フジテレビ
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かつては『Jリーグ中継』は清水エスパルス鹿島アントラーズなどのホームゲームを中継していたが[注釈 44]、2002年以降は『YBCルヴァンカップ(旧・ヤマザキナビスコカップ)』決勝のみの中継となっている(『YBCルヴァンカップ』のグループステージから準決勝まではフジテレビONE・NEXTで生中継もしくは録画中継している)。2002年6月9日に生中継された『2002 FIFAワールドカップ 日本×ロシア』では、民放歴代最高視聴率となる66.1%を獲得している。

開局の1959年以来、日本中央競馬会(JRA)主催の『中央競馬』の日曜東京中山および夏季ローカル開催のメインレース中継を放送している(現在は『みんなのKEIBA』)。また、「フジテレビ賞スプリングステークス」の冠スポンサーにもなっている。なお、2005年の菊花賞では初めて関西テレビとの共同制作で中継された(従来の京都阪神の中継は関西テレビが担当している)。

格闘技は、前述の世界柔道選手権の独占中継をはじめ、『日本大相撲トーナメント』の主催・中継を行っている。ボクシング中継ではファイティング原田輪島功一らの国民的スターを輩出し、現在では『ダイヤモンドグローブ』で月1回の放送に加え、2013年よりアマチュア7冠・井上尚弥やロンドンオリンピック金メダリスト・村田諒太の試合を『FUJI BOXING』としてゴールデンタイム中継を復活させた(窓口となるプロモーターは三迫プロモーション)。プロレスでは過去に『全日本女子プロレス中継』や、WWEの日本語版放送を実施したことがある。

総合格闘技の中継に力を入れており、かつてはPRIDEK-1も放送し、大晦日興行は『NHK紅白歌合戦』の裏番組として高視聴率を誇ったが、前者は2006年6月に主催側に契約違反があったとして、後者も2010年に主催側のファイトマネー未払い問題があったとして、放送が打ち切られている。2014年よりPRIDEとも関わりを持っていたアントニオ猪木が主催する『IGF』の放送を実施している。また、2015年より『RIZIN FIGHTING FEDERATION』の中継も実施しており、大晦日の夜に地上波で中継される唯一の格闘技興行となっていたが、同興行が主催する『THE MATCH 2022』の放映権を巡り、主催者側との契約に至らず、以降は放送が打ち切られている。

ゴルフは、1973年に埼玉県東松山市高坂カントリークラブで第1回「BVD杯フジサンケイトーナメント」として行われて以降、『フジサンケイクラシック』として年1回行われている。産経新聞・フジテレビなどで構成するフジサンケイグループが主催している。

なお、バレーボールでは全国高等学校バレーボール選抜優勝大会の立ち上げに関与しており、後継の全日本バレーボール高等学校選手権大会も含め大会期間中は独占放送を行っている。この他、『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』、『ジャンクSPORTS』、『World Baseballエンタテイメント たまッチ!』、『村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード』などのスポーツバラエティ番組も制作している。

また『eラボ』などのeスポーツの番組も制作している。
バラエティ

バラエティ番組は編成制作局制作センター第二制作部(旧バラエティ制作センター→バラエティ制作部→制作局第二制作センター→編成局制作センター第二制作室)が担当している。

主に『奇跡体験!アンビリバボー』、『ネプリーグ』、『ホンマでっか!?TV』、『今夜はナゾトレ』、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』、『千鳥のクセスゴ!』、『VS魂』、『人志松本の酒のツマミになる話』、『千鳥の鬼レンチャン』などのバラエティ番組を制作をしている。情報番組の『ワイドナショー』もニュース総局ではなく第二制作部が担当している。過去には、『森田一義アワー 笑っていいとも!』、『ライオンのごきげんよう』、『バイキング』などのトーク番組もバラエティ制作センターで制作していた。

バラエティ番組最大の特徴は、地域・芸能事務所を問わず実力のある若手のお笑いタレントを5?6組集合させて番組を製作し、関東ローカル深夜番組からゴールデン・プライムタイム全国ネットへと番組を育ててゆく手法を取ることである。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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