2013年2月13日、DeadlineはQEDインターナショナル(英語版)が次のプロジェクトとしてデヴィッド・エアーが脚本を執筆し、監督する予定である『Fury』を購入し、出資する予定であることを報じた[5]。4月3日、製作の開始が2013年9月に予定された[17]。2013年4月10日、ソニー・ピクチャーズがオークションでユニバーサル・ピクチャーズに勝利し、コロンビア ピクチャーズが北米配給権を獲得した[18]。 2013年4月3日、ソニーはキャスティングを開始し、以前に2009年の第二次大戦映画『イングロリアス・バスターズ』に出演していたブラッド・ピットが主人公のウォーダディー役での交渉に入った[6]。4月23日、シャイア・ラブーフがキャストに加わった[7]。5月1日、ローガン・ラーマンがノーマン・エリソン役でキャストに加わった[8]。5月14日、『ハリウッド・リポーター』は、マイケル・ペーニャが戦車の乗組員役での出演交渉が行われたと報じた[9]。5月17日、ジョン・バーンサルがクーンアス役で加わった[10]。8月26日、スコット・イーストウッドがマイルス軍曹役でキャストに加わった[13]。9月19日、ブラッド・ウィリアム・ヘンケが別の戦車長のデイヴィス軍曹役でキャスティングされた[12]。ジェイソン・アイザックスは10月7日にキャスティングされた[11]。このほかにゼイヴィア・サミュエル、ジム・パラック
キャスティング
本作では4人のユダヤ人俳優(ローガン・ラーマン、ジョン・バーンサル、シャイア・ラブーフ、ジェイソン・アイザックス)が、ナチス・ドイツと戦う兵士を演じる[19]。 2013年9月、イングランドのハートフォードシャーでリハーサルが行われた[20]。9月3日、ブラッド・ピットはイングランドの田舎で戦車を駆動する準備をした[21]。9月30日、主要撮影がオックスフォードシャーで始まった[22][23]。パインウッド・スタジオは、シャーバーン
撮影
2013年10月15日、パートンでのリハーサル中にスタントマンの肩に誤って銃剣が刺さった。彼はオックスフォードのジョン・ラドクリフ病院(英語版)へ空路で救急搬送され、警察からは事故として処理された[26]。2013年11月、リメンブランス・デーにエキストラがナチス・ドイツの制服を着た場面を撮影して論争を引き起こした。エアーとソニーは事件について謝罪した[27]。撮影中にシャイア・ラブーフは役作りのために歯を抜き、顔をナイフで切りつけ、さらにはシャワーも浴びなかったために、ほかのキャストやスタッフの不評を買った[28]。撮影は2013年11月15日にオックスフォードシャーで完了した[29]。
音楽詳細は「en:Fury - Original Motion Picture Soundtrack」を参照
2013年11月19日、スティーヴン・プライスが映画音楽を作曲する契約を交わした[30][31]。オリジナルサウンドトラックアルバムは2014年10月14日にヴァレーズ・サラバンド・レコーズより発売された[32]。 戦闘シーンに戦車を使用した映画であることから、戦車繋がりでアニメ『ガールズ&パンツァー』の西住みほ役で知られる渕上舞がエマ役の吹き替えに起用された[33]。また、Blu-rayとDVDのAmazon.co.jp限定版には『ガールズ&パンツァー』とタイアップした特典ブルーレイが収録された。 日本では劇場での配給をKADOKAWAが担当していたが、映像ソフトの販売は北米の配給元でもあるソニー・ピクチャーズが担当した。本作以後も、ソニーは日本独自の事業展開として、KADOKAWAが関わる多くの新作映画や海外ドラマのソフト販売に関わっている。 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは当初公開日を2014年11月14日に設定していたが[34]、1ヶ月前倒しされ同年10月17日に公開された[35]。
吹き替えなど
公開