フィンランド
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合計(2020年)2751億9500万[2]ドル(60位
1人あたり4万9806.439[2]ドル

成立
フィンランド大公国の成立(スウェーデン王国スウェーデン=フィンランド)より分離)1809年9月17日
フィンランド王国の成立(フィンランド独立宣言によりロシア帝国宗主権から独立)1917年12月6日
フィンランド共和国の成立(君主制の廃止と共和制憲法の制定)1918年12月14日

通貨ユーロ (€)(EUR[3][4]
時間帯UTC+2 (DST:+3)
ISO 3166-1FI / FIN
ccTLD.fi
国際電話番号358
^ a b “ ⇒UNdata”. 国連. 2021年10月11日閲覧。
^ a b c d e IMF Data and Statistics 2021年10月15日閲覧([1])
^ 1999年以前はマルッカを使用。
^フィンランドのユーロ硬貨」も参照。

フィンランド共和国(フィンランドきょうわこく、フィンランド語: Suomen tasavalta、スウェーデン語: Republiken Finland)、通称フィンランドは、北ヨーロッパに位置する共和制国家首都ヘルシンキバルト海東岸に位置する国の一つであり、国境は、北はノルウェー、西はスウェーデン、東はロシアと接する。南はフィンランド湾を挟みエストニアと相対している。

国体の変化が激しい歴史を持つ国家であり、王制から共和制へ変換された国々の一国として知られている。ロシア帝国第二次ロシア・スウェーデン戦争後にフィンランドを併合してフィンランド大公国にした1809年まで、スウェーデン王国に属していた。後に、ロシア帝国がロシア革命で崩壊したことで1917年に独立を果たした。独立後、フィンランドでは4つの戦争が行われた。1918年のフィンランド内戦、ロシア革命で成立したソビエト連邦との冬戦争(1939年?1940年)、第二次世界大戦独ソ戦)に伴うソ連との継続戦争(1941年?1944年)とソ連との講和後のナチス・ドイツとのラップランド戦争(1944年?1945年)である。それぞれの戦争において、共和国の軍隊は、軍の最高司令官であるマンネルヘイム元帥によって率いられた。冬戦争と継続戦争により幾らかの土地をソ連に奪われるも、ソ連に併合されたバルト三国と異なり独立を維持した。

首都ヘルシンキは露仏同盟以来、ロシア帝国の主要都市であるサンクトペテルブルク方面へ西側諸国が投資や往来をするための前線基地となってきた。フィンランドで成長しているもう一つの重要な都市エリアは、ヘルシンキの北約180 kmにあるタンペレである。同じく直近の旧領ヴィボルグサイマー運河の出口であったが、現在はロシア領で、ノルド・ストリームの経由地となっている。ロシアと欧州諸国の間にある地政学的な重要性から、度々勢力争いの舞台や戦場になってきた。

外交安全保障エネルギー政策を巡り東西の綱引きが行われている。西側の技術によるオルキルオト原子力発電所とソ連の技術で建設されたロヴィーサ原子力発電所の両方を運用する唯一の国であり、オンカロ処分場2020年に開設されれば世界初の使用済み核燃料の最終処分場となる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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