フローリング
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このうち最も広く生産、流通、施工されているものがフローリングボードである[5]

フローリングホードのうち根太張用のものは側面加工として「さねはぎ加工」を施す[1]。小幅の長尺材を、一方の側面が凸、他方の側面が凹になった本実(ほんざね)加工とし、これを多数噛み合わせて床全体を隙間無く覆う。これを実矧ぎ(さねはぎ)ないし実継ぎ(さねつぎ)と称する。

フローリングホードのうち根太張用以外のものは側面加工として「あいじゃくり加工」を施す[1]
複合フローリング 複合フローリングの施工

単層フローリング以外のフローリングで根太張や直張に用いられるフローリングをいう[1]

複合フローリングの規格では根太張用で厚さが21mm以下のものは「さねはぎ加工」を側面に施すこととされている[1]
形状による分類
長さによる分類

定尺フローリング - 規定の長さで統一したフローリング。複合フローリング・WPC床材では大半を占める。長さ・幅はメーカー・製品により多様。

乱尺フローリング - 一片の長さが様々なフローリング。無垢材が殆ど。幅はメーカー・製品により多様。

継ぎによる分類

継ぎ手のない完全な無垢材一枚ものをOPC、縦方向に3?5枚程度の板を継いだものをUNI、縦横に継ぎ手のある集成材のように見えるタイプをFJLと呼ぶ[6]。ソリッド、ユニ、FJLに分類されることもある[5]
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出典検索?: "フローリング" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年4月)

日本国外ではラミネートフローリング(Laminate Flooring)と呼ばれる釘・接着剤を使用せず、さねを噛合わせて並べて置いていくタイプのフローリングが一般消費者のDIY市場に流通しており、日本でも業者向けにではあるが徐々に浸透してきている。日本で流通しているラミネートフローリングの表面は酸化アルミニウムでコーティングしてあり、基材は高密度繊維板であるものが多い。
施工

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日本農林規格は、フローリングの工法を根太張と直張に分類する。
根太張

フローリング材を床組を構成する根太の上に直接貼り付ける工法である。釘打により貼り付けることが一般的だが、最近では接着剤を併用する場合が多い。釘打工法は、下地により根太(ねだ)工法と捨張工法がある。
直張

フローリング材を接着剤のみで下地に施工する方法である。下地がモルタル面や捨て張りされている場合等、下地が平面で、強度を有する場合でないと用いえない。一般的には直貼り専用のフローリング材が用いられる。コンクリート建造物等の躯体床面に強度がある場合、根太や各種下地工法を省く事ができる。

体育館等、強度が求められる場合、鋼製床組上に下地材を捨て張りした後に直張を行うのが一般的。多くは、無垢材を用いビス止め→ダボを打ち→研磨→塗装の工程を採る工法を採る。
並べ方
定尺張
定尺の材料を用い、決まった長さに加工した「張り出し」を作り、その繰り返しで張る。例1:900mmの材料で、900mm・675mm・450mm・225mmの張りだしを作り、順に並べ、その繰り返しで張る張り方。(定尺階段張り(4段))例2:900mmの材料を450mm・900mmの張りだしを作り、順に並べ、その繰り返しで張る張り方。(レンガ張り)
乱尺張
定尺の材料をランダムな長さに加工した「張り出し」を作り、張る。階段状に張る場合もある(乱尺階段張)。乱尺の材料の場合必然的に乱尺張りになる。
網代張
網代編状に定尺フローリングを並べる。
その他


複数の幅の材料を用いて張る。(列毎に幅の違うものを張る)

ヘリンボーン(Herringbone pattern)、魚のウロコ状の模様。ヘリンボーン張りが出来るのは、交互に凸凹サネ加工がされているヘリンボーン張り専用の製品に限られる。

塗装品で、違った色合いの製品、複数色で張る。(ランダム・ポイント・ライン等)

保守

フローリングの表面には温かみがあり、肌触りがよく、断熱性や調湿性に優れている[5]。また、汚れにくく、カビやダニも発生しづらい素材であり、比較的衛生的な床材である[5]
直射日光を避ける
フローリングは直射日光に当たると日焼けが発生するおそれがある[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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