ピッコロ_(ドラゴンボール)
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指先からの気功波(ゆびさきからのきこうは)[11] / 魔光砲(まこうほう)[18] / ダブル魔光線(ダブルまこうせん)[13] / 魔連閃光(まれんせんこう)[19]
パワーを集中させ、両人差し指から光線を放つ技。
魔天砕身砲(まてんさいしんほう)[14]
上空から急降下しての突撃。両足と左手を封じた悟空に対してとどめの一撃として放つが、右手を残していたため逆転される。
テレパシー
相手の脳に直接話しかける能力。タンバリンに命令を下す際に使用している。これ自体はナメック星人の能力でもある。

これらの技は元々同一だった神やピッコロ(マジュニア)も使用している。この他に飛行能力を持っており、ピッコロを代表とする飛行できる異星人たちは舞空術と同じ原理を使って空を移動している[20]
ピッコロ大魔王の部下

龍族のナメック星人の特徴である「卵を産む能力」が悪の力で変化し、大魔王は「魔族」と呼ばれる部下を産む力を得た[21]。魔族の見た目は様々で、大魔王のイメージ通りに好きなタイプが作れる[22]。作中、電子ジャーの封印が解かれた後、大魔王により産み落とされた部下の魔族として「ピアノ」「タンバリン」「シンバル」「ドラム」の4人が登場した。彼らについてはドラゴンボールの登場人物#魔族を参照。部下はほとんどが戦士だが、ピアノだけは戦闘の役割を担わず、側近として常に傍らで控えている。

ナメック星人について書かれた『DRAGON BALL大全集4』「種族の章」見出しのイラストではこれら4人の姿も掲載されており[23]、「ナメック星人の構成」のコーナーに記された構成図にはピッコロの部下として記載されている[24]。アニメではタンバリンについて冒頭のナレーションが「自分自身(初代ピッコロ大魔王)の分身」と紹介したこともあった[25]

魔族は卵から孵った時点で成人体となっており言葉も喋れる。また、大魔王とはテレパシーで意思疎通が可能であり、大魔王がシンバルの死と倒された原因を探るようタンバリンにテレパシーで命じたこともあった。

電子ジャーから復活した直後の老いた段階では卵を産む際の負担が大きく、魔力と体力の消費で老化がさらに進むため注意が必要だった。その当初は「ポコペンポコペンダーレガツツイタ、ポコペンポコペンダーレガツツイタ…」という呪文を唱えながら産み落とし、産み落とした後や魔族が死んだ際にはひどく苦しむ描写が見られたが[26]、若返った後はその様子を見せておらず、呪文も唱えることなく産むことができている。

アニメ『ドラゴンボール』第102話の回想シーンにおいてはタンバリンやシンバルに似た魔族が何体も登場しており、軍隊、武泰斗や亀仙人や鶴仙人を含めた武泰斗の弟子たちに襲いかかっている。

ゲーム『ドラゴンボール 大魔王復活』では「ウクレレ」「バンジョー」「オルガン」といったゲームオリジナルの部下が登場。後にウクレレはゲーム『ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー』にも登場している。また、ゲーム『ドラゴンボール3 悟空伝』では「コンガ」をはじめ、多数のゲームオリジナルの魔族が登場している。
ゲームでのピッコロ大魔王

ゲームでの初登場作品となる『ドラゴンボール 大魔王復活』では物語の根幹であり、最終ボスとして登場。本作ではドラゴンボールの力ではなく人間の魂のエキスを集めて若返りに成功した。ダークキャッスルを根城としている。

『ドラゴンボール3 悟空伝』では魔族の他にウサギ団やレッドリボン軍を従え、暗黒魔城を根城としている。亀仙人が「己を倒すかもしれない武道家が現れるのを恐れて天下一武道会そのものを消滅させた」と説明するシーンがある。リメイク版では目的が原作通りに修正され、部下は魔族のみとなっている。

ファミコンジャンプ 英雄列伝』ではジャンプ世界を征服した悪の親玉に抜擢されている。

ドラゴンボールZ Sparking! NEO』ではWii版にのみ隠しキャラクターとして登場した他、『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』ではプレイヤーキャラクターの一人として参戦[27]。部下のドラムを生み出して攻撃させることができる。息子(マジュニア)と闘わせると、同化するように迫る。

DRAGONBALL EVOLUTION』では「ピッコロ大魔王」[28]と、隠しキャラとして「ネオピッコロ」が登場する[29][30](ネオピッコロは『DRAGONBALL EVOLUTION』実写劇場版および小説版では登場せず、同作のゲーム版のみに登場)。

ドラゴンボールZ 超究極武闘伝』ではアシストキャラクターとして登場。声優は青野が死去したため、島田敏が務めた[注 3]

ドラゴンボールヒーローズ』ではギャラクシーミッション8弾から登場。ゴッドミッション4弾では老いたピッコロ大魔王が登場。担当声優はライブラリ出演で青野武が担当していたが、ゴッドミッション4弾からは老いたピッコロ大魔王や分離したもうひとりの自分(神様)が登場したことで島田敏が務めることとなった。
補足

ピッコロ大魔王は亀仙人いわく「名前だけはかわいい」が、それまでと比較にならない圧倒的な悪の威厳と強さを持った正統派の悪役として描かれた。


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