2009年4月、雑誌『パレード』が「セレブの年収」を発表し、8,000万ドル(日本円で約80億円)を稼いだことがわかった。夫のジェイ・Zの収入も8,200万ドル(日本円で約82億円)あり、夫妻の世帯年収は160億円を超えていることになった[51]。
2010年7月、経済誌『フォーブス誌』が2009年6月1日から2010年6月1日までの1年間で「最も稼いだ30歳未満のセレブリティ12人」を発表し、ビヨンセは8700万ドル(日本円で約78億3,000万円)を稼いで2年連続1位にランクインした。ビヨンセは音楽業を中心にコマーシャルや洋服のデザイナー業の収入があったという[52]。2010年12月には「エンターテインメント業界で最も稼いだ人物」のランキングで、8,700万ドル(日本円で約71億3,400万円)を稼いで9位となった[53]。
2011年4月、雑誌『ピープル』によると、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻がフランス・パリ中心部にある5つ星ホテルの「Le Meurice」の一泊2万ドル(日本円で約170万円)のスイートルームに音楽機材を持ち込んで新アルバムのレコーディングをしたという。プライベートジェットでパリに到着したビヨンセとジェイ・Zはホテル内のスイートルームを宿泊用とビヨンセの新曲のレコーディング用に2部屋を借りて1部屋を即席のスタジオに変えたという。スイートルームにはプライベートキッチン、ダイニングルーム、そして広大なオープンテラスまで付いているという[54]。
2011年6月、雑誌『フォーブス』が「最も稼いでいる30歳未満のセレブ」を発表し、昨年からの1年間で3,500万ドル(日本円で約28億円)を稼ぎ、8位にランクインした[55]。
2011年8月には、「世界で最もリッチなセレブのカップル」のランキングで、2010年のビヨンセの年収が3,400万ドル(日本円で約25億8,400万円)でJay-Zの年収が3,600万ドル(日本円で約27億3,600万円)となり、2位になった[56]。
慈善活動[ソースを編集]
2005年のハリケーン・カトリーナによるヒューストン地域の被害者救済のために、ビヨンセはケリー・ローランドと共に「サバイバー財団」を設立し、先ず25万ドルの寄付と仮設住宅を提供した[57]。それ以後、財団は市内の他の慈善団体と連携拡張し[58]、3年後には、ハリケーン・アイクの被害者救済をした[59]。
2010年のハイチ地震においては、ジョージ・クルーニーやワイクリフ・ジョンと一緒に、テレソン「ハイチへの希望:地震被害救済のためのグローバル基金」(Hope for Haiti Now: A Global Benefit for Earthquake Relief) に参加し、「アメリカ・ファッションデザイナー協議会」(CFDA) が限定版で製作した「ハイチのためのファッション」Tシャツの公式の顔に選ばれて、合計100万ドルの捻出に貢献した[60][61]。また、同年3月5日には、母親・ティナと共にブルックリンのフェニックスハウス(Phoenix House)で、男性と女性のための7か月の美容トレーニングコースを提供する「ビヨンセ美容センター」を開いた。ロレアルは、そこで中心的に使用されるすべての化粧品を寄贈し、ビヨンセとティナは、年間10万ドルの寄付を約束した[62]。
ビヨンセは、2012年の「世界人道の日」(World Humanitarian Day) のキャンペーン大使となり、楽曲「アイ・ワズ・ヒア」(I Was Here) と、そのミュージック・ビデオ、国連で撮影したショットを提供した[63][64]。8月19日には、そのビヨンセのキャンペーンがきっかけでソーシャルメディアが動き、レディー・ガガ、ジャスティン・ビーバー、ミシェル・オバマら有名人の協力が得られるようになり、同時期に行われた関連イベントに1億以上のメッセージがシェアされた[65][63]。
2013年、ビヨンセは女性のエンパワーメントを広めることを目的として、グッチの「Chime for Change」キャンペーンに、サルマ・ハエックとフリーダ・ジャンニーニと共に協力すると発表し、2月28日に新曲をキャンペーン・ソングとして放映した[66]。そのキャンペーン・コンサートは、6月1日にロンドンで行われ、その他エリー・ゴールディング、フィレンツェ、マシン、リタ・オラなども演奏した[67][68]。
またビヨンセは、食品の寄付キャンペーン「Miss a Meal」に参加し[69]、Charitybuzzでのオンライン・チャリティーオークションを通じて、欧州と米国全体の雇用創出をサポートする「グッドウィル・インダストリーズ」を支援している[70]。
ディスコグラフィ[ソースを編集]詳細は「ビヨンセの作品」を参照
スタジオ・アルバム[ソースを編集]
『デンジャラスリィ・イン・ラヴ』 - Dangerously in Love (2003年)
『ビー・デイ』 - B'Day (2006年)
『アイ・アム…サーシャ・フィアース』 - I Am... Sasha Fierce (2008年)
『4』 - 4 (2011年)
『ビヨンセ』 - Beyonce (2013年)
『レモネード』 - Lemonade (2016年)
How to Make Lemonade(2017年) ※アナログ盤(LPレコード)のボックスセット(600ページの写真集付き)
『ルネッサンス』 - Renaissance (2022年)
『カウボーイ・カーター』 - Cowboy Carter (2024年)
フィルモグラフィー[ソースを編集]
オースティン・パワーズ ゴールドメンバー - Austin Powers in Goldmember (2002年)
ファイティング・テンプテーションズ - The Fighting Temptations (2003年)
ピンクパンサー - The Pink Panther (2006年)
ドリームガールズ - Dream Girls (2006年)
キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語 - Cadillac Records(2008年)
Wow! Wow! Wubbzy!: Wubb Idol - Wow! Wow! Wubbzy!: Wubb Idol(2009年)
オブセッション 歪んだ愛の果て - Obsessed (2009年)
エピック - Epic(2013年)
ライフ・イズ・バット・ア・ドリーム - Life Is But a Dream(2013年) ※テレビ用に製作された自伝記録映画