ピッコロ_(ドラゴンボール)
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ピッコロいわく「オレとそっくり」の台詞の通り[注 19]、顔立ちはピッコロに瓜二つである。
クリリン
作中では「貴様では何の役にも立たない」など見下した発言もあったが、第23回天下一武道会で対戦した際には勝利こそ収めたものの、ピッコロの想定外の善戦をされた[注 20]ことで実力をある程度は評価し、世界征服が容易ではないことを痛感している[65]。サイヤ人編から彼の名前を呼ぶようになり、クリリンはサイヤ人編において「今だけでもピッコロが仲間であることは頼もしい」と発言、共通の敵に立ち向かうための心強い味方として受け入れている。その後も共に戦う中でお互いに信頼できるようになっていく。人造人間編ではピッコロを仲間と呼び、それがピッコロを怒らせることになるものの、世界征服を口にして飛び去ったピッコロの悪態を鵜呑みにすることなく、神と合体するために神殿へ向かったことを見抜き心境を理解した。「元々とんでもない強さだったピッコロが、神様と同化して超ナメック星人になった」と高く評価している。ナメック星へ向かう宇宙船の中で自作のピッコロと同じ服を着る悟飯のピッコロへの敬意に触れたり、アニメ『Z』のフリーザ戦ではピッコロについて悟飯に「お前の先生だもんな」と発言するなど、悟飯との師弟関係に関して早い段階で理解を見せている。アニメ『Z』のオリジナルストーリーでも憎まれ口を叩きながらも信頼している所があり、共闘する場面も多い。
天津飯、ヤムチャ、餃子
サイヤ人の地球来襲時の戦いで死亡後、彼らと共に蛇の道を経て界王星での修行を行った。天津飯はサイヤ人の地球来襲時の戦いで、悟飯に襲いかかった栽培マンをピッコロが撃破した際に「いずれまた敵になるかと思うとゾッとする」と実力を評している。また、ピッコロと神の同化後からセルゲーム前にかけては行動を共にしている場面も描かれた。神と同化する前はピッコロとベジータのパワーアップぶりを気に入らないといった発言もしていたが、神との融合後の会話ではピッコロに敬語を用いて話す場面もある。アニメでは第23回天下一武道会時から天津飯の名前を呼んでおり、悟空との対戦時にその技に驚く描写もあった。ヤムチャは人造人間編で心臓病に倒れた悟空を家に送り届ける際に、ピッコロが予防のために薬を飲むように注意していた。ヤムチャも打ち解けており、男女の恋愛を理解できないピッコロにジョークをいう場面もあった。餃子はナッパとの戦いで自爆したことをピッコロは「あのチビにしては上出来だ」と称賛した。アニメ版では界王星での修行を行った彼らと対戦してその成長に驚かされたり、界王星から自分を先に生き返らせるよう提案したピッコロに当初は抗議するものの即座に一喝され、ピッコロ自身が生き返れば神も生き返り地球のドラゴンボールも復活する考えを明かすと餃子はそれを褒め、ヤムチャと天津飯もそれに感心した様子を見せた。セルジュニアとの戦いでは天津飯とヤムチャに悟空を援護するよう指示した。
ブルマ
ラディッツが現れた時点ではまだピッコロに対し怯えた様子を見せていたが、ラディッツ戦後はクリリンや亀仙人と共に平然と同じ場におり恐怖はなくなった。人造人間編ではピッコロに未来から来た少年の正体が自身の子供の成長した姿であることを告げられたほか、彼女がベジータらに戦闘服を渡すため神の神殿を訪れた際にはピッコロの分の戦闘服も持ってきており[注 21]、トランクスがセルに挑んだ際にはブルマの頼みで戦闘の状況を解説した。アニメでは魔人ブウ編でピッコロがトランクスと悟天にフュージョンの指導を行った際、チチと共にあまりにも厳しい特訓を課すピッコロへ詰め寄っている。『スーパーヒーロー』では電話でやり取りしているほか、対面時にも互いに言いたい事を言える関係性となっており、ブルマの勝ち気な部分に推され気味でもあったが、彼女には「ピッコロが言うなら仕方ない」と言われている場面もあり、ある程度敬意を払われている様子も見られる。
チチ
第23回天下一武道会での悟空との対戦後に彼と結婚したことで、それが後の悟飯の存在に繋がりピッコロの生涯に大きな転機をもたらすことになった。チチはサイヤ人やフリーザ一味との戦いに関与していなかったため、ピッコロが昔の大魔王時代と違うことや悟飯を庇って命を落としたことなどを途中まで知らなかったことから毛嫌いしていたが、自分の家に3年間居候してからは「ピッコロさ」と呼び接し方も変わり、人造人間との戦いに向かうピッコロを悟空や悟飯と共に「気をつけてけれ」と気遣うようになった。アニメ版『Z』『超』ではブルマと同じく、怒るとピッコロをたじろがせてしまう場面も存在する。悟空や悟飯を通じてピッコロとは家族のような間柄になりつつある。
トランクス(未来)
別の時間軸における悟飯の弟子であるため、ピッコロにとっては孫弟子にあたる。フリーザの地球襲来時には彼が悟空に話した内容をピッコロが彼のことを上手く隠しつつ仲間に話し、人造人間編では自身と人造人間20号の戦闘中に彼が現れた際、ピッコロが彼の名前を口にしたことでベジータが彼の正体に気付くことになったほか、ベジータとトランクスが20号を追って飛び去った後にはピッコロが彼の母親であるブルマに彼の正体を教えている。ピッコロが神と同化しパワーアップした時の気を感じ取った時には、「素晴らしい、ここまでパワーアップできるものなのか」と感嘆した様子を見せている。未来世界の悟飯を師とするトランクスも魔族系統の技を受け継いでおり、劇場版第11作目やアニメ『超』では魔閃光を用いている。
トランクス(現代)、孫悟天、ゴテンクス
現代トランクスは物心付いた頃から父のベジータが鍛えているため、未来トランクスと違い師弟関係はないが、魔人ブウ編ではブウとの戦いに備えて彼らにフュージョンの指導を行い、ブウ(無邪気)にベジータが痛めつけられた際にはトランクスを、ブウ(悪)が神殿に攻めてきた際にチチが卵にされ殺された時には悟天を、それぞれなだめる役目を負った。悟天は、第25回天下一武道会にてピッコロを見かけた際に悟飯に呼びかけ、ピッコロと悟飯の関係にも理解している様子を見せている。ゴテンクスの奔放さに怒鳴りつけたり呆れる場面も多かったが、彼とブウ(悪)の戦闘をただ一人終始に渡って見届け、ゴテンクスのフュージョンが解けた際には自身も戦線に参加し、「やるだけやって一緒に死のう」と語った[注 22]。アニメ版ではゴテンクスがブウ(無邪気)に敗戦し2人が自分たちの軽はずみな行動を反省した後、トランクスの「ベジータの守ろうとした地球を守るため、ベジータを超えなきゃならない」という趣旨の台詞に「お前たち2人の体には、これまで多くの不可能を可能にしてきた戦士の血が流れているんだ」と語り、彼らへの期待を表した。
ミスター・サタン
セルゲームでは無謀にもセルに挑み吹っ飛ばされたサタンを見て「さすがのセルもあんなのを殺すのは嫌だったようだ」と語り、魔人ブウ編でも彼を「ホラ吹き野郎」と称するなど当初は他のキャラクター同様に軽視していた。しかし、その後はブウ(無邪気)に心を開かせ、彼に悪事をやめるよう約束させたことを評価し、ブウ(悪)がサタンを知っていることについてビーデルに質問された際、理由を説明したうえで「お前の父は誇り高い世界チャンピオンだ」と賞賛。その後、一般的な地球人ではただ一人ブウの殺戮から生き残ったサタンが放浪しているところを、「あいつなりに地球を救おうとしたんだ」と助けるなど態度を軟化させた。アニメでは元気玉生成のために地球人全員に手を上げさせた彼を認める発言をしている。
東の界王神(シン)
初対面時の様子を見て「地球の者じゃない」と悟る。第25回天下一武道会の本選一回戦では対戦相手に決まるも彼の得体の知れないパワーに圧倒され、彼の不敵な微笑みに次元の違う凄まじい実力差を感じ取り、試合開始後すぐに闘わないまま試合を棄権[66][注 23]。試合後、悟空の問いかけに「次元が違いすぎる」と語った。その後、彼が界王神であることを知って愕然とした。
パン
『超』では仕事や買い物などで外出する悟飯夫妻に代わって赤ん坊である彼女の子守りを任される描写がある。パンからはかなり懐かれており、第43話ではチチと悟空に離乳食の好みなどを助言していた。『スーパーヒーロー』では、3歳の彼女に武術の修行をつけたり、幼稚園への迎えにも顔を出すなど度々面倒を見ている様子がうかがえる[68]
ストーリーへの絡み

エイジ753 - 誕生。アニメ『ドラゴンボール』では、第123話から第126話の計4話において幼少期のピッコロが描かれた。

エイジ756(3歳) - 悟空を倒すため、第23回天下一武道会に出場。この時には青年の姿へと短期間で急成長を遂げていた
[注 24]。決勝戦で悟空と対決。悟空の四肢を全て痛め付け、行動不能にした状態から最後の攻撃を行うが舞空術で回避され、そのまま急降下からの頭突きで意識を失い、場外負けを喫する[注 25]。試合終了後、悟空に仙豆を与えられて回復。悟空との再戦を宣言して飛び去っていった。

エイジ761 10月12日(8歳) - ラディッツが地球に襲来。ラディッツに歯が立たず、ラディッツが悟空を探しに飛び去った後それを尾行する。カメハウスでラディッツの正体や目的を知り、打倒ラディッツのため悟空との共闘を決意。左腕[注 26]を失いながらも魔貫光殺砲で悟空もろともラディッツを倒す。通常、魔族に殺された者はあの世に行けずに漂うが、ラディッツの魂があの世へ行った。このことから神はピッコロの変化の始まりを感じる。

エイジ761(8歳) - 悟空の息子・悟飯の潜在能力を見抜き、1年後に地球に来るという新たなサイヤ人との戦いに備え修行をつける。この過程で徐々にピッコロの心境に変化が生まれる。

エイジ762 11月3日(9歳) - 悟空蘇生の1日後、ベジータとナッパが地球に襲来。悟空の到着を目前にして、ナッパの攻撃から悟飯を庇って死亡。地獄には堕ちず界王星へ行く。界王への入門時のダジャレテストには性格上、天津飯共々手こずった模様。アニメでは呆れ果てて放った言葉が偶然シャレになって認められた。

エイジ762 12月24日(9歳) - ナメック星のドラゴンボールで生き返り、ナメック星へ飛ぶ。悟飯たちのもとに駆けつける途中、フリーザと戦って瀕死の状態だった戦士タイプのナメック星人・ネイルと同化。これに伴う大幅なパワーアップによりフリーザ第2形態との戦いで一時圧倒するが、第3形態に変身したフリーザには全く敵わなかった。フリーザの放つ衝撃波に対応できず戦闘不能に追い込まれるもデンデにより回復する。最終形態となったフリーザと悟空の戦いでは悟空が元気玉を完成させるまでの時間稼ぎを行う。元気玉の直撃を受けても生きていたフリーザの攻撃から悟空をかばい意識不明の重傷を負うが、ポルンガの力で地球に転送された後デンデの回復能力で助かる。

アニメオリジナルのガーリックJr.編ではアクアミストで魔族化したヤムチャたちに噛まれて洗脳されたように見せかけ、クリリンと一芝居を打ってガーリックJr.に捕らえられた神様とポポの救出に成功する。アクアミスト浄化の作業において神様が先代の神たちの霊に攻撃を受けたことにより、ピッコロ自身も死にかけるが、アクアミストの浄化を終えた後は悟飯に魔凶星を攻撃させるべくクリリンと共に悟飯のバリアから抜け出し、ガーリックJr.を足止めした。

エイジ767 5月12日 - 5月26日(14歳) - 人造人間とセルが出現。神と融合したことでジンジャータウンでの闘いではセル第1形態を圧倒し、17号とは互角の強さを見せる。だがその後、大量の人間を吸収し大幅にパワーアップして再出現したセルの攻撃を受けて瀕死の重傷を負うが、悟空に助けられた。精神と時の部屋で修行した後セルゲームでセルジュニアと対決。アニメではセルジュニアを数体蹴散らすなどの活躍を見せた。また、アニメでは悟飯と自爆から復活後のセルのかめはめ波の撃ち合いの際、真っ先にセルに向かっていき、クリリン、ヤムチャ、天津飯と共に悟飯を援護した。最終的には悟飯がセルを倒し、以後は神殿で新たな神となったデンデ、ポポとともに暮らす。

エイジ774(21歳) - 第25回天下一武道会に出場し、本選一回戦でシンと対戦するが棄権。シンが界王神であることを知り、魔人ブウの復活を阻止すべくバビディの宇宙船に向かうも、バビディの手下となっていたダーブラに石化される。石化が解けた後、復活した魔人ブウを倒すため孫悟天トランクスにフュージョンを指導。悪の魔人ブウ戦で魔人ブウに吸収される。悟空とベジータに助けられたものの地球の消滅に伴い死亡し、その後ナメック星のドラゴンボールにより生き返る。原作では元気玉作りからブウの最期を感じ取るまで復活した場所にいたが、アニメでは元気玉作りに賛同しない人々を説得するために悟飯たちと共に行動を起こし、サタンのおかげで元気玉が完成することを確信した後、悟飯たちと共に天界に向かった。

エイジ776(23歳) - ミスター・サタンのホテル落成記念式典に出席。
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