サイケデリック・ロック、ブルース、フォークなどを織り交ぜたロックに、けだるさと幻想的なサウンドを含む音楽性、大掛かりな仕掛けとスペクタクルによるライブ、現代社会における人間疎外や政治問題をテーマにした文学的・哲学的な歌詞で、世界的に有名なバンドとなった。プログレッシブ・ロックとしても評価を得ている。『狂気(The Dark Side of the Moon)』は5,000万枚、『ザ・ウォール (The Wall)』は3,000万枚、『炎?あなたがここにいてほしい(Wish You Were Here)』は2,300万枚のセールスを記録し、レコード・CD総売り上げは2億枚(Times of Malta 2015年調べ[18])から2億5000万枚以上(Sky UK
2015年調べ[11]、Newsweek 2015年調べ[12])と、商業的にも大成功を収めた。プログレッシヴ・ロックの代表格として扱われることが多いが、クラシック音楽やジャズをバックグラウンドに卓抜したテクニックを披露する技巧派ではなく、その音楽のもつ浮遊感・倦怠感・幻想的なサウンドは、独自の緊張感と高揚に結びついたものであった。彼らの音楽性は、後進のKLFなどのアーティストにも大きな影響を与えている。 1965年、リージェント・ストリート建築工芸学校(英:london polytechnic regent street、現・ウェストミンスター・ロー・スクール;Westminster Law School
歴代メンバー
デヴィッド・ギルモア (David Gilmour) - ボーカル/ギター。1946年生 - 現在。活動期間:1968-2014年、2022年。[19]
ニック・メイスン (Nick Mason) - ドラムス。1944年生 - 現在。活動期間:1965-2014年、2022年。[20]
リチャード・ライト (Richard Wright) - ボーカル/キーボード。1943年生 - 2008年没。活動期間:1965-1979、1987-2008年。
ロジャー・ウォーターズ (Roger Waters) - ボーカル/ベース。1943年生 - 現在。活動期間:1965-1985、2005年。[21]
シド・バレット (Syd Barrett) - ボーカル/ギター。1946年生 - 2006年没。活動期間:1965-1968年。[22]
デヴィッド・ギルモア
(Vo/G) 2016年
ニック・メイスン
(Ds) 2018年
リチャード・ライト
(Vo/Key) 2006年
ロジャー・ウォーターズ
(Vo/B) 2018年
来歴
黎明期(1965年 - 1966年)