト
ダニー・アーチャー - レオナルド・ディカプリオ(浪川大輔)
ソロモン・バンディー - ジャイモン・フンスー(乃村健次)
マディー・ボウエン - ジェニファー・コネリー(浅野まゆみ)
ディア・バンディー - カギソ・クイパーズ
コッツィー大佐 - アーノルド・ヴォスルー(菅生隆之)
コーデル・ブラウン - アントニー・コールマン(家中宏)
ポイズン大尉 - デヴィッド・ヘアウッド(宝亀克寿)
ベンジャミン・マガイ - ベイジル・ウォレス
ナビル - ジミ・ミストリー(英語版)(杉野博臣)
ルパート・シモンズ - マイケル・シーン(家中宏)
ルドルフ・ヴァン・デ・カープ - マリウス・ウェイヤーズ(英語版)(石住昭彦)
ウォーカー - スティーヴン・コリンズ(小島敏彦)
メッド - ンタレ・ムワイン(英語版)(石住昭彦)
キャッチコピー
ダイヤの価値を決める“4つのC”―
color(色) cut(カット) clarity(透明度) carat(カラット)しかし、実は5つめのC<conflict(紛争)>が存在することを、あなたは知る―
「自由」「家族」「真実」―彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。
その他
この映画では、反政府勢力のRUF側にのみ少年兵が登場するが、実際にはシエラレオネ政府軍も少年たちを兵士にしていた。
ダニーの肩に彫られた刺青は、白人政権時代の南アフリカ防衛軍(英語版)に存在した精鋭部隊、第32大隊の紋章である。
エンドロールではラッパーのNASによる、映画の為に作られた楽曲「SHINE ON 'EM」が流れるが、この曲はオリジナル・サウンドトラックには収録されていない。
映画には、実際に南スーダンで少年兵として戦い、その後イギリス人エイドワーカーに救い出されラッパーとなったEmmanuel Jalが参加している。
出典^ a b “Blood Diamond (2006)” (英語). Box Office Mojo. 2010年6月30日閲覧。
関連項目
紛争ダイヤモンド
シエラレオネ
シエラレオネ内戦
革命統一戦線(RUF)
少年兵
南アフリカ
デビアス
外部リンク
⇒公式ウェブサイト (日本語)
⇒公式ウェブサイト (英語)
ブラッド・ダイヤモンド - allcinema
⇒ブラッド・ダイヤモンド - KINENOTE
Blood Diamond - オールムービー(英語)
Blood Diamond - IMDb(英語)
表
話
編
歴
エドワード・ズウィック監督作品
1980年代
Special Bulletin (1983)
きのうの夜は… (1986)
グローリー (1989)
1990年代
フォーエバー・ロード (1992)
レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い (1994)
戦火の勇気 (1996)
マーシャル・ロー (1998)
2000年代
ラスト サムライ (2003)
ブラッド・ダイヤモンド (2006)
ディファイアンス (2008)
2010年代
ラブ & ドラッグ (2010)
完全なるチェックメイト (2014)
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK (2016)
Trial by Fire (2018)
カテゴリ