2000年現在の国勢調査で、この都市は人口1,321,045人、465,834世帯および307,450家族が暮らしている。人口密度は1,074/km2(2,782/mi2)である。403/km2(1,044/mi2)の平均的な密度に495,832軒の住宅が建っている。この都市の人種的な構成は白人71.07%、アフリカン・アメリカン5.10%、先住民2.02%、アジア系2.00%、太平洋諸島系0.13%、その他の人種16.40%および混血3.28%である。人口の34.06%はヒスパニックまたはラテン系である。
この都市内の住民は28.9%が18歳未満の未成年、18歳以上24歳以下が10.9%、25歳以上44歳以下が33.2%、45歳以上64歳以下が18.8%および65歳以上が8.1%にわたっている。中央値年齢は31歳である。女性100人ごとに対して男性は103.5人である。18歳以上の女性100人ごとに対して男性は102.7人である。
この都市の世帯ごとの平均的な収入は41,207米ドルであり、家族ごとの平均的な収入は46,467米ドルである。男性は32,820米ドルに対して女性は27,466米ドルの平均的な収入がある。この都市の一人当たりの収入(per capita income)は19,833米ドルである。人口の15.8%および家族の11.5%は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の21.0%および65歳以上の10.3%は貧困線以下の生活を送っている。
なお、2000年現在の国勢調査では、メサ、グレンデール、スコッツデール、テンピなどを含めた都市圏(MSA)の人口は約3,251,876人で全米14番目の規模であり、2007年の推計では4,179,427人まで伸び、爆発的な人口増加が続いている。 フェニックス地域の公共教育は30学区によって提供されている。 アリゾナ州立大学は、アメリカ最大の公立大学の一つであり、この地域最大の高等教育機関である。本部はテンピにあり、その北西のフェニックスとグレンデールの境界の西キャンパス、フェニックス市街地のダウンタウン・キャンパス、メサのポリテクニク・キャンパスを有する[10]。
教育
高等教育アリゾナ州立大学
サンダーバード国際経営大学院は国際経営学に特化した大学院大学である。
マリコパ郡コミュニティカレッジ地区(英語版)には10のコミュニティカレッジ、成人教育や職業訓練を行う2つのスキルセンターがある。そのうちの一つであるフェニックス・カレッジ(英語版)は、1920年に設立され、アリゾナ州で最も古いコミュニティカレッジであり、全米でも最も古いコミュニティカレッジのうちの一つである[15]。
市内には他にも、特筆すべき高等教育機関がある。フェニックス神学校(英語版)は、聖書学、キリスト教神学、教会史、カウンセリングの学位を授与するプロテスタントの神学校である。バロー神経学研究所(英語版)は、世界最大の神経疾患に関する治療・研究機関である[16]。グランド・キャニオン大学はキリスト教系の私立大学で、1949年に非営利の学校として設立されたが[17]、現在は営利目的の大学として運営されている[18]。フェニックス大学(英語版)は、この市に拠点を置いている。 フェニックス・スカイハーバー国際空港(IATA: PHX、ICAO: KPHX)はダウンタウンの東方5kmにあり、アクセスの良い空港として知られている。I-10、I-17、U.S. 60、州道51号線および州道202号線の交差点近い。 メサの郊外にあるフェニックス=メサ・ゲートウェー空港
交通フェニックス地区のフリーウェイ(2009年)「en:Phoenix metropolitan area#Transportation」を参照
空港