ファミリーコンピュータ
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当時の発売価格は14,800円[6][8]

携帯型ゲーム機ゲーム&ウオッチを国内外で発売し40億円の利益を出して事業を成功させた任天堂が、その利益を投入して開発した。同時代に発売されたゲーム機の中で最多出荷台数を記録し、日本において家庭用ゲーム機およびゲームソフトを販売する店を「ファミコンショップ」と呼称する[9]など商標の普通名称化がされるほど一般に認知され、出版や音楽などの他業種にも影響を与えた。

日本国外では中華民国台湾)、香港でも一部を現地仕様に合わせた上で発売された。一方で北米アメリカ合衆国及びカナダヨーロッパEC加盟諸国(当時)、オーストラリア韓国[注釈 6]では主要部分の仕様が同一の“Nintendo Entertainment System”(ニンテンドーエンターテインメントシステム、略称:NES)として発売された[注釈 7]

2003年に本体出荷は完了したが、一部のゲームソフトは後継ゲーム機にて復刻されている(#復刻版参照)。
沿革

1983年7月15日 - 発売
[3][4]

1986年

1月6日 - 日本経済新聞社主催「日経・年間優秀製品賞」の日経産業新聞の文化・スポーツ用品・雑貨部門で優秀賞を受賞[10]

2月21日 - 当時のロムカセットよりも大容量であるクイックディスクの技術を応用した周辺機器『ファミリーコンピュータ ディスクシステム』発売。


1993年

8月24日 - ファミコンスペースワールド93でニューモデルのAV端子仕様ファミリーコンピュータを披露[11]

12月1日 - AV仕様ファミリーコンピュータ発売。


2003年9月末 - AV仕様ファミリーコンピュータの生産終了[12]。部材調達の困難などが理由。

2007年10月31日 - ファミリーコンピュータの公式修理サポート受付終了。

2012年6月 - AV仕様ファミリーコンピュータの公式修理サポート受付終了[13][14]

2023年9月21日 - コンピュータエンターテインメント協会主催「日本ゲーム大賞2023」の経済産業大臣賞を受賞[15]

累計出荷台数

最高売上本数を記録した『スーパーマリオブラザーズ』が発売された1985年から1986年が最も年間の出荷台数が多かった。

1983年 - 44万台
[16]

1984年5月末 - 100万台[17]

1984年 - 211万台[16]

1985年 - 579万台[16]

1986年 - 969万台[16]

1987年3月23日 - 1,001万台[18]

1987年 - 1,147万台[16]

1988年8月 - 1,200万台[19]

1988年 - 1,306万台[16]

1989年3月末 - 1,342万台[20]

1989年11月 - 1,400万台[21]

1989年 - 1,422万台[22]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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