ファンクとロックを融合した音楽を、ファンク・ロックにジャンル分けする場合がある。黒人が演奏した場合は、ブラック・ロックとも呼ばれる。フリーの「ザ・スティーラー」、デヴィッド・ボウイの「フェイム」[22](1975年)、ローリング・ストーンズの「ホット・スタッフ」(1975年)、エアロスミスの「ラスト・チャイルド」(1976年)、INXSの「ニード・ユー・トゥナイト」(1988年)[注 14]などは、ファンクのリズムを持ったロック曲である。主なアーティストとしては、1970年代にはリック・デリンジャー[注 15]、レッドボーン[注 16]、ファンカデリック、マザーズ・ファイネスト、初期のバーケイズ、ワイルド・チェリーらがいた。1980年代はINXS、ファイン・ヤング・カニバルズ[注 17]、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、フィッシュ・ボーン
、後期のカメオらが、1990年代にはキザイア・ジョーンズ、スティーヴィー・サラス、シールらが活動した。