ピーウィーの大冒険
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ミルトン・バール(クレジットなし)(村松康雄

スタッフ

監督:
ティム・バートン

製作:ロバート・シャピロ、リチャード・ギルバート・エイブラムソン

製作総指揮:ウィリアム・E・マッキューン

脚本:フィル・ハートマンポール・ルーベンス、マイケル・ヴァーホル

音楽:ダニー・エルフマン

撮影:ヴィクター・J・ケンパー

編集:ビリー・ウェバー

評価

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは46件のレビューで支持率は87%、平均点は7.90/10となった[2]Metacriticでは14件のレビューを基に加重平均値が47/100となった[3]
補足

本作を監督する前に、
ティム・バートンウォルト・ディズニーアニメーターとして働いており、ディズニーの出資で短編映画『フランケンウィニー』を製作した。子供向けではないと当時はお蔵入りになってしまうが、業界内では評判を呼び、この作品を見たプロデューサーとポール・ルーベンスから監督を打診された。

音楽を手掛けたダニー・エルフマンも、この作品で商業用の映画音楽家としてデビューしている。もともとこの作品の音楽を手掛けることになったきっかけは、バートンがエルフマンがボーカルとして活動していたカルトロックバンドの「オインゴボインゴ」のファンだったことにある。その後、バートン作品のほとんどの音楽はエルフマンが手掛けている。

バートンがアニメーター出身という理由もあり、アニメーションストップモーション・アニメーションが技法として所々に使われている。なお、ピーウィーがスタジオ内を奔走する場面では、ジェームズ・ブローリンモーガン・フェアチャイルドが客演しており、ゴジラキングギドラも登場する[4][5]。しかし、無許可での登場だったため、配給元のワーナー・ブラザースはゴジラの著作権を有する東宝から訴えられた[6]。その後、バートンは『マーズ・アタック!』(1996年)で正式に東宝の許可を得て、『ゴジラvsビオランテ』(1989年)の映像を流用している[5]

本作は自転車を盗まれたピーウィーがそれを探しに旅に出るという物語であるが、ジャマイカ映画『ロッカーズ』から着想を得たという見方もされている。

脚注^ “Pee-wee's Big Adventure (1985)”. Box Office Mojo. 2009年9月17日閲覧。
^ “Pee-wee's Big Adventure (1985)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年7月16日閲覧。
^ “Pee-wee's Big Adventure Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年7月16日閲覧。
^ 「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 60 外国映画人のゴジラマニアたち」『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 新モスラ編』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1992年12月10日、141頁。 
^ a b 「ゴジラVSビオランテ特殊コラム作戦室」『ゴジラVSビオランテ コンプリーション』ホビージャパン、2015年12月16日、161頁。


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