1958年、レイ・アンド・ヒズ・レイ・メンがリリースしたシングルレコードである楽器曲『ランブル』(ガラガラ鳴る音)をフレデリックスバーグでリンク・レイが初めて即興演奏した時に、現代ギターのパワーコードが初めて開発された[7]。地域の音楽シーンは広い範囲のジャンルを含んでいる。
2008年、フレデリックスバーグはバージニア州の他地域と同様、アメリカ合衆国大統領選挙における候補者にとって重要地点となった。2008年9月27日、メアリー・ワシントン大学のキャンパスで、アメリカ合衆国上院議員かつ民主党大統領候補バラク・オバマと副大統領候補のジョー・バイデンが選挙集会を開き、およそ26,000人の支持者を集めた[8]。共和党の副大統領候補で州知事のサラ・ペイリンは10月27日の集会で8,000人を集めた[9]。 アメリカ合衆国統計局によれば、市域全面積は10.5平方マイル (27.2 km2)である。水域は無い。この市はピードモント台地と海岸地域の境界の一部をなしており、瀑布線にあるので、ラッパハノック川を見渡すことができる。アメリカ国道1号線と17号線、州間高速道路95号線が市内を通り、ワシントンD.C.からは南に50マイル (80 km)にある。 北と東はラッパハノック川で遮られ、川向こうはスタッフォード郡である。南と西はスポットシルバニア郡となる。 基礎データ 人種別人口構成 年齢別人口構成 世帯と家族(対世帯数) 収入と家計 下表は、モーガン・クイットノーが「アメリカで最も危険な都市」ランキング算出で用いている6つの指標で、フレデリックスバーグの犯罪率を全国平均と比べたものである。この数字は実際の犯罪件数ではなく、人口1人あたりの犯罪件数である[10]。 犯罪フレデリックスバーグ(2006年)全国平均 2006年で全体犯罪指数は人口10万人あたり4981.1だった。全国平均は同4479.3だった。フレデリックスバーグの犯罪は、強姦と窃盗犯罪以外は全国平均より下回っている[11]。 フレデリックスバーグの日刊紙として「ザ・フリーランス・スター」がある。「ザ・フリーランス」が1885年に創刊され、19世紀の間は週2回発行の新聞2紙、すなわち「フレデリックスバーグ・ニューズ」と「ザ・バージニア・スター」と競った。「フレデリックスバーグ・ニューズ」が1884年に廃刊になると、「ザ・バージニア・スター」の会社が1893年に「デイリー・スター」を発刊した。1900年、2つの会社が合併したが2紙は1926年まで発行を続け、その後現在の新聞名で合流した。その時以来、「ザ・フリーランス・スター」はフレデリックスバーグのロー家のメンバーにより所有され運営されている。 フレデリックスバーグとその近郷地域には以下のようなラジオ局がある フレデリックスバーグのAMラジオ局にはWFVA(1230、ニューズとトーク)とWYSK(1350、スペイン語)がある。WFLS, WWUZ および WYSK局はザ・フリーランス・スターの会社が所有している。 2001年、アービトロンがサービスを開始して、フレデリックスバーグ地域は全国的ラジオ市場に入った。2005年秋の時点で、調査された297の市場の内、154番目にランクされており、市場人口は28万人以上となっている。クリア・チャネル・コミュニケーションズやキュミュラス・ブロードキャスティングのような大規模放送会社はこの地域の市場では活動していない。局のほとんど全てが地元にあるか、地域で所有されている。 フレデリックスバーグには一連の田舎や郊外に続く4車線高規格道路と多くの小さな2車線道路が走っている。主要幹線道路の中では、アメリカ国道1号線がこの地域から南北にスタッフォードやワシントンD.C.とその先までを繋いでいる。バージニア州道3号線はフレデリックスバーグ中心街から(ブルー・アンド・グレイ・パークウェイのバイパスを経由して)南のスタッフォード郡とを繋ぐ主要東西ルートであり、アメリカ国道301号線は大規模ショッピングセンターであるスポットシルバニア・タウンセンターとセントラル・パークを繋ぎ、西のカルペパーに至って、アメリカ国道29号線と15号線に繋がる。 フレデリックスバーグから北(ワシントンD.C.都市圏)に行き交う通勤ピーク時間帯の交通の流れは、主に州間高速道路95号線とアメリカ国道1号線によっている。アメリカ国道1号線のラッパハノック川を越える橋はしばしば交通上のボトルネックになっている。通勤人はワシントンに至るバージニア・レイルウェイ・イクスプレスも使っている。FREDは最近フレデリックスバーグで始められたバス運行であり、地域社会の大半、小売りショッピングセンター、バージニア・レイルウェイ・イクスプレスの2つの駅、およびフレデリックスバーグ中心街に運行している。 毎年約150万人の観光客がフレデリックスバーグ地域を訪れている。行き先は戦場跡公園、中心街観光センター、イベントおよび歴史史跡である[12]。
地理
人口動態
人口: 19,279人
世帯数: 8,102世帯
家族数: 3,925家族
人口密度: 707.6/km2(1,833.0人/mi2)
住居数: 8,888軒
住居密度: 326.2軒/km2(845.0軒/mi2)
白人: 73.18%
アフリカン・アメリカン: 20.41%
ネイティブ・アメリカン: 0.34%
アジア人: 1.51%
太平洋諸島系: 0.06%
その他の人種: 2.56%
混血: 1.95%
ヒスパニック・ラテン系: 4.90%
18歳未満: 17.8%
18-24歳: 23.8%
25-44歳: 27.2%
45-64歳: 18.4%
65歳以上: 12.8%
年齢の中央値: 30歳
性比(女性100人あたり男性の人口)
総人口: 81.8
18歳以上: 78.4
18歳未満の子供がいる: 21.6%%
結婚・同居している夫婦: 31.8%
未婚・離婚・死別女性が世帯主: 13.1%
非家族世帯: 51.6%
単身世帯: 39.2%
65歳以上の老人1人暮らし: 12.8%
平均構成人数
世帯: 2.09人
家族: 2.81人
収入
収入の中央値
世帯: 34,585米ドル
家族: 47,148米ドル
性別
男性: 33,641米ドル
女性: 25,037米ドル
人口1人あたり収入: 21,527米ドル
貧困線以下
対人口: 15.5%
対家族数: 10.4%
18歳未満: 19.9%
65歳以上: 8.8%
犯罪
殺人4.86.9
強姦71.632.2
強盗138.5195.4
傷害291.3340.1
夜盗339.1814.5
自動車窃盗358.2526.5
景勝地などメアリー・ワシントン大学モンロー・ホール
カールのアイスクリーム
セントラル・パーク
⇒フレデリックスバーグ地域博物館および文化センター
フェリー農園
フレデリックスバーグ駅、アムトラック線
フレデリックスバーグおよびスポットシルバニア郡戦場跡記念国立軍事公園
⇒ライジングサン酒場[リンク切れ]
ケンモア・プランテーション
メアリー・ワシントン・ハウス
⇒ジェームズ・モンロー博物館および記念図書館
オールドミル公園
⇒ヒュー・マーサーの薬屋
セントジョージ教会
⇒アラムスプリング公園
スポットシルバニア・タウンセンター
メアリー・ワシントン大学
アメリカ合衆国国立奴隷博物館(未公開)
カラハリ・リゾート(2010年12月頃公開)
メディア
FM局
WJYJ(90.5、キリスト教徒向け)
WFLS(93.3、カントリー)
WGRQ(95.9、"ロッキン・オールディーズ")
WWUZ(96.9、クラシック・ロック)
WWVB(99.3、現代のリズム音楽)
WBQB("B-101.5"、現代の成人向け)
スポーツ
フレデリックスバーグ・ガンナーズ - ユナイテッドサッカーリーグの下部プレミア・デベロプメント・リーグ、2006年設立
メアリー・ワシントン大学イーグルス
VHSL - バージニア州高校リーグ・スポーツ
輸送
観光
著名な住人と出身者詳細は「Category:バージニア州フレデリックスバーグ出身の人物」を参照
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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