2009年9月24日、ウッド、ジョーンズ、マクレガンがロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで演奏権協会の慈善基金のためのチャリティ・コンサートを行うことを発表した。ウッドは「これは俺たちにとって特別になるだろう。そのような素晴らしくて評判の高いイベントで再結成のステージが行えるなんて」「ロニー・レーンと一緒にできないのは悲しいことだが、彼の精神は共に側にいて、神の加護があるだろう」と語った。レーンの未亡人ケイティはチャリティの一部を受け取ることになった[9]。コンサートは同年10月25日に行われ、3人はビル・ワイマンをベーシストに迎え[10]、シンプリー・レッドのミック・ハックネルを初め様々なヴォーカリストと共演した。
2010年5月25日、フェイセズはミック・ハックネル(ヴォーカル)と元セックス・ピストルズのグレン・マトロック(ベース)を迎えて公式に再結成された[11]。彼等は2010年のフェスティバル、2011年にはフジ・ロック・フェスティバルに出演した[12]。
2010年6月23日、日本のみでオリジナルアルバム4タイトルと、ベストアルバム1タイトルがLPレコードを再現した紙ジャケット仕様、日本独自の最新リマスターCDで再発売された。
2020年2月18日、イギリスで開催されたBrit Awards 2020で、スチュワート、ウッド、ジョーンズが共演して「ステイ・ウィズ・ミー」を披露した。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
『ファースト・ステップ』 - First Step (1970年)
『ロング・プレイヤー』 - Long Player (1971年)
『馬の耳に念仏』 - A Nod Is as Good as a Wink...To a Blind Horse (1971年)
『ウー・ラ・ラ』 - Ooh La La (1973年)
ライブ・アルバム
『ロッド・スチュワート&フェイセズ=ライヴ』 - Coast to Coast: Overture and Beginners (1974年)
コンピレーション・アルバム
Rod Stewart and the Faces (1972年)
『スネイクス&ラダーズ』 - Snakes And Ladders / The Best of Faces (1976年)
『ベスト・オブ・フェイセズ』 - Good Boys... When They're Asleep (1999年)
Five Guys Walk into a Bar... (2004年) ※レア音源を含む4枚組ボックス
You Can Make Me Dance, Sing or Anything: 1970 - 1975 (2015年) ※全スタジオ・アルバムとボーナス・ディスクの5枚組ボックス
日本公演
1974年
2月15日、17日 大阪厚生年金会館(2日目はキャンセル)
2月19日、20日 日本武道館
2011年
7月30日 FUJI ROCK FESTIVAL 2011(2日目のヘッドライナー)
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ピーター・フランプトンらとハンブル・パイを結成した。
^ ザ・フーが1985年7月のライヴエイドと1988年2月8日の英国レコード産業協会の特別功労賞の受賞式で一時的に再結成した時には、彼も参加した。
出典^ “The Small Faces / Faces”. Rock & Roll Hall of Fame. 2018年10月9日閲覧。
^ Jones (2019), pp. 176?178.
^ Jones (2019), p. 208.
^ Jones (2019), pp. 252?253.
^ “ ⇒It's Official: Faces Reunion”. Mix 100.7 WMTX-FM. 2008年6月14日閲覧。[リンク切れ]
^ “ ⇒THE FACES OFFICIAL REUNION WEBSITE”. 2008年11月14日閲覧。
^ “ ⇒THE FACES, WITH ROD STEWART, TO START REHEARSALS...”. GUARDIAN (UK). 2008年11月13日閲覧。
^ ⇒Rod Stewart denies Faces reunion
^ ⇒Faces to reform without Stewart www.bbc.co.uk
^ Fortnam, Ian (2009年10月26日). “Holding Back The Jeers: Hucknall Sings With Faces”. Classic Rock. 2009年10月31日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。