『ピンクパンサー』(原題:The Pink Panther)は、2006年公開のアメリカ映画である。1964年から始まったピーター・セラーズ主演のシリーズをアメリカのコメディ俳優スティーヴ・マーティンの主演でリメイクした作品。マーティンは脚本にも参加している。今回の映画の邦題は従来のシリーズとは違い中黒(・)がない。また、ピーター・セラーズ版でのケイトーに相当するキャラクターは登場しない[注釈 1]。 フランスVS中華人民共和国のサッカー国際試合で、フランスが勝利する。その歓喜で会場が沸く中、フランス代表チームのコーチ、グリュアムが何者かに毒矢で殺害されてしまう。そして彼がはめていた、値が付けられないほど高価なダイヤモンドの指輪「ピンクパンサー」までもが消え去ってしまっていた。国民が注目するこの事件を任されたドレフュス警視は、7度ノミネートされた名誉賞を今度こそ受賞するため、無能な刑事に捜査を担当させ、マスコミが振り回されている隙に自分たちの精鋭チームで事件を解決する事で、名誉賞受賞を企んでいた。そして振り回し役に抜擢されたのは、ドレフュス警視もかねてから悪評を聞いていた、田舎で巡査をしている救いようのないドジでマヌケな勘違い男、ジャック・クルーゾーであった。 役名俳優日本語吹替
ストーリー
登場人物
キャスト
ジャック・クルーゾー警部スティーヴ・マーティン羽佐間道夫[注釈 2]
ドレフュス警視ケヴィン・クライン小川真司
ポントンジャン・レノ菅生隆之
ザニアビヨンセ・ノウルズ斉藤梨絵
チェリークリスティン・チェノウェス新井里美
ニコールエミリー・モーティマー朴?美
ユーリヘンリー・ツェニー斉藤次郎
ラロックロジャー・リース田原アルノ
ビズウィリアム・アバダイ
006(カメオ出演)クライヴ・オーウェン横島亘[注釈 3]
グリュアム(カメオ出演)ジェイソン・ステイサムセリフなし
スタッフ
監督:ショーン・レヴィ
原案:ブレイク・エドワーズの「ピンク・パンサー」シリーズ
製作:ロバート・シモンズ
製作総指揮:トレイシー・トレンチ、アイラ・シューマン
脚本:レン・ブラム、スティーヴ・マーティン
撮影:ジョナサン・ブラウン
編集:ジョージ・フォルシー・Jr.、ブラッド・E・ウィルハイト
美術:リリー・キルヴァート
衣装デザイン:ジョセフ・G・オーリシ
作曲:クリストフ・ベック
「ピンク・パンサーのテーマ」作曲:ヘンリー・マンシーニ
小説
ピンクパンサー マックス・アラン・コリンズ著、三川基好訳 (文藝春秋文春文庫)(2006年4月10日)ISBN 4-16-770514-1
脚注^ a b “The Pink Panther (2006)” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月8日閲覧。
^ ただし、空手や奇襲といった要素は引き継がれている。
^ ピーター・セラーズ主演のオリジナルシリーズでもクルーゾーを演じていた。
^ ピアース・ブロスナンの担当声優として過去に007を演じている。
関連項目
ウォルドルフ=アストリア
外部リンク
公式ウェブサイト(英語)
ピンクパンサー - allcinema
⇒ピンクパンサー - KINENOTE
The Pink Panther - オールムービー(英語)
The Pink Panther - IMDb(英語)
オリジナル版
ピンクの豹
暗闇でドッキリ
ピンク・パンサー2
ピンク・パンサー3
ピンク・パンサー4
ピンク・パンサーX
ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ
ピンク・パンサーの息子
リブート版
ピンクパンサー
ピンクパンサー2
アニメ
ピンクパンサー (アニメ)
ピンクパンサー&サンズ
ピンクパンサー&パルズ
クルーゾー警部 (アニメ)
パチスロ
ピンクパンサー (パチスロ)
ピンクパンサー3
ピンクパンサーSP[1]
^ “パチスロ ピンクパンサーSP機種情報”. 777パチガブ (2022年6月6日). 2023年1月25日閲覧。
カテゴリ
表
話
編
歴
ショーン・レヴィ監督作品
2000年代
Jett Jackson: The Movie(2001)
ビッグ・ライアー(2002)
ジャスト・マリッジ(2003)
12人のパパ(2003)
ピンクパンサー(2006)
ナイト ミュージアム(2006)
ナイト ミュージアム2(2009)
2010年代
デート & ナイト(2010)
リアル・スティール(2011)