「Satoshi」はこの項目へ転送されています。人名・固有名詞については「サトシ」をご覧ください。
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ビットコイン
台帳取引の正当性はピアツーピア(P2P)ネットワークによって担保される[1]。
ウェブサイトbitcoin.org/ja
ビットコイン(英: Bitcoin)は、中央銀行や単一の管理者を持たない分散型のデジタル通貨である。仲介者を必要とせずにPeer to Peerでビットコインネットワーク上でユーザーからユーザーへとビットコインを送信することで取引ができる[9][10][11][12]。取引はネットワークノード[13] によって検証され、ビットコインのすべての取引履歴がブロックチェーン (blockchain) と呼ばれる台帳に分散的に記録される[9][14]。
2008年にサトシ・ナカモトと名乗る人物またはグループによってビットコインが発明され[15]、その実装がオープンソースソフトウェアとして公開され、2009年に使用が開始された。 ビットコインの通貨単位は、「bitcoin(ビットコイン)」である。2014年現在、ビットコインを表わす記号にはBTC、XBT、?がある[16]。 補助単位としては、「mBTC(ミリ・ビットコイン)」「μBTC(マイクロ・ビットコイン)」「bits (ビット)」「satoshi(またはSatoshi。読みはサトシ)」などが存在する。satoshiはビットコインの作者であるサトシ・ナカモトを記念してつけられたビットコインの最小単位で、1億分の1ビットコインにあたる[17][18]。Bitsは100万分の1ビットコインでμBTCと等しく、ビットと呼ばれる(英語表記ではbitsと複数形となる)[19]。 また、頭文字の大小による意味の違いがあり、大文字表記 (Bitcoin) はプロトコルと取引ネットワークを、小文字 (bitcoin) は通貨自体を指す[20]。 2014年10月7日、ビットコイン財団は、ビットコイン用のISO 4217通貨コードを申し込む計画を明らかにし[21]、BTCまたはXBTが主候補であるとした[22]。 2015年に、ビットコインの記号「?」をUnicode(U+20BF)に追加することが承認された[23][24]。
技術と仕組み
通貨単位
ウォレット「暗号通貨ウォレット」も参照