ピッコロ_(ドラゴンボール)
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ピッコロ
Piccolo
ドラゴンボールのキャラクター
登場(最初)(ピッコロ大魔王)原作其之百三十五「クリリンの死 そして恐ろしき陰謀」
アニメ『ドラゴンボール』第102話「クリリンの死 恐ろしき陰謀!!」
(マジュニア)原作其之百六十一「孫悟空 勝つ!!」
アニメ『ドラゴンボール』第123話「如意棒の秘密」
作者鳥山明
声優青野武(ピッコロ大魔王)
島田敏(『ドラゴンボールZ 超究極武闘伝』でのピッコロ大魔王)
古川登志夫(マジュニア)
プロフィール
種類ナメック星人
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ピッコロは、鳥山明漫画ドラゴンボール』およびそれを原作とするアニメドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』『ドラゴンボール超』に登場する架空のキャラクター。名前の由来は楽器のピッコロ[1]
概要

作中では同名のキャラクターが2人登場する[注 1]。どちらも「ピッコロ大魔王」を名乗っているが、「大魔王」の呼称は初代に対して用いられることが多い。

初代の息子かつ分身にして生まれ変わりの2代目も初めは「大魔王」と呼ばれたり自称することがあった[2]が、人造人間編以降そう自称したり呼ばれることは少なくなった。なお、初代との区分では「マジュニア」の異名が付加されることも多い。また、どちらのピッコロも触角はナメクジをモチーフにしてデザインされている[3]

幼児期に故郷のナメック星で発生した異常気象から生き残り、宇宙船に乗って地球に流れ着き、本当の名前も忘れたまま成長した龍族のナメック星人が、新たな神に就任するため修行の過程で自身の心の中にあるわずかな悪を分離した結果、その「悪の心」がピッコロ大魔王となった。アニメ版『ドラゴンボール』シリーズの回想シーンでは分離する瞬間が何度か描かれており、どれも最初から成人状態で描かれている。

なお、地球の神はピッコロ(マジュニア)と融合する際に「かつてのような邪悪な心がピッコロからずいぶん消え失せているため、再び分かれることはもうないだろう」と述べている。ナメック星の最長老によれば地球の神とピッコロ大魔王に分離したナメック星人は龍族のカタッツの息子とのこと。
ピッコロ大魔王

アニメでの声優は青野武、『ドラゴンボールZ 超究極武闘伝』以降のゲーム版では島田敏。原作其之百三十五「クリリンの死 そして恐ろしき陰謀」、アニメ『ドラゴンボール』第102話「クリリンの死 恐ろしき陰謀!!」でそれぞれ初登場。
キャラクター概要(ピッコロ大魔王)

身長250cm、体重200kg[4]。趣味は人間の苦しむ顔を見ること、嫌いなものは魔封波[4]。嫌いな言葉は「正義」と「平和」[5]。戦闘力260[6][7]。一人称は「わし」「わたし」が多いが、「オレ」「オレさま」を使うこともある。服装は青紫色の道着で、胸には四方に尖った丸の中に「魔」の字が書かれている。悟空との最初の戦闘で脱ぎ捨てたが、当初は同じ色の上着型のマントを上に着用しており、こちらも胸に「魔」の字が書かれていた[注 2]

ピッコロの理想は「恐怖による世界の支配」ではなく「法律や権力が存在せずあらゆる悪事に対して抑制力が働かない世界の成立」である。

地球の神から分離した悪は自らピッコロ大魔王を名乗り、地球の神いわく「地上へ逃げ」、魔族として世界征服を企むようになる。当時、神を除いて地上ではどんな武道家も敵わないほどの絶対的な力を世界に見せつけ人間たちを恐怖に陥れるが、魔封波を開発した武道家・武泰斗により、彼の命と引き換えに電子ジャーに封印された。後に亀仙人もピッコロ大魔王にこの術を使い封印を試みるが失敗し命を落とす。なおアニメ『ドラゴンボール』102話の回想シーンでは過去において亀仙人や鶴仙人、武泰斗を一蹴するシーンが描かれている。

その後、電子ジャーは武泰斗の弟子である亀仙人によって海底の奥深くに沈められ、その存在は過去のものとなっていたが、約300年後のエイジ753、その存在を知ったピラフ一味が封印を解いたことで、この世に甦った。

悪そのものではあるが、自分が生み出した魔族への愛情はあり、封印を解いてくれたピラフ一味に対しても用済みになったとはいえ、命までは奪わず、追放だけに留めている。

アニメ版ではマイに持ってこさせたメロンソーダを飲んでゲップをする姿[8]や、椅子に座り目を開けたまま眠ったり[9]、イビキをかく姿[10]も見せた。また、側近のピアノが「こんなものがピッコロ様のお口に合うと思うのか」と料理人たちを叱りつけて、ピッコロ大魔王が仮眠から目覚める前にイモリのムニエル、ハラワタのフライ、生きた血のムース、恐竜の舌と脳味噌のプディングを100皿ずつ1時間以内に全て揃えておくよう命令するシーンもある[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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