また、伝説の名レスラーとして知られ、ライレー・ジム出身のビル・ロビンソンは1999年より2008年まで日本に居住し、宮戸優光と共に東京都にあるU.W.F.スネークピットジャパン(現:C.A.C.C.スネークピットジャパン)で指導している他に、2007年には松並修が京都府にライレー・ジム京都を設立し指導に当たっている。宮戸や松並とは別に、鶴見五郎も1973年に欧州へ武者修行に赴いた際、短期間ではあるがライレー・ジムに入門しランカシャー・レスリングを学び、生前その技術を自身が経営していたトレーニングジムにて希望者へ指導している。
主な出身者・関係者
ビリー・ジョイス(一番弟子、師範代)
カール・ゴッチ
ビル・ロビンソン
バート・アズラティ
ブルーノ・アーリントン(ジム出身者では異色のラフファイター。1969年に国際プロレスに来日)
ロイ・ウッド(後年の指導者)
ピーター・ソーンリー(初代ケンドー・ナガサキ)[5]
レス・ソントン(元NWA世界ジュニアヘビー級王者)
スティーブ・ライト(初代タイガーマスクの好敵手)
ダイナマイト・キッド(出身者ではないが、トレーニングを受けている)[6]
ウィリアム・リーガル(末期の卒業生。近年はWWEで後進を指導)
※ピート・ロバーツもジム出身者であるとされていたが、近年のインタビューで本人は否定している[7]。 ビリー・ライレー・ジムはランカシャー・スタイルのレスリングを基本にしているため、出身レスラーはスープレックス等の投げ技を得意とする。またシュート(真剣勝負)に対してもプライドを持っているため、これに応じる。カール・ゴッチやビル・ロビンソンなどは、通常のプロレスがシュートに発展してしまい殺伐とした闘いになることが度々あった。 ファイトスタイルは立ち技・寝技両方得意で、蛇のようにしつこく絡みつく。
出身レスラーの特徴
脚注^ a b ⇒Aspull Olympic Wrestling Club Archived
^ 宮戸優光『U.W.F最強の真実』エンターブレイン、2003年、197ページ
^ ⇒BFI.org
^ ⇒Do It Again
^ 『Gスピリッツ Vol.29』P86-87(2013年、辰巳出版、ISBN 4777812359)
^ 『Gスピリッツ Vol.28』P51(2013年、辰巳出版、ISBN 4777811743)
^ 『Gスピリッツ Vol.49』P75(2018年、辰巳出版、ISBN 4777821730)
外部リンク
⇒C.A.C.C.スネークピットジャパン公式サイト