ピンホール
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詳細は注のリンク先を参照のこと[2]

カメラを大型にした側の極北としては、太陽観測専用に、焦点距離4m・ピンホール直径2.6mmとした例が知られている[3]
収差と口径食

レンズを使用しないため、パンフォーカス描写とレンズの特性に由来する収差が無いことはピンホールカメラの大きな魅力のひとつである。むろん絶対的に理想的なわけではなく、ピンホール径に由来する甘い像となることは不可避であるし、前述のように回折による限界もある。また、長い露光時間のために、静止した被写体でなければ「被写体ブレ」もある。

収差が無いという特性のため、かなりの広角まで樽型などの歪曲なしに撮影できることも魅力だが、原理的にコサイン4乗則による周辺光量低下は理論通りに発生するので限度がある。さらに、ピンホール周辺に厚みがあると、そのために一種の口径食のようにしてさらに周辺光量が低下する。そのため「ピンホールらしい」超広角撮影を狙う場合は、ピンホールの円の綺麗さだけではなく、周辺の厚みについても気を払う必要がある。
脚注[脚注の使い方]
注釈
出典^ 作例としてこちらのページの最後を参照のこと https://web.archive.org/web/20090322043947/http://www.geocities.jp/sasagelab/pincame11.html
^ ピンホールの適正径などについて https://web.archive.org/web/20070614110346/http://www.geocities.jp/sasagelab/pincame1.html
^ Sunspot 4000 ⇒http://jpps.jp/web/event/2009/iya2009/ss4000.htm

関連項目

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