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ブダペスト地下鉄 4号線
ケレンフェルド - ビカーシュ公園 - ウーイブダ・ケズポント - モーリッツ・ジグモンド広場 - 聖ゲッレールト広場 - フェーヴァーム広場 - カールヴィン広場 - ラーコーツィ広場 - ヨハネ・パウロ2世広場 - ブダペスト東駅
将来的には、東駅から北東にBosnyak ter(ボシュニャーク広場)まで、ケレンフェルド駅から南西にMadarhegy(マダールヘジ)まで延長の計画があるが、現時点では実現可能性は高くない。 現在は接続されていないブダペスト郊外電車のセンテンドレ線とラーツケヴェ線・チェペル線を南北に結ぶ路線として計画されている。既存の地下鉄とは3号線レヘル広場駅、1号線オクトゴン駅、2号線アストリア駅、3号線及び4号線カルヴィン広場駅での接続が計画されている。現時点では、構想段階である。 地下鉄各線は1号線・2号線・3号線が集中するデアーク広場駅で接続しているのに加えて、4号線と2号線とは東駅で、4号線と3号線とはカルヴィン広場駅で接続する。 乗車券は、エスカレータに乗る前に入口のオレンジ色の刻印機で打刻し、有効化する必要がある。その乗車券は地下鉄駅を出るまで持っていなければならない。刻印機で打刻すると、駅情報とともに日付と時間が券面に印刷される。乗車券は係員による検札がある。係員は駅のエスカレータ付近にいることが多いが、地下鉄のエリア内ではどこでも検札を受ける可能性がある。乗車券や定期券は係員の要求があれば提示する必要がある。係員は青い腕章と身分証明書をつけているが、実際に検札を始めるまで隠していることもある。検札は頻繁にあり、有効な乗車券を所持していない場合は、外国人でも罰金の対象となる。 乗車する方向を確認するためには、終点の駅名を知っている必要がある。それは駅と一般にはエスカレータに掲示されている。駅名は両方向のトンネルの壁に書かれている。 2号線・3号線の駅は、最近改修された駅も含めてすべての駅がバリアフリー化されていない。4号線は、地上からはエレベータでアクセスできるが、車いすの人は道路を渡る地下道を利用することはできない。1号線(千年祭地下鉄)は、3駅のみがバリアフリーである。 乗車券は、ニューススタンド、地下鉄駅、乗車券販売所、自動券売機、市内のHEV駅で購入でき、地下鉄以外にも路面電車、トロリーバス、登山電車、バス、ブダペスト郊外電車HEV(HEVのブダペスト市内区間のみ)に乗車できる。 3駅までの区間乗車券 300フォリント 乗換えなし乗車券 350フォリント 乗換えあり乗車券 530フォリント 24時間乗車券 1650フォリント 72時間乗車券 4150フォリント 1週間乗車券 4950フォリント 1カ月定期券 10500フォリント 3カ月定期券 31500フォリント 5カ月定期券(学生用) 16200フォリント 1年定期券 126000フォリント(2013年1月1日現在) ブダペスト地下鉄は朝4:30から走り始め、最終電車は23:10にターミナルから出発する。ラッシュ時は平日の朝6時から8時と昼14時から17時までであり、2 - 3分ごとに運行される。早朝および夜間は10 - 15分間隔である。クリスマス・イヴ(12月24日)には通常15:00までしか運行されない。大晦日には営業時間が延長される。 地下鉄4路線の総延長は 38.2 km であり、52の駅(3つの乗換駅を含む)がある。 2004年の統計ではブダペスト地下鉄の平日の利用者は約127万人である。2003年の利用者数は3億1500万人であり、1日あたり86万人となる。
計画中の路線4号線の東駅ケレンフェルド駅
4号線
5号線
利用方法
一般情報
乗車券とパスの種類
運行時間および頻度
トリビア
2000年代前半の開発により、全ての地下鉄路線で携帯電話が使用できるようになった。
3号線では、(モスクワ、プラハのいくつかの地下鉄路線、ソフィアとワルシャワと同様に)今でも同じソビエトの車両が走っている。列車は2人で運転され、3号線を除いて、列車の速度と停止を制御する「プログラムカーペット」を持つ。これは、地下鉄の制御がほとんどドアの開閉から成ることを意味する。一方、4号線は完全に自動化され、運転手なしで運行される。
大部分の駅は地下にあり、エスカレータ(通常1駅あたり3 - 4台)で到達できる。しかし、1号線は、乗換駅以外には階段しか無い。他の2路線も16駅(2号線の3駅と3号線の13駅)にはエスカレータが無い。
もっとも深い駅はセール・カールマーン広場駅である。
多くの駅にはコンコースがあるが、一部の駅は反対方向に向かうのに階段を使う必要がある。
攻撃や大災害の場合には、ブダペスト地下鉄は220,000人にシェルターを提供できる。それにはエアフィルタによる新鮮な空気、飲料水 (3 L)、洗浄水(1日1人あたり 27 L)を含む。
2号線と国会議事堂を結ぶ秘密の防空壕がある。これは、ハンガリーの共産主義独裁者であるラーコシ・マーチャーシュと共産党政府のために1950年代に造られた。空襲や核攻撃の場合には2,200人がここに避難し、地下鉄により南駅または東駅に逃げることができる。現在では使われずに閉鎖されている。
Kontroll という映画が2003年にブダペスト地下鉄で作成され、カンヌ国際映画祭とアメリカで上映された。
映画アンダーワールドでもブダペスト地下鉄で撮影された場面がある。
最初のニューヨーク地下鉄の入口は、ブダペスト地下鉄にならって造られた。
統計
脚注[脚注の使い方]^ ⇒http://whc.unesco.org/en/decisions/927
^ 古田陽久 古田真美『世界遺産ガイド 文化遺産編・2006年改訂版』シンクタンクせとうち総合研究機構、2006年、pp.40-41
関連項目
ブダペスト
外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ブダペスト地下鉄に関連するメディアがあります。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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