ビーイング
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2005年8月4日、アメリカApple Computerによる音楽配信サービスiTunes Music Storeと提携、日本版サービスの開始と同時に配信を開始[12]

2005年、「MAR-メルヘヴン-」がGIZA studioと共にCDをタイアップ。岩田さゆりがメジャーデビュー。

2006年宇浦冴香上木彩矢がメジャーデビュー。

2007年、系列レコード会社NORTHERN MUSICを東京港区に設立し、倉木麻衣滴草由実らを移籍させる。長戸大幸が代表取締役を退任した(但し、歌手の質を保ちたいことを理由にプロデューサー業は続投)。

グループ再編により多くの関連会社を整理。NORTHERN MUSIC、GIZA studioを除く系列のレコード会社はビーイングに吸収。新代表取締役には倉木麻衣の担当マネージャーだった升田敏則が就任した。


2007年には、DAIGOがボーカルを務めるBREAKERZ小泉ニロGulliver Getがメジャーデビュー。

2008年Naifu羽田裕美平田香織PINC INCがメジャーデビュー。

大阪中之島に堂島リバーフォーラムがオープン。


2009年Chicago Poodleさぁさメジャーデビュー。

2010年代


2010年1月、新レーベルpure:infinityを設立。

前年を以て台湾に設立した新光美音が清算された事に伴い、新たに現地のレコード会社豊華唱片(FORWARD MUSIC)と提携し、B'z/ZARD/倉木麻衣など主要歌手の作品のみを発売(2018年末提携終了[13])。


2011年Caos Caos Caosがメジャーデビュー。

2012年には新レーベルD-GOを設立し、grramなついろがメジャーデビュー。また2012年12月12日にメジャーデビューが確約されている大々的なオーディション「トレジャーハント ?ビーイングオーディション2012?」を開催する[14][15]。その後、優勝した新山詩織が12月12日にアーティストデビューした。

2013年7月、グループ約30社と創業者の長戸大幸が、東京大阪国税局などの税務調査で、2007年から2012年までの5年間にわたり、計約20億円の申告漏れを指摘された。ビーイング側は「見解の相違はあったが、国税当局の指摘を受け入れ、修正申告した」とコメントしている[16]

2013年、新山詩織KNOCK OUT MONKEYがメジャーデビュー。

2013年、新レーベルRozetta LabelとCRIMZONを設立。

2014年WAR-ED植田真梨恵がメジャーデビュー。

2014年、新レーベルWhite Cafeを設立。

2015年、女性ダンス&ボーカルグループLa PomPon安良波明里焚吐蓮花アンティック-珈琲店-の5組がメジャーデビュー。

2016年、オーディションで選ばれたNANAが参加するグループLily's Blowがメジャーデビュー。

2017年Cellchromeがメジャーデビュー。他にメンバー全員が音大出身というグループNormCoreがメジャーデビュー。

2018年、大阪拠点のGIZA studioからdpsがメジャーデビュー。

2019年、長戸大幸プロデュースによりGIZA studioから女性ロックグループSARD UNDERGROUNDがメジャーデビュー。同じくGIZAから長戸大幸プロデュースにより新ボーカルを迎えたWANDSが再始動。

2020年代


2020年、男性2人組ユニットall at once、オーディションで選ばれたRAKURAがメジャーデビュー。

2023年4月4日、社名を株式会社ビーイングから株式会社B ZONEに変更した[17][18]

ビーイングの特徴
制作方針

グループ代表の長戸大幸が全面プロデュースを行っていた80年代?90年代のビーイングは、既存のアイディアを奇抜に組み替えて全く別のものを作るという意識であった。特に顕著だったのは、アマチュアバンドと契約してプロデビューさせるのではなく、オーディションで発掘したボーカリストを主体に、完全にプロデューサー主導で結成されたバンドがほとんどな点である。B'zも含めて、顔を合わせるまでお互いの素性も経歴、音楽志向も知らなかったケースもよくあった。

また、ビーイングはクリエイター集団という特徴を最大限生かし、バンドやアーティスト自身の自作にはあまりこだわらずに、グループ所属の人気ミュージシャンやクリエイターの作品をほぼ独占的に採用して分業していた点にある。ただ、こうした制作方針は結成当初にはうまく機能して大ヒットを量産するものの、活動していくにつれてメンバー間の「音楽への方向性の違い」などから脱退・解散してしまうことが少なくなかった。

現在は、一部を除きそのような傾向は薄れており、B'zがK-POPキム・ヒョンジュンに楽曲を提供したり、ビーイング所属クリエイター陣の小澤正澄(元PAMELAH)がSKE48アイシテラブル!」、後藤康二(元ZYYG)が乃木坂46ガールズルール」のシングル曲をそれぞれ作曲・編曲してオリコン週間シングルチャートで1位を記録するなど、K-POPやアイドル作品を含めて外部に幅広く作品を提供している。
タイアップ

レコード会社としてテレビアニメテレビドラマ作品の主題歌タイアップとして提供し、その主題歌のシングルCDの売上貢献に寄与させる戦略を得意としている。これは長期的に主題歌として流れるため、視聴者(主に若年者)層へ楽曲を浸透させることが出来、アーティストのファン層の拡大と関連商品に対する出費を惜しまないアニメファンによる購買が期待できることを狙いとしている。楽曲によってはタイアップするアニメのシナリオや世界観などを参考にしながら歌い手が作詞している。

1990年代には刑事ドラマ『代表取締役刑事』や『ララバイ刑事シリーズ』への楽曲提供、さらに『ちびまる子ちゃん(第1期)』での「おどるポンポコリン」が1990年の代表曲となる程のメガヒットを記録したのを皮切りに、1993年から放映が始まった『スラムダンク』以降のテレビ朝日19時30分及び枠以降の18時枠で番組開始から1999年の終了までOPの一部を除き一貫してビーイング系アーティストがOPとEDを担当、楽曲が作品内容にマッチしていた事もあり高い支持を得た。また、1996年?1997年に放映されていた『ドラゴンボールGT』や、1996年から放映が始まった『名探偵コナン』においてもビーイング系アーティストがほぼ独占的にOPとEDを担当[19]してミリオンセラーが出ている。

『名探偵コナン』以降、小学館に連載される少年漫画を原作にアニメ化した作品との繋がりが強くなり、『メタルファイト ベイブレード』『格闘美神 武龍』『PROJECT ARMS』『モンキーターン』『メルヘヴン』『結界師』『ゴルゴ13』『天使な小生意気』などに放送開始時からOP・ED・劇伴楽曲を提供している(これら作品の版権管理は小学館集英社プロダクションが行っている)。これらの他にも多くのアニメ主題歌やサウンドトラックの制作を担当している。

またゲーム関連では、『テイルズ オブ シリーズ』(ロールプレイングゲーム)のテーマ曲を提供していた時期もある(現在は主にエイベックス)。

アニメ以外でもビーイング系アーティストのリリースする曲の大半はCM音楽番組バラエティ番組深夜番組NHKオリンピック歴代テーマソング[注釈 5]などとタイアップが付き、メディア出演をせずとも多くの人がテレビやラジオを通じて耳にするようになっている。テレビドラマ主題歌へのタイアップは2000年代には少なくなっている。
ラジオ局でのパワープレイ

1999年の倉木麻衣の「Love, Day After Tomorrow」が全国のラジオ局でパワープレイ(ヘビーローテーション)されてミリオンセールスを記録した事をきっかけに、アーティストデビュー時に全国のラジオ局と組んでパワープレイを獲得してプロモーション展開を図っている。


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