1934年冬のパリ、同棲中の男リチャードと言い合いをしたゲイの初老エンターティナー、トディ(ロバート・プレストン)は、浮かぬ気分でモンマルトルのアパートを出た。勤め先のナイト・クラブ「シェ・ルイ」に行くと、一人の女が経営者ラビス(ピーター・アーン)の前でオーディションを受けていた。彼女の名前はヴィクトリア(ジュリー・アンドリュース)。ワイングラスが割れるほどのすごいソプラノの持ち主。だが、そんな正統派の声など店には必要なかった。
その後、「シェ・ルイ」では、歌っていたトディが、店にやってきたリチャードらと一悶着を起こし、大乱闘。警察が駆けつけて店は一週間の営業停止となり、トディは即刻クビになってしまった。
その足で近くのレストランに入ったトディは、先のヴィクトリアがゴキブリを使った無銭飲食を企てていることを打ち明けられる。共謀することにした二人は、一旦は失敗しかけたものの、ゴキブリが隣のレディの足にはりついたことから、店は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。ドサクサに紛れて雨中に飛び出した二人は、トディのアパートに一目散。
安物の服がすっかり縮んでしまったヴィクトリアは、一晩泊っていく羽目に。翌朝、リチャードの服を借りて出ようとしたところへ、当の本人がやってきたから大変。ヴィクトリアが一発お見舞いして追い返した。その勇ましいヴィクトリアの姿を見て、トディはふと妙案を思いついた。
それはヴィクトリアを亡命ポーランドの伯爵ヴィクター・グラジンスキとし、ヨーロッパの女装シンガーとして売り出そうというのだ。つまり、もともと女のヴィクトリアを、「女に扮した男」に仕立てようというわけだったが・・・。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
が望まれています。※括弧内は日本語吹替(初回放送1989年4月26日 TBS 深夜1時35分?3時55分 ソフト未収録)
ビクトリア/ビクター:ジュリー・アンドリュース(武藤礼子)
キング:ジェームズ・ガーナー(羽佐間道夫)
トディー:ロバート・プレストン(森山周一郎)
ノーマ・キャシディ:レスリー・アン・ウォーレン(山口奈々)
スカッシュ:アレックス・カラス
アカデミー編曲・歌曲賞を受賞し、アカデミー賞のうち助演男優賞(ロバート・プレストン)、主演女優賞(ジュリー・アンドリュース)、助演女優賞(レスリー・アン・ウォーレン)、美術賞(ロジャー・マウス、ティム・ハッチンソン、ウィリアム・クレイグ・スミス、ハリー・コードウェル)、衣装賞、脚色賞にノミネートされた[3]。
参考文献^ “Victor/Victoria
表
話
編
歴
ブレイク・エドワーズ監督作品
ピンク・パンサー
ピンクの豹 (1963)
暗闇でドッキリ (1964)
ピンク・パンサー2 (1975)
ピンク・パンサー3 (1976)
ピンク・パンサー4 (1978)
ピンク・パンサーX (1982)
ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ (1983)
ピンク・パンサーの息子 (1993)
1950年代
Bring Your Smile Along (1955)
He Laughed Last (1956)
野望に燃える男 (1956)
年頃ですモノ! (1958)
休暇はパリで (1958)
ペティコート作戦 (1959)
1960年代
High Time (1960)
ティファニーで朝食を (1961)
追跡 (1962)
酒とバラの日々 (1962)
グレートレース (1965)
地上最大の脱出作戦 (1966)
銃口 (1967)
パーティ (1968)
1970年代
暁の出撃 (1970)
夕陽の挽歌 (1971)
殺しのカルテ (1972)
夕映え (1974)
テン (1979)
1980年代
S.O.B. (1981)
ビクター/ビクトリア (1982)
グッバイ、デイビッド (1983)
結婚ダブルス/ミッキー&モード (1984)
ブレイク・エドワーズのファイン・メス!! (1985)
That's Life! (1986)
ブラインド・デート (1987)
キャデラック・カウボーイ (1988)
スキン・ディープ (1989)
1990年代
スウィッチ/素敵な彼女? (1991)
製作
膝射ちサム (1948)
雨の中の兵隊 (1963)