ブラック・ウィドウ_(映画)
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しかし、 9月23日に米国公開が2021年5月7日へと再度延期され[15]、6日後には日本での公開も4月29日に延期された[16]。2021年3月23日、米国での公開が同年7月9日に延期となり、定額制動画配信サービスであるDisney+のプレミアアクセスでの同時配信になることを発表した[2]

日本でも米国の発表を受けて、同じく2021年7月9日に延期になると共にDisney+プレミアアクセスでの同時公開になることを同年3月31日にウォルト・ディズニー・ジャパンから発表された[17]。その後、日本に関しては劇場公開を1日前倒しし、同年7月8日から公開することを同年5月20日に同社が発表した[1]。しかし、同年1月21日に全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)が「これまで通りの形式で劇場公開をしない作品については上映しない」という方針を出しており[18]映画館シネマコンプレックスは大作映画であるにもかかわらず上映を決めた少数に限られており、TOHOシネマズ松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX・ピカデリー)、ティ・ジョイ東映子会社)といった大手配給会社が運営する劇場では上映されず、ユナイテッド・シネマ109シネマズイオンシネマコロナシネマワールド、その他独立系[注釈 8]などと小規模での公開になっている[20]

なお、プレミアムアクセスでの視聴は、Disney+の会員費に加えて、29.99ドル(日本では3,278円(税込))が必要となる[2][21]。また、Disney+のプレミアアクセスではこれまで本作を含む4作品の映画[22]が配信されているが、これまでの映画作品は全てディズニー本体での制作であり、マーベル作品をプレミアムアクセスでも同時公開するのは本作が初めてとなる。

Disney+での配信や再延期を巡っては『ムーラン』と『ソウルフル・ワールド』(ピクサー・アニメーション・スタジオ制作)の劇場公開断念(配信スルー)を決定した2020年8月頃からファンの間で懸念されていたが[23][24]ウォルト・ディズニー・カンパニー最高経営責任者(CEO)のボブ・チャペックは2021年3月9日に行われた株主総会で予定通りの劇場公開準備を進めていることを明らかにし、動画配信や再延期の可能性を否定していた[25][26]。そのため、2週間で大きな方針転換をせざるを得ない形となった[2]

2021年7月12日に世界各地における本作のオープニング興収が明らかとなった。北米地域での興収は8000万ドル(日本円で約88億円)で、これは新型コロナウイルスが流行している時期に公開された映画としては最高額となる[27]。北米以外(海外)での興収は7880万ドル(日本円で約87億円)、世界興収は1億5880万ドル(日本円で約175億円)を記録した。また、ディズニーは米国内でのDisney+の配信におけるオープニング収入も併せて発表し、6000万ドル(日本円で約66億円)の収入があったことを明らかにした。また、プレミアアクセス対応作品において[22]、本作を除く3作品はDisney+でのオープニング収入を発表していないため、オープニング配信収入を公表するのは初めてのケースとなった[28]


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