ファイナル・カウントダウン_(映画)
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※2020年3月3日発売のBD『ファイナルカウントダウン -日本語吹替音声収録コレクターズ版-』には、上記3種類の吹き替え版[4]がすべて収録されている[5]。フジテレビ版以外はカット部分が原語音声・日本語字幕となる。
スタッフ

監督:
ドン・テイラー

製作総指揮:リチャード・R・セント・ジョン

製作:ピーター・ダグラス(英語版)(主演したカーク・ダグラスの三男)

原作:トーマス・ハンター(英語版)、ピーター・パウエル、デイヴィッド・アンブローズ(英語版)

脚本:デイヴィッド・アンブローズ、ピーター・パウエル、ゲイリー・デーヴィス(英語版)、トーマス・ハンター

撮影:ヴィクター・J・ケンパー

編集:ロバート・K・ランバート

音楽:ジョン・スコット

逸話

原子力空母ニミッツが初めて登場した映画である[1]

劇中で偵察機が持ち帰った真珠湾の写真は、実は奇襲を受けた直後の写真であり、よく見ると「雷撃時の波紋」「雷跡」「戦艦ウェストバージニアに命中した魚雷が立てた水柱」などが写っている。

劇中には、上院国防委員会副議長で1941年に行方不明になったとされるチャップマンという民主党上院議員が登場するが、架空の政治家である。

撮影当時、空母ニミッツは大西洋に配備されていたため、撮影は大西洋上で行われた。また、アメリカ海軍の戦闘艦艇における女性の宿泊は許可されておらず、本作唯一の女性出演者であるキャサリン・ロスは毎晩陸上まで搬送され、上陸先にて宿泊していた。

零式艦上戦闘機として登場するのは実機ではなく、映画『トラ・トラ・トラ!』の撮影にも使われているT-6の改造機「テキサン・ゼロ」である。

カーク・ダグラスの三男で本作プロデューサーのピーター・ダグラスが作戦室の水兵として登場している。ドイツとソ連、アメリカ、イギリスが戦争状態になったラジオニュースを聞き、艦長(実父のカーク)に作戦室から出るように促される。

作中で日本海軍のパイロットが捕虜になるシーンがあるが、この捕虜になったパイロットのシムラを演じた俳優は日本人ではなく、韓国系アメリカ人の俳優スーン=テック・オーである。そのため、日本語のアクセントが独特であり、かなり力んだ調子で発声しているが、台詞自体は日本人が聞いても十分に理解できる。

エンディングテーマ曲「Mr and Mrs Tideman」は、『火曜サスペンス劇場』の初代主題歌「聖母たちのララバイ」に盗用されたことで知られる(作曲者の木森敏之が盗作と認めたため、同曲は第24回日本レコード大賞の選考から外されることとなった。ただし、原作曲家のジョン・スコットとの共作曲扱いで第13回日本歌謡大賞を受賞している)。

タイムスリップ直後にラジオから『ジャック・ペニー・ショー』が聞こえてくる場面があるが、艦長役のカーク・ダグラスはこの番組に出演していたことがある。

登場兵器撮影に使われたT-6改造機『テキサン・ゼロ』(2007年撮影)

アメリカ海軍が全面協力していることもあり、実物の艦船や艦載機が多く登場している。

アメリカ海軍

ニミッツ級航空母艦 CVN-68 ニミッツ

カリフォルニア級原子力ミサイル巡洋艦 CGN-36 カリフォルニア

ベルナップ級ミサイル巡洋艦 CG-34 ビドル

ノックス級フリゲート

F-14 トムキャット

F-4 ファントム

RF-8G クルセイダー

RA-5 ヴィジランティ(地上駐機のみ)

KA-6D イントルーダー(A-6型の空中給油機

A-7 コルセア II


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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