ブラック・スワン_(映画)
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また、映画ではケミカル・ブラザーズによる音楽がいくつか使われたが、本サウンドトラックには入らなかった[31]

トラックリスト#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「ニナの夢
Nina's Dream」  2:48
2.「母鳥の餌付け
Mother Me」  1:06
3.「新シーズンに向けて
The New Season」  2:39
4.「ベスの楽屋
A Room of Her Own」  1:56
5.「キャスト発表
A New Swan Queen」  3:28
6.「殻を破るために
Lose Yourself」  2:08
7.「堕ちた白鳥
Cruel Mistress」  3:29
8.「誘惑のレッスン
Power, Seduction, Cries」  1:42
9.「プリマを狙うリリー
The Double」  2:20
10.「真逆同士の愛
Opposites Attract」  3:45
11.「初日前夜の悪夢
Night of Terror」  8:01
12.「生え変わる羽
Stumbled Beginnings...」  3:51
13.「私こそ白鳥
It's My Time」  1:30
14.「白鳥誕生
A Swan Is Born」  1:38
15.「完璧な飛翔
Perfection」  5:45
16.「白鳥の歌(ニナに捧ぐ)
A Swan Song (For Nina)」  6:23
合計時間:52:38

[30]
公開2010年のトロント国際映画祭のプレミアでのポートマン

ワールド・プレミアは、第67回ヴェネツィア国際映画祭のオープニング上映で行われた[32]。映画祭のアーティスティック・ディレクターであるマルコ・ミューラーは『ラスト・ターゲット』(ジョージ・クルーニー主演)ではなく『ブラック・スワン』をオープニング作品に選んだことに関して、「それはちょうどいいフィット感でした。クルーニーは素晴らしい俳優であり、彼はいつもヴェネツィアで歓迎される。しかし、これはそれと同様に単純なことでした。」と語った[33]。アロノフスキーの作品がヴェネツィア国際映画祭で上映されるのは、『ファウンテン 永遠につづく愛』、『レスラー』に続いて3本連続である[34]。この他に、テルライド映画祭[35]トロント国際映画祭[36][37]、ニューオーリンズ映画祭[38]、オースティン映画祭[39]ロンドン映画祭[40]などで上映された。

イギリスの『ブラック・スワン』の公開日は2011年2月11日から1月21日まで早められた。『インデペンデント』紙によると、本作は2010年後半で「最も期待された」作品の1つであると考えられていた。そして同紙新聞は1948年の『赤い靴』と比較した[41]

日本では2011年5月11日(水曜日)に20世紀フォックスの配給で公開された。当初はTOHOシネマズシャンテでの小規模公開を予定していたが、ナタリー・ポートマンのアカデミー賞受賞を受けてTOHOシネマズ日劇に変更して全国拡大公開した。
ホームメディア

2011年3月29日にリージョン1とリージョンAのDVDBlu-ray Discが発売された[42]。リージョン2とリージョンBは同年5月16日に発売された[43]。日本では、DVDとBlu-ray Discのセットが同年9月7日に発売された。
評価
興行収入

2010年12月3日にアメリカとカナダの一般劇場18館で限定公開された。公開日には全館で41万5822ドル、一館あたり平均2万3101ドルを売り上げた[44]。公開初週末には全館で144万3809ドル、一館あたり平均8万212ドルを売り上げた。この一館あたりの平均興行収入は、2010年公開作品では『英国王のスピーチ』に次いで2番目くらいに高い記録で[45]フォックス・サーチライト作品としては最高で、歴代全作品でも21位である[46][47]。2週目の週末には90館まで拡大され、約330万ドルを売り上げて興行収入ランキングで6位となった[48]。3週目の週末には、さらに959館までに拡大され、838万3479ドルを売り上げた。 2011年5月現在、興行収入は北アメリカで累計1億ドル以上、世界中で3億ドル以上に達している[1]

日本で2011年9月14日に発売されたDVDとBlu-rayが、発売初週にDVDが9000枚、BDが1万3000枚売り上げ、オリコン週間ランキングでDVD&BD共に総合首位となった[49]
批評家の反応BFIロンドン映画祭で『ブラック・スワン』について議論するキャストとスタッフ(左からプロデューサーのスコット・フランクリン、俳優のミラ・クニス、ヴァンサン・カッセル、監督のダーレン・アロノフスキー)


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