ピッコロ_(ドラゴンボール)
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作中でも初登場の際はピラフ一味に「メシがまずくなる」と目を背けられ[26]、共演した野沢雅子鶴ひろみは「もう産まないでー」という感じだったと語っている[42]。またこのシーンで力を入れすぎて体調を崩したという逸話もある[43]

20世紀フォックスの実写映画『DRAGONBALL EVOLUTION』ではドラゴンボールを狙う悪の親玉として登場。2000年前に地球を破滅寸前まで追いやったが、7人の戦士たちの「魔封波(マフーバ)」によって幽閉されていた。現代にて復活し、次の日食が起こる日までにドラゴンボールを集め、人間への復讐と世界征服を企む。武術の達人である女戦士マイを部下として従えている。また、孫悟空の出生の秘密を知っている。演じたのはジェームズ・マースターズ。吹き替えは大塚芳忠

『ドラゴンボールSD』では、ピッコロ大魔王編のエピソードは削られ、少年悟空の戦いは天津飯戦が最後となっている。天下一武道会にて天津飯と死闘を演じる中、上空から落下した悟空はたまたまピッコロ大魔王のいる飛行船に突っ込む。その時にピッコロ大魔王は腹を貫かれて、若返ることなく退場となった。息子であるマジュニアはこの時に生み出され、成長した後ラディッツ襲来時に初めて悟空と対面した。その際、「ピッコロ大魔王は貴様に交通事故的に殺された」と述べている。
ピッコロ(マジュニア)

アニメでの声優古川登志夫[注 5]。原作其之百六十一「孫悟空 勝つ!!」、アニメ『ドラゴンボール』第123話「如意棒の秘密」でそれぞれ初登場。サイヤ人編以降の主要戦闘キャラクターの1人である。
キャラクター概要(マジュニア)

エイジ753生まれ[44]で誕生日は5月9日[45]。身長226cm、体重116kg(成人時)[44]。趣味は静かな場所での瞑想、好きな食べ物は水(特に北エリアの雪解け水)、好きな乗り物はなし[44]。一人称は「オレ」もしくは「オレさま」。アニメ『ドラゴンボール』では幼少期に一度だけ「わたし」を使用している。

悟空と戦って敗れたピッコロ大魔王の息子[注 6]にして分身[44][46][注 7]で、生まれ変わりでもある[47][48][49][注 8]。加えて、鳥山もマジュニアのことを「生まれ変わったピッコロ」と発言している他[50]、『ドラゴンボール超全集』には「地球の神と昔は一心同体だった」と記され[51]、『ドラゴンボール大全集』や『ドラゴンボール超全集』などでも初代ピッコロ大魔王との関係について「かつての自分」と解説されている[52][53]

悟空を倒すため、天下一武道会に乗り込み、正体を隠すための偽名として「マジュニア」と名乗った。第25回天下一武道会でもパニックを避けるため、このもう一つの名を使用していたが、「マジュニア=ピッコロ」という事実は第23回天下一武道会の決勝戦を見ていた観客全員が知っていた。アニメでは、この事実がテレビの臨時ニュースとして大きく報じられている。後年に天下一武道会に参加した際に、もう一度この名前を使用していた。

書籍でも「ピッコロ」と表記されている本と「マジュニア」と表記されている本がある。小山高生が脚本、前田実が挿絵を担当したオリジナルイラストストーリー『ピッコロ大魔王の名に賭けて』では、第23回天下一武道会の受付で名前を聞かれた際に一瞬答えに詰まり、とっさに思いついた名前とされた。本人は「魔族の息子(ジュニア)だから、魔ジュニア=マジュニアだ。思いつきのわりには、なかなか傑作な名前だろ」と語っている[54]

生まれたときから大魔王の記憶や技などを全部覚えており[47]、卵から孵って3年という短期間で青年の姿へと急成長を遂げた。アニメでは魔族の子であるため、わずか1年で成人に近い身体になったとされている[54]

フリーザ編終盤でネイルと同化。さらに人造人間編にて神と融合し「超(スーパー)ナメック星人[55]」と形容されるほどの超戦士に進化を果たす。
性格・人物

作中ではほぼ一貫して自分にも他人にも厳しいクールなキャラクターだが、ゴテンクスとの絡みなど周囲のギャグ的なノリに振り回されることも多い。また、愛弟子の悟飯や同じナメック星人で地球の神の座を引き継いだデンデとは親交が深く慕われており、ピッコロも彼らには師匠として厳しく指導しつつも、優しく接している。

性別が存在しないナメック星人であるため、恋愛については理解できない[56][注 9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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