ビル・マーレイ
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男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
2003年『ロスト・イン・トランスレーション』
その他の賞

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ビル・マーレイ(Bill Murray, 1950年9月21日 - )は、アメリカ合衆国出身のコメディアン俳優、映画監督、脚本家。
経歴
生い立ち

イリノイ州シカゴにて、アイルランド系の家庭に、9人兄弟の5番目として生まれる。彼を含めて4人が俳優になった。父親は木材のセールスマンで、母親は郵便室係だった[1]。17歳の時に父親が亡くなり[2][3]、高校時代はキャディのアルバイトに勤しみ[4]、教育資金を受けながらカトリック系の高校へ進学。医学を学ぶためにコロラド州デンバーのレジス大学(英語版)に入学したが、後に退学した[5]。1971年頃、シカゴの空港にてマリファナ所持にて逮捕された[4][5]
キャリア

兄のブライアン・ドイル=マーレイに勧められて即興劇団セカンド・シティに参加、そこでジョン・キャンディらと出会った。その後、ジョン・ベルーシからの誘いで生活の拠点をニューヨークへ移し、1977年から1980年まで、NBCの人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し人気を得る。日本では『ゴーストバスターズ』のピーター・ヴェンクマン博士役で知名度も上がる。その後もコンスタントに俳優として映画に出演しているが、エージェントやマネージャーを持っておらず、コンタクトが難しいとして映画の製作陣からはオファーが出しづらい俳優として認識されている[6]

これまで様々な役柄で打診されたことがあり、例に挙げるとピクサー製作の『モンスターズ・インク』でジョン・グッドマンが声を担当したサリーや、『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤー役。ティム・バートン監督の『バットマン』のブルース・ウェイン役や『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ役[7]。『キンダガートン・コップ』のキンブル刑事役や『ロジャー・ラビット』でボブ・ホスキンス演じた私立探偵のエディー役に、『スター・ウォーズ』のハン・ソロ役、ジョン・バダム監督の『ブルーサンダー』のリチャード・ライマングッド役や『ショート・サーキット』のニュートン・クロスビー役や『ハード・ウェイ』のジョン・モス役などがある。近年ではティム・バートンジム・ジャームッシュソフィア・コッポラウェス・アンダーソンなど、個性的な監督の作品に出て高い評価を得ている。また、アート・リンソン監督『バッファローの棲むところ』で、アメリカを代表するジャーナリスト、ハンター・トンプソンを演じたこともある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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