フジ・ロック・フェスティバル
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初日の夜のみパーティーイベント「オールナイトフジ」が開かれ、朝までクラブ空間に変貌した。収容人数約5000人。
オレンジ・カフェ / バスカー・ストップ
2016年にオレンジ・コートがあった場所に新設置された。屋根つきの飲食・休憩エリアで、その奥にある小さなステージ「バスカー・ストップ」では主にトリビュート・バンドなどが出演することが多い。バンドが出演していない時間帯は、誰でも参加出来るオープンステージになる。
ストーン・サークル
2015年に新設置された。世界中から集めた打楽器がおいてあり自由にプレイできる。「スラックライン」の体験コーナーも併設。
カフェ・ド・パリ
パリに現存するキャバレームーラン・ルージュ」をイメージした空間で、ポールダンスなどのパフォーマンスが行われる。2016年はここで「オールナイトフジ Supported by Heineken」が復活開催された。
キャンプ・サイト

苗場プリンスホテル後方、スキー場の広大な斜面を利用して会場宿泊客のためのテント設営エリアが設けられている。毎年、約1万7000人がここでテントを張って宿泊している。女性専用ゾーンやトイレ、シャワー設備、キャンプに関する相談所や食事処も完備されている。キャンプサイト券を購入した客のみ利用可能。テントを建てやすい平らな地面の立地はすぐに埋まる。また開催期間中はスコールなど荒天が多く、キャンプ初心者にはあまり望ましい宿泊手段とはいえない。2010年から新たにPyramid Gardenという和み空間が出現。キャンプサイト利用者限定で楽しめるステージも併設している。キャンプ・サイト
前夜祭

初日の前夜には地元の住民たちとの交流を深め、共に盛り上がる恒例の前夜祭が開かれる。盆踊り、抽選会、大食い大会といったベタな夏祭りイベントもフジの開幕とあって盛り上がりをみせる。最後は打ち上げ花火大会でフェスティバルの成功祈願と開会が宣言される。他にもレッドマーキーが開放され、DJ達によるオープニングパーティが催され時には出演バンドによるサプライズライブが行われることもある。過去に少年ナイフBRAHMANザ・クーパー・テンプル・クロースなどが前夜祭ライブを行っている。
主な出演者/歴史

一番上に表記されているバンド名が、ヘッドライナー(グリーン・ステージ)である。以下、他のステージの出演者も含む。
1997年

会場:山梨県富士天神山スキー場地区(台風の影響などの混乱により2日目は開催せず)

1日目(7月26日)2日目(7月27日


レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

エイフェックス・ツイン

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

フー・ファイターズ

アタリ・ティーンエイジ・ライオット

サード・アイ・ブラインド

サザン・カルチャー・オン・ザ・スキッズ

ガールズ・アゲインスト・ボーイズ

THE YELLOW MONKEY

↑THE HIGH-LOWS↓

電気グルーヴ

THE MAD CAPSULE MARKET'S

ボアダムス

ズボンズ


グリーン・デイ

マッシヴ・アタック

ベック

プロディジー

リー・"スクラッチ"・ペリー

スクエアプッシャー

ウィーザー

マッド・プロフェッサー

ザ・シーホーセズ

スニーカー・ピンプス

布袋寅泰

audio active

少年ナイフ

TOKYO No.1 SOUL SET

1997年に、富士山のふもとの天神山スキー場で初めて開催された。2日間の予定であったが、台風の直撃により1日目から豪雨に見舞われる。会場内で雨をしのげる場所は少なく雨や寒さに対する備えが不十分な参加者が多かったこともあり、会場内やその周辺では体力を奪われて倒れる者が続出した。死者はでなかったものの、フェスは惨状を呈した。

会場へのアクセス道路は1本しかなく、駐車車両などによる渋滞によって交通は麻痺状態となり、移動に多くの参加者が徒歩で数時間も歩いた。トイレもない道路では多くの人々が周辺の私有地に立ち入って用を足したり、別荘地内で勝手にキャンプをしたりと会場周辺も混乱を極めた。2日目は朝から晴天となったものの、警察、地元自治体などからの要請や会場とその周辺の荒廃により、これ以上のイベント続行は不可能と判断した運営側が全てのプログラムを中止し、日本初の野外ロック・フェスティバルは、崩壊の状態となった。

また、駅と会場を結ぶ送迎バスが機能しなかったことにより、駅や荒天の会場で数時間にわたり立ち往生を余儀なくされたこと、案内スタッフが少数かつ不親切であったことなど多くの課題を残し、フェスの運営にも批判が集中した。
1998年

会場:東京都豊洲地区・東京ベイサイドスクエア

1日目(8月1日)2日目(8月2日


ビョーク

ベック

イギー・ポップ

エルヴィス・コステロ

ニック・ケイヴ

ソニック・ユース

ステレオフォニックス

忌野清志郎

BLANKEY JET CITY

ギターウルフ


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