ビーデル
[Wikipedia|▼Menu]
第24回天下一武道会では、少年の部で優勝した経験も持ち、悟空クリリンたちからも感心された。

悟飯に教わったことで舞空術を体得した。またこの時、悟飯に薦められ、髪型を登場当初のツインテールからショートヘアーへと変化させている。髪を切ることを勧められた時は悟飯の好きな女性のタイプのことだと思い、照れながらも喜んでいたが、実際は武道家としてのアドバイスだったため激怒した。

非常に勘が冴えており、街に出没していた謎のヒーロー「グレートサイヤマン」や「金色の戦士」の正体を悟飯と見抜いた他、孫という共通の苗字と、苗字と名前が分かれていることは珍しいという理由から悟空と悟飯が親子だと推測している。悟飯のことはセルゲームの映像で見ているが、直接会ったのは悟飯が学校に入ってきたときが最初である。

好戦的な面もあり、強そうな相手には武道家として闘志を燃やす場面を見せている。悟飯を天下一武道会に強制参加させたのも「張り合いのある相手が欲しい」「チャンピオンの子供同士の対戦になったら面白い」という理由だった。アニメでもグレートサイヤマンの正体と同じくらい強さが気になると発言していた。また、天下一武道会ではスポポビッチに痛めつけられた際、悟飯から降参するよう促されても闘志を失わない根性を見せている。

悟飯の母チチとは、初対面時に悟飯との関係を疑われ、悟飯も呆れるほどの口論を繰り広げた。しかし、突然押しかけたにもかかわらず食事を用意してもらった時には感謝の言葉を述べており、チチの料理を美味しいと誉めたりと素直な面も出ている。チチが2人の交際を認めてからは当初のような険悪な関係は無くなり、アニメでは仲が良い場面もある。悟空とは天下一武道会会場で初対面だったが、悟飯がスポポビッチに襲われた時に助けようと飛び出したビーデルを悟空が止め、動揺するビーデルを諭していた。悟飯が界王神界にいる間、地球上で気を感じられないために悟空をはじめ仲間の全員が悟飯の死を思う中、ビーデルだけは生存を信じており、実際生きていたことに悟空は感心している様子を見せた。また、アニメや劇場版では、ブルマと親しくしている場面もある。

天下一武道会でスポポビッチに重傷を負わされたことをきっかけに悟飯との関係が進展する。悟飯に介抱された際、サタンがいるにもかかわらず、悟飯にスポポビッチを倒してと懇願し、悟飯もそれに応えている。悟飯が仙豆を差し出した時は、サタンと医者が妙な物を食べさせるなと止める中、悟飯への信頼から迷わず口にした。

アニメでは、正体を知る前のグレートサイヤマンや、先に舞空術をマスターした悟天に激しい対抗意識を燃やしたり、舞空術ができない時やスポポビッチとの戦いでは涙を流す場面もある。悟飯に対しても当初はライバル心を抱いていたが、セルを倒したのがサタンではなく悟飯だと知ってからは実力差を認め、サポート面に回っている。

父のミスター・サタンを尊敬しており、当初はサタンがセルを倒したと吹聴していたため、アニメやゲームではサタンの娘であることを誇りに思っている台詞や場面もある。そのため、アニメでは当初、サタンを軽く見ていた悟空やベジータ、クリリンに対して反論している。魔人ブウとサタンの関係をピッコロから聞いた時は素直に喜んでいたが、一方でサタンの調子に乗りやすい性格や女性関係については好ましく思っておらず、「親には苦労する」といった旨の発言をしたこともある。また、悟飯と出会ってからはサタンの実力をやや疑問視するようになり、「一度は負けた方が良い」と言い放った。後にセルを本当に倒したのは誰か知ることとなり、魔人ブウが倒された後も調子に乗って法螺を言い続けるサタンに呆れる場面も増える。また、悟飯から真相を聞いた時と前後して悟飯への恋愛感情を自覚する。

魔人ブウを倒してから数年後に悟飯と結婚し、娘のパンを儲ける。当初グレートサイヤマンの格好をしている悟飯をかっこ悪いと呆れていたが、アニメでは魔人ブウ編後に彼女自身もグレートサイヤマン2号と名乗り、ふたりでノリノリの掛け合いポーズをとっていた。

クリリン曰く「結構かわいい」ルックスに加え、有名なチャンピオンの娘であることから、作中において男性ファンの多い描写がなされていた。だが父親と異なり、メディアへの露出はあまり好まない。また父サタンに「パパより強い男じゃなきゃダメ」ときつく言われており、悟飯の強さを知る前は「そんな(父親よりも強い)男の子なんているわけないのに」と発言していた。しかし悟飯のことを上記の髪型の指摘にあるように意識していたり、「悟飯くんはいい線いってる」と述べたりと、好意的な態度を見せている。アニメでは自分よりも弱いシャプナーから熱烈なアプローチを受けても眼中にない様子を見せていた。

アニメで声を担当した皆口裕子は「ビーデルはサタンが一番好きで、自分が凄く強くて同い年で自分よりも強い人はいないと信じていたけれど、悟飯と出会ってからだんだんと考えが変わっていったと思う」と語っている。また、悟飯を「くん」付けで呼ぶのが、いかにも同級生という感じで面白かったという。作中の男性キャラクターで結婚するとしたら「トランクスに心が傾くけれど、やっぱり悟飯くん」と述べている[4]

名前の由来は作者の鳥山明いわく「サタンの娘ですので、デビル(悪魔)からとったもので、女の子らしくもじった名前」とのこと[5]。『週刊少年ジャンプ』掲載時には「デービル」と誤植されていたこともあった[6]
年表

エイジ757
[2] - 誕生。

エイジ767 5月7日[7] - 第24回天下一武道会に出場し、少年の部で優勝。

エイジ773 - オレンジスターハイスクールに入学。

エイジ774 4月7日[7] - 編入してきた悟飯と出会う。天下一武道会のことを教え、悟飯から気の使い方を教わり、舞空術を体得。

エイジ774 5月7日[7] - 第25回天下一武道会に出場し、一般の部で予選を通過。本戦1回戦でバビディに操られたスポポビッチに敗れる。重傷を負い医務室に運ばれるが、仙豆によって回復する。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:69 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef