フォードvsフェラーリ
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8月30日、本作はテルライド映画祭でプレミア上映された[24]。9月9日、第44回トロント国際映画祭で本作の上映が行われた[25]

当初、本作は2019年6月28日に全米公開される予定だったが[26]、後に公開日は同年11月15日に延期された[27]
興行収入

本作は『グッドライアー 偽りのゲーム』及び『チャーリーズ・エンジェル』と同じ週に封切られ、公開初週末に2200万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが[28]、実際の数字はそれを大きく上回るものとなった。2019年11月15日、本作は全米3528館で公開され、公開初週末に3147万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となった[29]
評価

本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには287件のレビューがあり、批評家支持率は91%、平均点は10点満点で7.71点となっている。サイト側によるアメリカの批評家の見解の要約は「『フォードvsフェラーリ』は目の肥えたレース映画ファンが期待しているであろう全ての要素を盛り込んでいる。それでいながら、同作は観客の心を掴む人間ドラマを十分に展開しているため、カーレースにそれほど興奮しないものでも満足できる作品になっている。」となっている[30]。また、Metacriticには46件のレビューがあり、加重平均値は81/100となっている[31]。なお、本作のCinemaScoreは最高値であるA+となっている[32]
受賞

第92回アカデミー賞では4部門(作品、音響編集、録音、編集)にノミネートされ、その内、アカデミー音響編集賞アカデミー編集賞を受賞した。本作までモータースポーツを取り扱った作品が作品賞にノミネートしたことはなく、本作が初のノミネートになる。

第44回日本アカデミー賞では優秀外国作品賞を受賞した[33]
ソフト販売

本作のブルーレイ+DVDセットとUHD+ブルーレイセットが2020年5月2日に発売された。今作から20世紀スタジオ作品の発売元が20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンからウォルト・ディズニー・ジャパンに変更された。
出典^ “マット・デイモンとクリスチャン・ベールが取っ組み合い、共演作の新予告解禁”. 映画ナタリー (2019年10月2日). 2019年10月4日閲覧。
^ “フォードvsフェラーリ”. 映画.com. 2019年11月20日閲覧。
^ a b c “Ford v Ferrari”. Box Office Mojo. 2019年11月20日閲覧。
^ a b “Ford v Ferrari (2019)”. The Numbers. 2020年1月13日閲覧。
^ 『キネマ旬報』2021年3月下旬特別号 p.36
^ “Judy, Uncut Gems, Ford v Ferrari reviews stoke Oscar fire at Telluride”. Entertainment Weekly (2019年8月30日). 2019年9月6日閲覧。
^ 今冬注目『フォードvsフェラーリ』公開1ヵ月前の特別試写会ご招待 - ライブドアニュース
^ a b c d e f g h i “フォードvsフェラーリ”. ふきカエル大作戦!! (2020年6月10日). 2020年6月10日閲覧。


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