フィリップ_(エディンバラ公)
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チャールズ3世アン王女ヨーク公爵アンドルー王子エディンバラ公爵エドワード王子の父。爵位称号は Prince of the United Kingdom[2]エディンバラ公爵メリオネス伯爵グリニッジ男爵イギリス陸海空軍元帥Lord High Admiral海軍本部の長)、日本学士院名誉会員。敬称は His Royal Highness(殿下)。日本では「フィリップ殿下」と呼称されることが多い。

祖父にギリシャ王ゲオルギオス1世、曾祖父にデンマーク王クリスチャン9世、高祖父にロシア皇帝ニコライ1世、高祖母にイギリス女王ヴィクトリアがいる。

イギリス海軍第2次世界大戦に従軍後、当時即位前のエリザベス王女と結婚。妻の女王即位後は海軍を退役し、夫として長年女王を支えた。女王の公務の大半に夫妻で同伴、単独での海外訪問も143カ国637回に上り、公務は単独でも65年間で2万2千件以上、2017年の時点で785団体の会長や支援者を務め[3]、96歳だった2017年8月2日バッキンガム宮殿イギリス海兵隊閲兵したのを最後に全ての公務から引退した[4][5]。2021年4月9日、ウィンザー城にて薨去[6]
家系エディンバラ公フィリップの紋章。紋章の上部左の黄金地に赤いハートを散らし青のライオンを三頭並べた紋章がデンマーク王家の紋章、上部右の青地に白の十字の紋章はギリシャ王家の紋章である。同じく下部左の白と黒の縦じまはバッテンベルク家の紋章であり、下部右の三つの塔からなる城の紋章はエジンバラ市の紋章である。

ギリシャおよびデンマークノルウェーの王家であるグリュックスブルク家(正式には、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゾンダーブルク=グリュックスブルク家)出身。ギリシャ王国の第2代国王ゲオルギオス1世の四男アンドレアスバッテンベルク家(英語名:マウントバッテン家)出身のアリキ(英語名:アリス)の長男として誕生。ギリシャ語名フィリッポス(Φ?λιππο?)。

ヴィクトリア英女王の玄孫であり、連合王国王位継承権があった(薨去時点で第485位)。フィリップは、父アンドレアスと同様「ギリシャ王子及びデンマーク王子(Prince of Greece and Denmark)」の称号を有していたが、エリザベス王女との結婚にあたりこれを放棄している。
フィリップの母系の血縁関係(抜粋)
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ヴィクトリア女王


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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