1969年4月13日、スビリはマニラ首都圏のマカティに生まれた。フィリピン大学ロスバニョス校で農業経営管理の学士号を取得し、フィリピン大学オープンユニヴァーシティで環境・天然資源管理の修士号を取得した。 1995年から1998年にかけて、フィリピン下院議員である父親のホセ・マリア・スビリ・Jr.
下院議員時代
3期に渡って下院議員を務めた後、2007年の総選挙では僅差でココ・ピメンテル
(英語版)を破ってフィリピン上院議員に当選した。スビリの得票数は11,001,730票、ピメンテルの得票数は10,983,358票だった[2]。2008年11月17日にはフランシス・パンギリナン(英語版)の後任として、フィリピン上院における多数党院内総務に就任した[3]。上院での任期中には、輸入する石油への依存を減らして食糧難を防ぐために、バイオ燃料のさらなる研究を提唱した[4]。2007年の上院議員選挙における投票詐欺の申し立てを受けて、2011年8月3日には突如として上院議員からの辞任を発表した[5][6][7]。上院議員からの辞任表明は大統領官邸など各所から称賛された[8][9]。2016年には無所属で上院議員に立候補し、6位の1600万票を得て上院議員に当選した。2018年には多数党院内総務のティト・ソット(英語版)が上院議長に就任したため、2018年5月21日にはスビリが再び多数党院内総務に就任した[10]。
人物
父親はネグロス島地方出身のホセ・マリア・スビリ・Jr.(英語版)、母親はビコル地方出身のマリア・ビクトリア・オカンポ・フェルナンデス。父親のホセ・マリア・スビリ・Jr.は1987年から1998年までフィリピン下院議員を務め、2013年からブキドノン州知事を務めている。父方の祖先はバスク系フィリピン人(スペイン系フィリピン人)でもある。母親はソーシャライト(社交界の名士)である。兄のホセ・スビリ3世(英語版)も政治家であり、フアン・ミゲル・スビリの地盤を継いで2007年から2016年までフィリピン下院議員を務めた。
スビリはセブアノ語、タガログ語、英語、ヒリガイノン語を話すことができる。
エスクリマ・カリ・アルニス財団の会長を務めており[11]、フィリピン赤十字社の副社長を務めている[12]。
2018年には王立シンガポール協会から名誉フェローの称号を授与された[13]。
脚注^ “Villar richest senator, Trillanes poorest in 2017”. CNN. (2018年5月17日). ⇒オリジナルの2018年5月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180530231456/http://cnnphilippines.com/news/2018/05/17/cynthia-villar-antonio-trillanes-manny-pacquiao-saln-senators-2017.html 2018年5月30日閲覧。
^ “The Philippine Daily Tribune”. 2007年7月15日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2019年10月22日閲覧。
^ “Zubiri is new Senate Majority Leader”. GMA News Online. 2019年10月22日閲覧。
^ “ ⇒Food vs. Fuel issue not applicable to RP”. Philstar (2008年4月23日). 2019年10月22日閲覧。
^ “ ⇒Zubiri to give up Senate seat”. ABS-CBN News. 2011年8月13日閲覧。
^ “ ⇒Senator Zubiri resigns amid 2007 poll fraud controversy”. GMA News Online. 2011年8月13日閲覧。
^ “Zubiri resigns from Senate”. Interaksyon. 2012年3月20日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2019年10月22日閲覧。
^ “Senator Zubiri resigns amid 2007 poll fraud controversy”. GMA News Online. 2019年10月22日閲覧。
^ “ ⇒Enrile commends Zubiri; resignation saddened colleagues”. Balita (2011年8月23日). 2019年10月22日閲覧。
^ “Zubiri elected as Senate majority leader”. GMA News Online. 2019年10月22日閲覧。
^ “Zubiri takes his oath as PEKAF Chairman”. Senate.gov.ph. 2019年10月14日閲覧。
^ “Humanitarian Organization in the Philippines”. Philippine Red Cross. 2019年10月22日閲覧。
^ “Migz Zubiri earns honorary fellowship in Singapore” (2018年12月2日). 2019年10月22日閲覧。
外部リンク
公式ウェブサイト
Juan Miguel Zubiri フィリピン上院