フライボーイズ
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ウィリアム・ジェンセン
隊の初期メンバーである若者。軍人の家系出身で、故郷に恋人を残して志願した。一族の伝統を守り、自らも英雄となることを決意していたが、次々に死んでいく仲間たちと自分も戦死するのではないかという恐怖からショック状態に陥り、手の震えが止まらなくなってしまう。
ユージン・スキナー
隊の初期メンバーである若者。フランス出身の黒人ボクサー。ボクサーとしての才能はあったが性格的に向いていないことから断念し、黒人である自分を迎えてくれたフランスへの恩返しとしてラファイエット戦闘機隊に志願した。父親が奴隷であったことから黒人差別への反発は強く、からかってきた先輩パイロットに激高して殴り掛かることもあった。空を飛ぶことへ憧れを抱いており、戦争が終わっても空を飛び続けていたいと願っている。そのため将来は郵便配達飛行機のパイロットになることを夢見る。モデルはプロボクサー出身で第一次世界大戦中唯一、そして史上初の黒人パイロットユージーン・ブラード(Eugene Bullard)。
ブリッグス・ロウリー
隊の初期メンバーの一人である若者。小太りで品が良いが、人種差別的でスキナーのことを嫌っている。ニューヨークの富豪の息子で、元は絵描き志望だった。しかし厳格な父親に猛反対されて断念、言われて入学したハーバード大学も退学になり、最後のチャンスとして無理やりラファイエット戦闘機隊に志願させられてしまう。父親に対して唯一行った反発が100年物のコニャックを密かに持ち出すことだった。スキナーに命を救われたことで自分の振る舞いを恥じ、彼と和解するためにコニャックの栓を開ける。モデルはラファイエット戦闘機隊に所属していたパイロットのノーマン・プリンス(Norman Prince)。
エディー・ビーグル
隊の初期メンバーの一人である若者。気が強く生意気な一方、射撃の腕が悪くて一度も敵機に命中させたことがない。後に経歴を詐称していたことがわかり、ドイツ系であったことからスパイ疑惑をかけられる。しかし実際は金に困っておもちゃの銃で銀行強盗を行い、失敗して指名手配されたことで渡仏した小悪党に過ぎなかった。皆にそれを告白したことで許され、隊の一員として改めて迎え入れられる。本名はアーサー・ベッカー。戦闘で撃墜され、機体の残骸に手を挟まれてしまったため、命と引き換えに片手を切断するはめになってしまう。モデルはラファイエット戦闘機隊に所属していたパイロットのバート・ホール(Bert Hall)。
ライル・ポーター
隊に追加メンバーとして参加した若者。敬虔なキリスト教徒であり、常に聖書を手放さず、戦闘では聖歌を歌いながら操縦を行う。
ジョルジュ・セノール
フランス軍大尉。ラファイエット戦闘機隊の指揮官を務める実在の人物。無邪気で純粋な若者たちを暖かく見守りつつも厳しく指導し、ローリングスが命令違反をして無茶をした際にはこれを叱り飛ばす一方で彼の心情と勇気を認めて許すなど、隊の父親のような存在。
ルシエンヌ
フランス人の少女。不時着したローリングスを手当したことで出会い、彼と恋に落ちる。当初は英語がわからずローリングスとも喋れなかったが、お互いに徐々に言葉を学んで心を通わせる。一方で戦争で死んだ兄夫婦の子どもたちを引き取って育てており、いつ戦死するかわからないローリングスとの恋に怯える事もあった。ドイツ軍との戦闘に巻き込まれて重傷を負うが、ローリングスに間一髪のところで救われる。その後イギリスへ疎開することになり、ローリングスと再会を約束して別れる。
黒い鷹(ブラックファルコン)
黒い鷹のマークで知られるドイツ軍の撃墜王。地上に降りて脱出したパイロットを躊躇なく射殺するなど非道な行いや戦闘不能となった敵の顔を確かめた上で撃墜するなど、騎士道を逸脱した行動を取るような男。本編中に台詞は無く、また本名も語られることがないため、その人物像は視聴者の想像に委ねられている。
フランツ・ウォルフェルト
交差した剣のマークで知られるドイツ軍の撃墜王。黒い鷹が脱出したパイロットを射殺したため、その詫びとして機銃の故障したローリングスを撃たずに見逃す。
スタッフ

監督:トニー・ビル


脚本:フィル・シアーズ、ブレイク・T・エヴァンス、デヴィッド・S・ウォード

ストーリー:ブレイク・T・エヴァンス

製作総指揮:デイヴィッド・ブラウン、ジェイムズ・クレイトン、フィリップ・M・ゴルトハーブ、ダンカン・レイド

製作(プロデューサー):ディーン・デヴリン、マーク・フライドマン

アソシエイトプロデューサー:レイチェル・オールスチャン

副プロデューサー:キーリー・ピーク、マーク・ロスキン

撮影監督:ヘンリー・ブラハム

編集:クリス・ブランデン、ロン・ロンセン

音楽:トレヴァー・ラビン

キャスティング:ダニエル・ハバード、ジョン・ハバード、ロス・ハバード

プロダクションデザイン:チャールズ・ウッド[要曖昧さ回避]

アートディレクション:レイ・チャン、フィリップ・エルトン、マシュー・グレイ

セット装飾:イライザ・ソウルズベリー

キャスト

ブレイン・ローリングス:
ジェイムズ・フランコ(日本語吹替え: 置鮎龍太郎

ルシエンヌ:ジェニファー・デッカー(日本語吹替え: 桑島法子

ジョルジュ・セノール大尉:ジャン・レノ(日本語吹替え: 菅生隆之

ブリッグス・ロウリー:タイラー・ラビーン(日本語吹替え: 桜井敏治

リード・キャシディー:マーティン・ヘンダーソン(日本語吹替え: 家中宏

ウィリアム・ジェンセン:フィリップ・ウィンチェスター(日本語吹替え: 川島得愛

ユージン・スキナー:アブダル・サリス(日本語吹替え: 伊藤健太郎

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