ビヨンセ
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ビヨンセは音楽業を中心にコマーシャルや洋服のデザイナー業の収入があったという[52]。2010年12月には「エンターテインメント業界で最も稼いだ人物」のランキングで、8,700万ドル(日本円で約71億3,400万円)を稼いで9位となった[53]

2011年4月、雑誌『ピープル』によると、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻がフランス・パリ中心部にある5つ星ホテルの「Le Meurice」の一泊2万ドル(日本円で約170万円)のスイートルームに音楽機材を持ち込んで新アルバムのレコーディングをしたという。プライベートジェットでパリに到着したビヨンセとジェイ・Zはホテル内のスイートルームを宿泊用とビヨンセの新曲のレコーディング用に2部屋を借りて1部屋を即席のスタジオに変えたという。スイートルームにはプライベートキッチン、ダイニングルーム、そして広大なオープンテラスまで付いているという[54]

2011年6月、雑誌『フォーブス』が「最も稼いでいる30歳未満のセレブ」を発表し、昨年からの1年間で3,500万ドル(日本円で約28億円)を稼ぎ、8位にランクインした[55]

2011年8月には、「世界で最もリッチなセレブのカップル」のランキングで、2010年のビヨンセの年収が3,400万ドル(日本円で約25億8,400万円)でJay-Zの年収が3,600万ドル(日本円で約27億3,600万円)となり、2位になった[56]
慈善活動[ソースを編集]

2005年のハリケーン・カトリーナによるヒューストン地域の被害者救済のために、ビヨンセはケリー・ローランドと共に「サバイバー財団」を設立し、先ず25万ドルの寄付と仮設住宅を提供した[57]。それ以後、財団は市内の他の慈善団体と連携拡張し[58]、3年後には、ハリケーン・アイクの被害者救済をした[59]

2010年のハイチ地震においては、ジョージ・クルーニーワイクリフ・ジョンと一緒に、テレソン「ハイチへの希望:地震被害救済のためのグローバル基金」(Hope for Haiti Now: A Global Benefit for Earthquake Relief) に参加し、「アメリカ・ファッションデザイナー協議会」(CFDA) が限定版で製作した「ハイチのためのファッション」Tシャツの公式の顔に選ばれて、合計100万ドルの捻出に貢献した[60][61]。また、同年3月5日には、母親・ティナと共にブルックリンのフェニックスハウス(Phoenix House)で、男性と女性のための7か月の美容トレーニングコースを提供する「ビヨンセ美容センター」を開いた。ロレアルは、そこで中心的に使用されるすべての化粧品を寄贈し、ビヨンセとティナは、年間10万ドルの寄付を約束した[62]

ビヨンセは、2012年の「世界人道の日」(World Humanitarian Day) のキャンペーン大使となり、楽曲「アイ・ワズ・ヒア」(I Was Here) と、そのミュージック・ビデオ、国連で撮影したショットを提供した[63][64]。8月19日には、そのビヨンセのキャンペーンがきっかけでソーシャルメディアが動き、レディー・ガガジャスティン・ビーバーミシェル・オバマら有名人の協力が得られるようになり、同時期に行われた関連イベントに1億以上のメッセージがシェアされた[65][63]

2013年、ビヨンセは女性のエンパワーメントを広めることを目的として、グッチの「Chime for Change」キャンペーンに、サルマ・ハエックとフリーダ・ジャンニーニと共に協力すると発表し、2月28日に新曲をキャンペーン・ソングとして放映した[66]。そのキャンペーン・コンサートは、6月1日にロンドンで行われ、その他エリー・ゴールディング、フィレンツェ、マシン、リタ・オラなども演奏した[67][68]

またビヨンセは、食品の寄付キャンペーン「Miss a Meal」に参加し[69]Charitybuzzでのオンライン・チャリティーオークションを通じて、欧州と米国全体の雇用創出をサポートする「グッドウィル・インダストリーズ」を支援している[70]
ディスコグラフィ[ソースを編集]詳細は「ビヨンセの作品」を参照
スタジオ・アルバム[ソースを編集]

デンジャラスリィ・イン・ラヴ』 - Dangerously in Love (2003年)

ビー・デイ』 - B'Day (2006年)

アイ・アム…サーシャ・フィアース』 - I Am... Sasha Fierce (2008年)

『4』 - 4 (2011年)

ビヨンセ』 - Beyonce (2013年)

レモネード』 - Lemonade (2016年)

How to Make Lemonade(2017年) ※アナログ盤(LPレコード)のボックスセット(600ページの写真集付き)


『ルネッサンス』 - Renaissance (2022年)

『カウボーイ・カーター』 - Cowboy Carter (2024年)

フィルモグラフィー[ソースを編集]

オースティン・パワーズ ゴールドメンバー - Austin Powers in Goldmember (2002年)

ファイティング・テンプテーションズ - The Fighting Temptations (2003年)

ピンクパンサー - The Pink Panther (2006年)

ドリームガールズ - Dream Girls (2006年)

キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語 - Cadillac Records(2008年)

Wow! Wow! Wubbzy!: Wubb Idol - Wow! Wow! Wubbzy!: Wubb Idol(2009年)

オブセッション 歪んだ愛の果て - Obsessed (2009年)

エピック - Epic(2013年)

ライフ・イズ・バット・ア・ドリーム - Life Is But a Dream(2013年) ※テレビ用に製作された自伝記録映画

ライオン・キング - The Lion King(2019年) 声の出演

ライオン・キング:ムファサ - Mufasa: The Lion King(2024年) 声の出演

コンサート[ソースを編集]
ソロツアー[ソースを編集]「I Am... World Tour」でワイヤーリフトに乗っているビヨンセ(2009年)
デンジャラスリィ・イン・ラブ・ツアー - Dangerously in Love Tour(2003年11月3日 ? 19日)初のソロツアー。イギリスアイルランドオランダの3か国で開催。計9公演。11月10日のロンドンウェンブリー・アリーナでのライブがDVD『Live at Wembley』に収録。

ヴァリゾン・レディース・ファースト・ツアー - The Verizon Ladies First Tour(2004年3月12日 ? 4月21日)アメリカで開催。アリシア・キーズミッシー・エリオットタミアも参加。計30公演。

ザ・ビヨンセ・エクスペリエンス - The Beyonce Experience(2007年4月10日 ? 11月12日)自身初のワールド・ツアー。アジアオーストラリアヨーロッパ北アメリカアフリカなどを凱旋。計96公演。9月2日のロサンゼルスステイプルズ・センターでのライブがDVD『The Beyonce Experience Live』に収録。

アイ・アム…ワールド・ツアー - I Am... World Tour(2009年3月26日 ? 2010年2月18日)2度目のワールド・ツアー。北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、中東南アメリカなどを凱旋。計108公演。世界各所のライブをまとめたものがDVD『I Am World Tour』に収録。

ザ・ミセス・カーター・ショウ・ワールド・ツアー - The Mrs. Carter Show World Tour(2013年4月15日 ? 2014年3月27日)3度目のワールド・ツアー。ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、オーストラリアなどを凱旋。


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